軍事面か経済面で変わる文明選択
冒頭でも少し触れたように、鉄器時代までゲームを進めると「文明」を1つ選択することになる。中国、イギリス、フランス、ドイツ、ギリシャ、日本、韓国、ローマの中から1つを選び、その文明に応じて経済面や軍事面に恩恵が得られるというわけだ。
しかし、いったん選択してしまうと別の文明に変更するためには、600個(2回目以降は1,000個)ものクラウンが必要になるため、できるだけ自分にプレイスタイルに合った文明を最初から選んでおきたい。そこで、各文明ごとにどんなメリットや特殊ユニットが扱えるかなどをまとめた。
中国
中国を選ぶと市民が1人増える、各施設のアップグレードをする際に人手が足りないといった状況に陥りにくくなる。そのため、時代が進むごとにさまざまな施設が追加される本作において、「あれもしたいこれもしたい」というような欲張りな人に適した経済的な文明といえる。
射撃速度が2倍で、火力も2倍!
各文明には選択すると必ず使えるようになる特殊ユニットが存在し、中国を選んだ場合だとチュコヌといった射撃速度が2倍の弓兵が使用可能に。もともと、弓兵は相手の守備隊に強いといった性能を持っているが、射撃が2倍ということは与えるダメージも2倍になっている。そのため、自軍の歩兵や騎馬兵のサポート役として出しておくと、安定した攻めが続けられるはずだ。
イギリス
イギリスは、攻撃中の略奪戦利品が増加するため、軍事面に特化した文明となっている。資源は地道にためるよりも奪う方が自分のプレイスタイルに合っている、マルチプレイが好きなプレイヤーなら選択しておきたいところ。
攻撃範囲の広い遠距離攻撃で敵を圧倒
中国のチェコヌと同じように、弓兵に恩恵があり、イギリスの場合は射程範囲がアップしている。射程が広くなっているということは、城門や城壁の外から攻撃することができ、施設破壊のボーナスを狙いやすい。弓兵は周囲に守備隊が存在しないと、歩兵と同じように周囲の施設に攻撃し始めるため、あえて資源施設が固まっている近くに配置するという手も考えられるはずだ。
フランス
フランスを選択すると、軍隊の訓練時間が20%短縮されるため、積極的にマルチプレイをしたい方におすすめの文明。歩兵や弓兵であれば、どの時代においても生産速度が早いため、マルチプレイ以外だけでなく、シングルキャンペーンでもコツコツと資源をためることができる。
また、火薬時代まで進めている方でギルドに参加している方だと、支援してもらえる兵力が増加するので、必要であれば協力要請も出してみよう。
バリスタタワーも対策できれば怖くない
フランスの特殊ユニットであるシュバリエは、騎馬兵のHPと攻撃力をアップさせる効果をもっており、その耐久力を活かして相手を混乱させることが可能。しかしながら、天敵となるバリスタタワーの攻撃だけは苦手なので、補給トラックや戦術で兵力をサポートしてあげるといい。
ドイツ
ドイツを選択すると、集結(ターゲティング)継続時間が2倍になり、再使用までのクールタイムも短くなる。そのため、1回のマルチプレイで3、4回は終結を使えるようになり、自軍の部隊が常にまとまった状態で攻撃が可能に。
歩兵がバンダル族となり、施設へのダメージがアップする。ほかの兵士よりも生産コストの少ない歩兵にとってはうれしい恩恵であり、戦略的なターゲッティングを使うようになる火薬や啓蒙時代においてはかなり活躍する機会があるはずだ。
ギリシャ
施設を建設するのに使用した資源の5%が戻ってくる効果がある上に、待ち時間が15分未満のアップグレード、もしくは英雄の回復を無料で終わらすことができる。資源不足に悩み始める頃の鉄器時代においてはかなり役立つ恩恵であり、経済面に特化した文明といえるだろう。
火力の高さを利用して敵陣を蹂躙
特殊ユニットは騎馬兵のHPと攻撃力がアップする。上記で解説したフランスも同じ騎馬兵に恩恵のある効果だったが、HPの上昇率が高かったのに対してこちらは与えるダメージが大きくなっている。そのため、防衛施設を破壊する速度がスムーズになり、確実な勝利へとつながっていくのだ。
日本
タウンセンターが防衛施設となるため、万が一攻撃を受ける状況に陥ったとしても歩兵や弓兵程度であれば、簡単に処理することが可能になる。マルチプレイでは確実にメダルを手に入れるために、タウンセンターから優先的に狙ってくるプレイヤーも多い。そのため、周辺の防衛施設もしっかりと強化しておきたいところ。
また、平和条約の期間が延長されるといった効果もあるおかげで、ゆっくりとゲームを進めていきたい方には最も適した文明といえる。
これが日本の大和魂
日本を選択することで歩兵が武士となり、相手の施設に通常兵士よりも高いダメージを与えられるようになる。少人数だとあまり変化を感じられないだろうが、複数が固まって攻撃したときの破壊力はかなりのもの。火薬時代まで進めると歩兵の武器が銃になるため、遠距離攻撃を習得した騎馬兵のように敵の施設を破壊してくれるはずだ。
韓国
攻撃を受けた際、奪われた資源の10%は取り戻せるので、ほかの文明より被害が少なくて済むのが大きな特徴。さらには戦術を1つ追加で使用することができるため、資源を奪われた相手に復讐する場合にも、保護を連続で使い、各兵力が受けるダメージを極限まで減らすとったプレイングも可能に。
あらゆる文明の中でも特に強力な花郎ユニット
韓国の特殊ユニットは、ユニットはもちろんのこと、攻撃するものすべてに与えるダメージが40%上昇した状態になっている。そのため、文明に韓国を選択している間は、歩兵よりも弓兵を使ったほうが戦力も自然とアップするのである。
また、戦術を1つ追加して使用できる効果を利用すると、一定時間、相手の防衛施設を無力化できる「サボタージュ」や、地上の兵力が受けるダメージを50%減らすことのできる「保護」などを、連続して使った戦い方なども可能に。軍事面においては、どの文明よりも戦闘に特化した文明といえるだろう。
ローマ
最大兵力が10%アップするしか効果が表示されていないため、ほかの文明と比べてみるといちばん地味な恩恵に見えるだろう。ただ、その実態は多くの上位プレイヤーから人気のある、最も実用的な文明なのである。
しかし、街や資源も安定していない鉄器時代や古典時代に選択するのは、あまりおすすめできない。ローマ文明の強さを実感できるのは、火薬や啓蒙などかなり先の方の時代になるため、始めたばかりの方は経済面に恩恵がある中国やギリシャをおすすめする。
もろい歩兵をどのように扱うかがポイント
兵力が25%アップしているといっても、その対象は歩兵である。そのため、適当な場所に配置していると、ただ数を減らすだけになってしまう。増えた兵力を活かしきるには、鎧の祝福や補給トラックなどのフォローが必ず必要なうえに、マルチプレイで資源を稼ぐにはそれなりに編成バランスも考えておかなければならない。
歩兵と同じく生産コストの控えめな弓兵は、相手の守備隊を排除してくれる頼もしい相棒となる。さらに、歩兵だけでは削りきれない施設は砲兵隊でフォローし、部隊の回復役として補給トラックも編成しておくと、敗北することも少なくなるはず。ローマを選択するのなら、部隊をそろえるのにもそれなりに資源が必要になるため、マルチプレイで確実に勝利するぐらいの気持ちでプレイしていこう。
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