『このファン』のCBT版レポート!キャラのダメっぷりを再現したバトルは必見!?【ゲームプレビュー】

今冬リリース予定のサムザップ最新作『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』のクローズドβテストの様子を紹介。オリジナルのストーリーで描かれるもうひとつの『このすば』をカズマやアクアたちといっしょに体験しよう!

ぶっ飛んだ異世界コメディをスマホでも楽しもう!

『この素晴らしい世界に祝福を!』(以下、このすば)は、王道ファンタジーとは真逆の路線を行く、コメディ感の強い異世界転生(転移)モノとして、アニメ化もされた人気作。

「魔法を一回しか使えない魔法使い」や「ドMな変態騎士」など、ぶっ飛んだキャラ設定ということも、この作品の魅力になっている。

そんな『このすば』が、アニメに続いてスマホゲーム化! 『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』(以下、このファン)として登場だ。

リリースに先駆けてクローズドβテストが開催!

実施期間:2019年11月28日(木)15:00~12月2日(月)15:59

今冬に予定されている正式リリースに先駆け、11月28日(木)より『このファン』のクローズドβテスト(以下、CBT)が開催。

前回のメディア先行版のプレイレポートでは、全体的なゲームの流れやバトルシステムなどについて触れたので、この記事では、バトル中のキャラ固有の特性や、アリーナなどを少し掘り下げて紹介していこう。

※現在はCBTが終了しています。

事前登録受付中!特典で星4確定チケットをもらおう

『このファン』公式サイトにて、事前登録を受付中だ。

50万人を突破すると、ガチャ10回分のクオーツに加えて「星4確定ガチャチケット」がもらえるようになる。

みんなで協力して特典を豪華にしよう!

バイト生活に終止符!?新キャラが続々登場するオリジナルストーリー

ゲーム版のメインキャラは、原作と同じく、一般人の状態で剣と魔法のファンタジー世界に飛ばされてしまったカズマこと佐藤和真(さとうかずま)と、その仲間たち。

本作では、プレイヤーはカズマたちの冒険を見守りながら、原作とは少し異なる流れになった、ゲームオリジナルのこのすばワールドを進んでいく。

魔王を倒さずに平和なバイト生活を続けるカズマと女神アクア。しかし、そんな平穏を脅かす事件が起こってしまったようだ

ストーリーの序盤では、ゲームオリジナルキャラ3人が登場。いきなりアクセル全開の発言で、原作キャラに負けず劣らずキャラが濃い

CBT開催時点で公開されているゲームオリジナルキャラは、以下の6人。

踊り子ユニット「アクセルハーツ」メンバー

リアをリーダーとする、3人の踊り子ユニット「アクセルハーツ」のメンバー

メリッサ・ミーア・エイミー

トレジャーハンターのメリッサと、ケモミミが特徴の獣人ミーアとエイミー

『このファン』公式サイトにて、詳細なプロフィールが掲載されているので、気になる人はチェックしておこう。

これだけいれば、カズマ待望の優秀な仲間が見つかるかも!? 今後のストーリー展開にも注目しよう

また、アニメの名シーンなどもしっかり押さえながら展開するため、『このすば』をまったく知らない人でも、作品の魅力に触れながら進めていける。

どんな作品か気になっていた人は、まず本作で『このすば』のノリを体験してみるのもおすすめだ。

チュートリアル10連ガチャで星4を狙ってスタート!

本作では、チュートリアル中に最高レア星4のキャラも出現する無料10連ガチャを引くことができる。

ということで早速、星4キャラを狙ってゲームスタート!

女神アクア様……どうか星4をお願いします!(ポチッ)

残念ながら、星3が1人に残りが星2という結果に……

ちなみに、「ミツルギ」や「ダスト」など、原作ではあまり活躍していない脇役たちも、本作では星4キャラとして登場する。

ややネタ扱いされていたキャラが、『このファン』では最強キャラの一角になれるかもしれない。

スピード感あふれるリアルタイムバトルに序盤から大苦戦!

本作のバトルシステムは、攻撃やスキルを選ぶコマンド式に加えて、スマホゲームではやや珍しい「リアルタイムバトル」を採用。

どのキャラも基本の攻撃に加えて、再使用にチャージタイムが必要なスキル2つと、ゲージがMAXになると使える「必殺スキル」がある

HPバーの右にある丸いゲージが満タンになると行動可能になる

攻撃を選択しているときも敵のゲージが進むため、操作が遅れると一方的にダメージを受ける展開になる。

シンプルなバトルシステムが多いスマホRPGの中では、プレイヤーの操作テクニックが重要になる場面が多いのが特徴だ。

複数人が行動可能なときは、右下の矢印アイコンをタップすると、他のキャラに操作を交代できる

戦闘はオート操作&2段階の倍速モードも可能。オートのほうがムダなく動けている気がする……

また、本作では各キャラの必殺スキルの演出がかなり凝っている。

『このすば』の主人公カズマの必殺スキル「ドレインタッチ」。使用すると、まずアニメーションが流れる

ミニキャラもアニメーションと同じポーズをとって、相手からエネルギーを吸収!

