【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

『無理だなんて絶対に口にするな。限界は恐怖と同じで、たいてい幻想に過ぎないから』 ーマイケル・ジョーダン

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11月初旬から今まで完全に体調を崩してしまっていた。

やはり健康が大事と気付いた今日この頃。

突然寒くなってきて体調は崩すわ、学生時代剣道で酷使した左足首が痛むわと散々な目に合っていた…

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ということで、だいぶ空いてしまったが、前回書いた征服の地の続きをば。

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■Brakers初陣

【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

Brakersの初動は決まっている。

それはどのチームも同じことが言えると思うのだが、我は常に防衛に従事している。

今回は自軍上の防衛を任された。

最近ブログでは毎回出てきている蒼刀鐵とのコンビネーションプレイをするのみ。

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

征服の地の自軍拠点というのは入るタイミングが全てだ。

最短で入って、最短で刻印する。

これが全てにおいて勝敗を決すると言っても過言でもない。

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同じ場所に配属となったたかぴーに刻印を任せ、敵が来ないかを目視しにいく蒼と我。

ちなみに一番警戒しなくていけないのは夢獏に他ならない。

夢獏の移動スピードはドラブラ随一であり、数段回の加速をしてくる。

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

刻印をカットしようと敵影が上から迫ってくるのが見える。

一人はロボットを連れているので即座に理解することができた。

のだが、名前だけではもう一人がなんのクラスかは分からない。

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しかし、夢獏というのは新クラスとして2個目。

他職と比較して人数が少ないのも事実。

そんなにホイホイと当たる相手ではない。

とにかく前に立ち、邪魔をしなければ。

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と思った矢先。

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

頭上に降り注ぐ鎌の雨あられ。

夢獏である。

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執行者というジョブは無敵スキルなどの存在により防衛には適しているものの、敵の妨害スキルは皆無だ。

足止めをする術がない。

そのため常にこういう時は、肉壁になる以外の方法がない。

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まさにキャプ○ン翼でいうところの顔面ブロック。

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ダ○の大冒険でいうところのクロコ○イン。

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まさに身体を張った肉壁、まさに名脇役といったところか。

漫画の世界ではこれらの脇役がいてこそ物語が盛り上がるというもの。

だが現実は

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

敵が通るだけで倒れる虚弱体質という罠。

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だが流石我の部隊にいるメンバー、我に敵が気を取られている間にしっかりと拠点を確保する。

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

最初に確保した我が担当する拠点。

とにもかくにも我がなんとかして守らねばならぬ。

猛攻の続く中、最低人数で乗り切ることを強要された。

だが落としてはならぬ、この戦い。

このVVIP Brakersの防衛隊長、蒼&ケンの腕の見せ所だ。

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■紙一重のキープ

【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

時間というのは何故気楽な時間は過ぎるのが早く、辛い時間というのは長く感じるものなのか。

こちらは常に3名に対して相手は4名、味方の内、1名はようやく

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

20万を超えたばかりという事実。

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

これはもう爆心地という以外に例えようがない。

常に鎌と鎖が上から振り下ろされ画面を蒼く照らし続ける。

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鎖、鎌、鎖、鎌…

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何故だろう。

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冒険者たちを罠にはめて倒すという、昔ハマっていたトラップゲームを思い出す。

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だがそんな思い出に浸る時間はない。

他のところも手一杯、我が部隊の使命は少ない人数でも守り切ること。

むしろ初手をリードしている状態、どんなに辛くともこの現状をキープすることが大事なのだ。

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我「蒼、生きてるか?」

蒼「もう落ちる!」

我「大丈夫、落ちたら突貫する」

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蒼「こちらリスポンした」

我「ナイス、ちょうど落ちた」

蒼「ケンさん、フォロー入るわ」

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もうこのダブル執行者のコンビを何ヶ月続けただろうか。

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【コード:ドラゴンブラッド】ブレイカーズ 中編

絶妙なコンビネーションで敵の猛攻を受け続けながら刻印は許さぬこのスタンス。

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相手がどんなに強敵だろうが、そこから何を見出す、いや、生み出す。

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これがVVIP Brakersなのだ。

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続く。