ギミック処理がカギを握るコマンドバトルRPG
本作は、総勢350体以上のキャラクターたちを操りながら、他のプレイヤーと協力したり、ときには競い合いながらクエストやレイドが楽しめるコマンドバトルRPGである。
大きな特徴としては、各クエストに存在するさまざまなギミック。例えば、こちらが使っているキャラクターのステータスをコピーしてくるエネミーが存在したり、攻撃すると毒効果を受けてしまうなどの仕掛けが存在し、それらをどのように処理していくかが重要なポイントになってくるのだ。
ド派手な大技バーストアタックで敵を一掃
クエストの道中では、プレイヤーとエネミーが交互に攻撃を行うターン制コマンドバトルによって戦闘が続いていく。画面下部に表示されているキャラクターアイコンが攻撃コマンドとなっており、すぐ横にある白いバーの数だけタップ可能。また、左右のどちらかにスライドさせることで防御コマンドに切り替わり、そのキャラクターは次の自分のターンまで防御態勢になるといった仕組みだ。
また、攻撃したりコンボがつながることにより「バーストゲージ」が蓄積されていき、100%になると各キャラクターの全体攻撃「バーストアタック」が発動できる。エネミーに与えるダメージは頭割りで分散されるため、ボスのような強敵を相手する場合などに使うことでかなりのダメージを狙っていけるはずだ。
ただ殴れば倒せるわけではない! シールドの仕組みについて
ターン内にエネミー数をどれだけ減らせるかも戦闘をスムーズに進めるためには大切だが、戦闘で気にするべきことはシールドとブレイクについてだ。敵味方を含めたすべてのキャラクターには、バトル開始時にシールドが展開されており、こちらから攻撃してもダメージが半減されてしまう。さらには、コンボ数もカウントされないため、バーストゲージもたまりにくい。では、どのようにすれば正確なダメージが与えられるかというと、そのシールドをブレイクすることだ。
シールドにはキャラクターごとにその耐久値が決まっており、クリティカル攻撃を与えることで耐久値を減らすことが可能。耐久値が0になると対象はブレイク状態となり、より多くのダメージを与えることができるわけだ。そのほか、魔法攻撃の場合だと30%の確率でブレイクを狙えるため、挑戦するクエストによっては、魔法攻撃が得意なキャラクターで編成した方がいい場合も。いかにシールドを破り、大きなダメージを与えていくかは、かなり戦略性のあるゲームだと感じられた。
ギミック
上記のシステムを理解した上で、肝になってくるのが各エリア内のギミックである。道中よりも最後のボス戦などでは必ず何かしらのギミック効果が発生している。うまく処理しないと不利になったりするものがあるが、こちらが有利になる効果なども確認できた。
ギミックがどんな効果なのかは残念ながら調べる術がないみたいだが、逆にパズル感覚で楽しめる要素もあると考えれば、ゲーマーの研究心にも火が付くはず。苦労して1つ1つ理解していき、すべてのギミックを処理できた達成感はたまらないだろう。
クリスマスイベントや年末年始限定クエストなども続々登場
ワーギミでは、クリスマスイベントや年末年始限定クエストなど、さまざまなコンテンツが控えているらしく、毎週途切れることなく開催される模様。序盤のクエストだとつまづく要素もないため、このレビューを読んで気になった方は、これからのイベントに備えてAPを増やしておこう。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- OSのバージョン:iOS 8.3
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:01.01.01
- 課金総額:0円
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