よくあるセミオートのゲームに比べて、手元の操作が難しいぶんやりごたえもある。

スピード感あふれるリアルタイムバトルは、オートバトルが基本のゲームでは味わえない面白さを感じるはずだ。

原作の設定を完全再現したキャラの隠し要素が面白い

本作では、『このすば』のキャラたちの独特なキャラ設定をそのままゲームにも反映させている。

具体的には、以下のとおり。

  • アクア:ジャイアントトードに対して必殺スキルの威力が激減
  • ダクネス:攻撃の命中率が極端に低い
  • めぐみん:エクスプロージョン使用後に戦闘不能になる
  • ウィズ:回復スキルを受けても回復しない

アクアはカエルが大の苦手

女神アクアの場合、原作でカエルに食べられまくりということもあり、巨大ガエル「ジャイアントトード」に対して、必殺スキル「ゴッドブロー」の威力が減ってしまう。

おりゃ~っ! と放った神様の拳も、カエル様の前では無力になる

めぐみんは最強の魔法使い?

めぐみんの場合は、必殺スキル「エクスプロージョン」を使うと、魔力がなくなって動けなくなり、そのまま戦闘不能になってしまう。

魔法の威力は最強クラスなのに、微妙に役に立たない魔法使いは本作でも健在だ

基本的にはデメリットしかなく、どのキャラもかなりクセが強いものの、『このすば』ファンなら納得の面白い要素になっている。

ダクネスは何をしてもMissばかり。タンクとしては優秀なキャラだが……使いこなすのが難しそうだ

最強のプレイヤーを目指してバトルアリーナに挑戦!

ゲームを進めると解放される「バトルアリーナ」は、ボスモンスターと戦って、与えたダメージなどでスコアを競うランキング形式のコンテンツ。

難易度は初級~上級の3段階。推奨戦力は、初級でも到達時はまったく歯が立たないレベルで高い

試しに挑戦してみたところ、最初に出てくるザコ敵にあっさりと倒されてしまった。

バトルは、ザコ戦×2のあとに、難易度ごとに異なるボスが登場する

敵の攻撃は強烈なので、あまり育成していないキャラだとすぐに負けてしまう

アリーナのスコアは、バトル中に与えたダメージが基準になるため、ランキング上位を目指すには戦力を上げるのが必須。

キャラを強化できる要素はたくさんあるので、まずはそれらを進めてから出直そう。

まずは基本のレベル上げから!

キャラのレベルは、主にゲーム内で獲得できる「パワーポーション」を使って上げていく。

また、スマホゲームではおなじみの限界突破や、スキルのレベル上げなどもある。

レベル上げや限界突破に必要な素材は、ストーリーとは別に用意されたフリークエストで集めていく

ガチャで重複したキャラは、スキルレベルを上げるのに使用できる

キャラとの交流でも強くなれる!

キャラ交流では、仲間になったキャラと交流を深めることで、各種ステータスを底上げできる。

カズマたちだけでなく、ゲームオリジナルキャラとも交流できる

キャラを選択すると、交流画面に移動。ここで「ご褒美」をあげると、絆Pが少し上がる

また、交流Pはバトルでそのキャラを使うことでも少しずつ上がっていく。

お気に入りのキャラを使えば使うほど、強くなっていくシステムだ。

初期装備っぽい武器も意外と強い……!

鍛冶では、キャラに装備させる武器や装飾品を作ることができる。

制作に必要な素材アイテムは、メインクエストのドロップやアリーナの交換所などで入手可能だ。

制作のほか、装備の性能を上げる強化もある

メインクエストを周回して、武器の素材を集めよう

簡単に作れる武器でも性能はそれなりにいいので、とりあえずパーティのメインメンバーの分は作っておくのがいいだろう。

エリス(お金)はバイトでコツコツ稼ごう

キャラの強化や装備の制作など、ゲーム内のさまざまな場所で消費するエリスは、バイトをしながら稼いでいく。

バイトにキャラを派遣すると、一定時間ごとにエリスを獲得してくれるので、カズマやアクアたちに頑張って働いてきてもらおう。

バイトは全部で3種類。エリスのほか、各種アイテムも報酬として獲得できる

20,000エリスと大量のアイテムをゲット。おいしすぎる!

キャラゲーとしては満点!ノリについていけるなら作品を知らなくてもOK

今回のCBTでは、一部のストーリーやショップ、イベントなどの機能は制限されていたものの、メインコンテンツはほぼ出来上がっている印象だった。

やや周回寄りのゲームになっている部分は、スキップチケットで時間を短縮できる。チケットもバイトで大量にもらえるなど、サクサク進められる配慮がされているのも嬉しいポイントだ。

また、バトルシステムやLive2Dのキャラグラフィックなどは、予想以上に高いレベルで作り込まれている。

『このすば』の特殊なノリはやや好みが分かれるところだが、新しくプレイするタイトルを探している人は、ぜひ本作で遊んでみてもらいたい。

いい意味で期待を裏切ってくれること間違いなしだ!

(C)2019 暁なつめ・三嶋くろね/KADOKAWA/映画このすば製作委員会
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※画面は開発中のものです