【音ゲーデビュー応援企画】第2回: キャラクター育成要素付き音ゲー

  • YU
  • 2016年01月06日

音楽ゲームの魅力をお届けする企画の第2弾。今回は、キャラクター育成要素のある音楽ゲーム(音ゲー)を紹介する。このような音ゲーは、アイドル系のコンテンツと親和性が高く、音ゲーファン以外に、アイドルアニメファンにも人気が高いのが特徴。難易度もそれほど高くはないので(中には激ムズもあるが)、音ゲーデビューをするのにもってこいのタイトルともいえる。

音楽とキャラクターの魅力が満載

有名どころの『アイマス』や『ラブライブ』のように、キャラクター育成系の音ゲーに収録されている楽曲は、ほとんどがタイトルキャラクター関連。そのため、これらの音ゲーは、キャラクターファン向けのコンテンツともいえる。

そして、この手の音ゲーで欠かせないのが、キャラクターとの絡みだ。ゲーム内では、ただリズムゲームをプレイするだけでなく、キャラクターごとのストーリーも楽しむことができ、さまざまな角度からその作品を堪能することができる。

肝心の育成要素だが、この手のゲームでは基本的にキャラクターに能力値が割り振られており、その数値が高いほど、取得スコアが高くなるなどの恩恵を受けることができる。また、キャラクターの持つスキルで、ゲームを有利に進められるのも特徴だ。

キャラクターは、ステージクリアやガチャなどで入手(画像は『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』)

ちなみに主な課金要素は、キャラクターを入手するためのガチャ。また、このような音ゲーは、遊ぶのにスタミナを消費するものが多く、曲の難易度が高いほど消費量も多くなる傾向にある。スタミナは時間経過かレベルアップ、もしくは課金アイテムなどで回復できるので、短時間に何回もプレイするのは難しい。ゆっくりと音楽を聴きながら、時間をかけて、プレイできる楽曲を増やしていくのがおすすめの楽しみ方だ。

ゲームをプレイすると、画面左下のスタミナを一定量消費する(画像は『Tokyo 7th シスターズ』)

おすすめキャラクター音ゲー5選

キャラクター育成要素のあるスマホゲームの中から、音ゲーデビューに適したタイトルを5つ紹介。これからの音ゲーライフに役立ててほしい。

『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』

いわずと知れた、9人の女子生徒が結成したスクールアイドルμ’s(ミューズ)たちが登場する音ゲー。通称『スクフェス』。アニメ化をはじめ、昨年はなんと紅白歌合戦にも登場。リズムゲームとしての認知度は一二を争う。

リズムゲームでは、画面中央から扇状に判定が9カ所配置。円状のターゲットが重なったときに、スマホ画面をタッチする方式だ。ちなみに、各キャラクターは「ピュア」「スマイル」「クール」の3種類の属性をもつ。楽曲の属性と合わせると、経験値やスコアがアップするメリットがある。

また、ストーリー部分も全編フルボイスで収録。もちろんゲームオリジナルのストーリーなので、『ラブライブ』ファンなら、ぜひプレイしたい作品だ。

『Tokyo 7th シスターズ』

アイドルがいなくなった世界を舞台に、アイドル劇場型スタジオの支配人となって、新たなアイドルをプロデュースするのが目的のリズムゲーム。通称『ナナシス』。スカウトした女の子たちを育成しながら、伝説の国民的アイドル「セブンシスターズ」を目指そう。

アイドルはボーカリスト、モデル、ダンサー、バラドル、プレイヤーと、5種類のタイプが存在。リズムゲームの判定は2カ所と少ないが、判定は若干厳しめ。タイミングをしっかり合わせないと、パーフェクトは難しい。

基本はアイドルを育てるメインストーリーを進めていくが、アイテムを賭けて他プレイヤーとのバトルも楽しめる。また、本作の漫画や小説版も発売されており、これからが楽しみなタイトルだ。

『SHOW BY ROCK!!』

ゴスロリ好きな猫の女の子「シアン」が、仲間の優等生ウサギ「チュチュ」宇宙ヒツジ(?)の「モア」といっしょに、バンドで世界の頂点を目指すカジュアルタイプの音ゲー。通称『SB69』。サンリオがキャラクターデザインを手掛けており、女の子受けしやすい、デフォルメされた可愛らしいキャラクターたちが特徴。昨年アニメ化されたが、続編が放送されることも決定している。アニメの予習として、プレイしておくのもアリだ。

リズムゲームでの判定が3レーンと少ないので、音ゲー初心者や小さい子でも安心して遊べるのがポイント。ただし、ツアーモードではボスキャラクターが登場し、プレイヤーのジャマをしてくるので注意。

楽曲をやり込むことで、その曲を演奏しているバンドのレベルが上昇。それに合わせて、それぞれのバンドのストーリーが展開していく仕組みだ。登場人物のほとんどが獣耳をつけているので、ネコ耳やキツネ耳好きにはたまらない作品といえる。

『ガールフレンド(♪)』

恋愛アドベンチャー『ガールフレンド(仮)』の女の子たちが登場するリズムゲーム。彼女たちといっしょに「全国学生ダンスバトルロイヤル」で優勝するのが目的だが、女の子たちと少しずつ仲よくなれるところもポイント。可愛い女の子との友達以上恋愛未満な甘酸っぱいストーリーを楽しもう。

リズムゲームは、画面中央から扇状に配置されている判定が8カ所。特定のコンボ数を超えると画面下にミラーボールが出現し、コンボをつなぎながらこれをスワイプして回し続けると、さらにスコアがアップするという独自の要素も!

キャラクターの属性はピンク、ブルー、イエロー、グリーン、オレンジの5種類。また各キャラクターは衣装を変えることもでき、着せ替えの要素も楽しめる。音ゲーより、キャラクターにより強くスポットを当てている印象だ。

『アイ☆チュウ』

“アイ”ドルになっていくト“チュウ”の男の子をプロデュースするリズムゲーム。こちらは女性向けということで登場するキャラクターは男性ばかり。一見、女性っぽい見た目をした子もいるが、それはすべて「男の娘」なので安心してほしい。

リズムゲームは横1列の判定が4カ所。判定はやや緩めなので、コンボはけっこうつながりやすい。キャラクターの属性はWILD、POP、COOLの3種類。同グループのキャラクターをそろえて、その中の誰かをリーダーにするとグループスキルが発動するメリットもあるので、なるべく多くのキャラクターを持っておきたい。

ゲーム内では、「アイチュウ」たちのアイドルとしての成長を描いたメインストーリーと、彼らとの恋愛が楽しめる恋愛ストーリーの両方が楽しめる。特に恋愛ストーリーでは、イケメンボイスが耳元で囁いているように聞こえる「ダミーヘッドマイク」を使用。イケメンたちとの恋愛を楽しみたい人に、うってつけのタイトルといえる。

次回は、ちょっと変わり種の音ゲーをいくつか紹介しよう。

※記事初出時に、『SHOW BY ROCK!!』のTVアニメ第2期の公開時期に誤りがありましたので訂正いたしました。正式な時期に関しましては、公式発表をお待ちいただければと思います。ご迷惑をおかけした読者のみなさま、ならびに関係各位には深くお詫び申し上げます。

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