「すべての要素を兼ね備えている」と言われたMMORPG『テラ』シリーズの新作!
――本日はお忙しいところお時間いただき、ありがとうございます。まずは、柿本様の簡単なご経歴についてうかがえますでしょうか。
柿本公正氏(以下、柿本氏):以前はセガにおりまして、ゲームの運用、開発を手掛けていました。
タイトルとしては、『スーパーロボット大戦 XΩ』、『アンジュ・ヴィエルジュ~ガールズバトル~』、『リボルバーズエイト』などです。
それ以前は、GMOグループでゲーム事業を引っ張る役割をしていました。
――ありがとうございます。続いて、テラクラシックの紹介をお願いできますでしょうか。ジャンルとしては、以前の作品と同様にMMORPGなのでしょうか。
柿本氏:ジャンルは、「オンラインRPG」です。いわゆるマッシブリーな作りになってはおりますが、多人数同時プレイは近年では当たり前となって久しく、あえてオンラインRPGと表現させていただいております。
――公式Twitterで動画を拝見しましたが、アクション性が高いように思えます。PC版と同様、アクション重視の設計なのでしょうか。
【スキル紹介 スレイヤー編】
究極スキル😈闘魂😈
一定時間、闘魂状態に変身して最大HPがアップ⬆⬆してパーティのタンク役としてより強力になることができます💪
さらに、与ダメージもアップするので、アタッカーとしての活躍も見込めます…✨#テラクラシック #テラクラ #徒然テラクラ噂話 pic.twitter.com/dXrQHye7Fb
— テラクラシック公式【サービス終了】 (@TERACLASSIC_jp) December 12, 2020
柿本氏:アクション性は重視していますが、モバイルに最適化しているのでPC版ほど複雑な操作は要求されません。
回避やスキルのボタンがあり、スキルは発動すると一定のクールタイムが設けられています。敵の攻撃を受けないよう、位置取りを意識しながら戦うような設計です。
本作でもPC版と同様、ボスが大ダメージの範囲攻撃をしてきます。それを回避ボタンでかわしていくようなイメージです。
――スマホ向けにどんな工夫をしていますか?
柿本氏:スマホだと画面が小さいので、カメラ操作と移動操作は特に気を使っています。
カメラをフリーハンドで動かせたり、俯瞰モードに切り替えて全体を見渡しやすくするように設計したり、プレイストレスを考慮した作りになっております。
カメラモードが複数あるので、状況に応じて使い分けて戦うのがいいと思います。もちろん、移動しながらのカメラ操作も可能です。
――ターゲットはどのような層でしょうか。やはりPC版プレイヤーがメインですか?
柿本氏:やはり、PC版のお客様にも楽しんでほしいのですが、テラというIPを広く認知していただきたいとも思っています。
テラシリーズが初めてというお客様が参入しやすいように設計しておりますし、シナリオもPC版よりも20年程前の話です。
手軽に遊びたいお客様とハードに遊びたいお客様の、両軸へのアプローチを意識しております。
――世界観についてですが、旧作だとヒューマン、アーマン、ポポリ、バラカなど多数の種族が登場しました。本作ではいかがでしょう。
柿本氏:ヒューマンは出てきます。ポポリはプレイアブルでは登場せず、NPCになりますね。
未登場の種族について、今後追加するかどうかは、お客様から要望が多ければ検討の余地はあると考えております。
現段階だと、人気種族の別職業、別性別を追加してほしいという要望が多いので、まずはそちらの対応を検討中です。そこから、人気の高い種族順に追加していくイメージを持っております。
――アンケートで人気種族についての投票がありましたが、キャスタニック、ハイエルフ、エリーンどの種族が人気でしたか?
柿本氏:予想通り、エリーンが人気です。PC版でもエリーンの人気が絶大だったので、今回も同じような結果になっています。
――特徴的なアバターが多数あるように見受けられました。総数は全部でどれくらいありますか?
柿本氏:数自体はそれほど多いわけではありませんが、日本専用のアバターも用意しております。
他の国で人気の衣装や民族衣装が日本で受け入れられないケースもあるので、リージョンごとに調整してリリースしております。
PC版を元として制作されているので、プレイ経験のある方は見覚えのあるアバターもあるかと思います。
それに加えて、テラクラシックオリジナルのアバターも追加していく予定です。
――CBTではぎこちゃんが参戦していましたが、今後も広告用にYouTuberを使っていくのでしょうか。
柿本氏:今予定しているのが、YouTuber、Vtuberなどの生放送による認知拡大です。あとは、彼らにギルドの運用をしてもらうことも計画しております。
加えて、まだ計画段階ではありますが、エリーンの3Dモデルをお客様方へ提供しようかと考えております。
公式が提供する高品質のモデルをご提供しますので、Vtuberに興味がある方はぜひお試しいただきたいと思います。
ギルド機能が充実!巨大ボスとのバトルも
――PC版だとギルドがありましたが、本作でもありますか?
柿本氏:あります。ギルドチャット、ギルドショップ、ギルドバトルといった、一般的な機能は網羅しております。
加えてギルドごとに「基地」を持てたり、毎日決まった時間に宝箱が出現するイベントなども用意しています。
その他の見どころとしては、巨大ボスとのバトルですね。ギルドマスターだけがバトルを開始する権限を持ち、1日1回挑戦できます。
これは、一定期間でどれだけのダメージをボスに与えられるかというチャレンジ的なコンテンツになります。
プレイヤーごとに「種」が与えられ、これを育てていくと報酬がもらえるという類のものもありまして、他のプレイヤーが「種」の育成支援できたりもします。
一番目玉となるものは、ギルドの鍛冶屋ですね。ギルドに所属することで、特別な鍛冶屋を利用できるようになります。そこでは、強力な装備品を作ることができます。
――ギルドに所属していないと、ゲーム進行が厳しいようなバランスでしょうか。
柿本氏:それはありませんね。ギルドの要素は、上を目指し続けるプレイヤーのためのコンテンツです。
ギルドに所属していないからといって他のコンテンツが遊べない、ということはありません。
【システム紹介】
ギルドに所属すると、ギルド専用のバフの効果を得られたり、強力な神話装備を製作することができる鍛冶屋を利用できるようになるなど様々な特典があります⭐️
サービス開始後は、ギルドに所属してたくさん恩恵を受けちゃいましょう😊#テラクラシック #テラクラ #徒然テラクラ噂話 pic.twitter.com/hANbrRJO3m
— テラクラシック公式【サービス終了】 (@TERACLASSIC_jp) December 20, 2020
――大人数バトルのようなコンテンツはありますか?
柿本氏:毎週、25vs25のギルドバトルを開催する予定です。指定された時間にエントリーして、条件をクリアしたギルドが参加できます。
エントリーしたギルドの中でマッチングが行われ、マッチング成立後に時間が告知されますので、指定された時間にログインしてバトルを行います。
――参加条件としては、何が必要なのでしょうか。
柿本氏:貢献度が必要になります。貢献度は、ギルドクエストというものがあり、これをクリアしていくことでたまります。
また、ギルドに寄付を行うこともでき、これでも貢献度を獲得できます。
――テラクラシックにおいて、ぜひみんなでプレイしてほしい! という部分があればお願いします。
柿本氏:天空の決戦場と、ワールドボスになります。
天空の決戦場はまだ検討段階ですが、プレイヤーが目指すエンドコンテンツ的要素と位置づけております。
天空の決戦場は、決まった曜日と時間に開催されます。キャラクターを育成して決戦に向けて準備を行い、自らの強さの証明、集大成を披露する場となることを想定しております。
キャラクターを鍛えてもらって、自分の理想とする強さで決戦に挑んでいただければと思います。
――では、最終的には全ユーザーが天空の決戦場を目指すような設計なのでしょうか。
柿本氏:コンテンツ量が圧倒的に多いので、ソロで楽しみたい方はシナリオを進めながら色々なコンテンツに触っていただければと思います。
マルチプレイでは大人数で戦うという別の成長軸がありますので、必ずしも天空の決戦場がゴールというわけではありません。
ゲームの中で最強を目指すのであれば天空の決戦場というコンテンツがある、という構造で、それぞれの遊び方で異なるゴールを目指せるように設計されております。
リリース日は近い!?柿本Pからのコメント
――ゲームを楽しみにしているユーザーの方に、コメントをお願いします。
柿本氏:SNSで色々な方に情報を発信していただいていますが、その方たちが求める内容になっていると自負しています。
テラクラシックがこうなってほしい、という要望を間違いなくクリアできていると思いますので、ぜひ遊んでいただきたいです。
PC版のテラが出たときに、「MMORPGのすべての要素を兼ね備えている」と当時のプレイヤーは記憶していると思いますが、本作もそういった立ち位置にあります。
あらゆるコンテンツが最高水準で遊べますので、ご期待ください。
――ありがとうございます。最後に、リリースはいつごろをご予定でしょうか。
柿本氏:2021年の1月29日(金)を予定しています!
『テラクラシック』2021年1月29日(金)リリース予定!事前登録はこちらから!
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※記事中のゲーム内容、画像、動画はすべて開発中のものです。リリース版では内容が異なっている場合があります。