テキパキとした操作感が楽しいレトロゲー風アクション!
種族などの選択から武器や防具、スキルの設定まで、詳細なシステムでプレイするゲームが多い昨今。もちろん、それはそれで楽しいのだが、あまりにやることが多すぎで疲れてしまうことがあるのも事実(特に筆者のようなおじさんには)。そんなプレイヤーにぴったりのゲームが、この『月の伝説』だ。
ゲーム内容だけではなく、タイトル画面もとってもシンプル。だが、そのプレイ感覚は誰にでもおすすめできるほど優れている
魔物とトラップだらけのステージを、自分のテクニックを駆使して進んでいく。クリアしていく達成感が気持ちいい。ちなみに、青年のレベルが上がっていくと装備の見た目も変わっていく
「開けてはいけない禁断の箱を開けてしまった青年が、その邪悪な存在を倒すために魔物たちと戦う」というストーリー設定の元、プレイヤーは青年を操作してトラップをくぐり抜け、魔物を倒しながらステージを進んでいく。操作は画面に表示される4つのボタンのみで、その操作感覚は画面のタップとは思えないほどにいい感じだ。また、トラップや敵のゲームの難易度もバランスが取れていて、難しいところも何度かプレイするうちにクリアできるようになっている。
自分の行いのせいで、哀しき宿命を背負った青年が主人公。もとが洋ゲーということもあり、シンプルな訳の会話だが、その雰囲気はじゅうぶんに伝わってくる
所々にある宝箱から、カギを手に入れて先へと進んでいく。ここら辺のシステムも懐かしのアクション的だ
すぐに覚えられるゲームシステム
本作には、メインとなるステージ画面と、キャラクターをパワーアップさせられるテント画面の2種類があるが、画面に表示される情報にしてもシンプルですぐに理解できるはずだ。
ステージ画面
- 主人公のステータス:上から敵を倒して上がるレベル、武器などのレベルアップに使うお金、ヒットポイント、武器の攻撃力、ダッシュ攻撃に使うエネルギー
- 精霊のステータス:上からお金で上げられるレベル、攻撃力、精霊の攻撃間隔
- 装備&重要アイテム:装備やカギが手に入ると表示され、カギなどは使うとなくなる
- マップ:エリアマップで、赤い丸が主人公のいる位置で、青い丸はトラップに使う岩などのアイテム、黄色い矢印は次に進むべき場所
- 方向キー:主人公の青年を移動させるボタン
- アタックキー:武器を使って攻撃するボタン
- ジャンプキー:主人公をジャンプさせるボタン
テント内画面
- 取得した精霊たち:ボスを倒して手に入れた精霊たちは、ここでチェンジすることができる
- 精霊のレベルアップ屋:お金で精霊のレベルや攻撃力などをアップさせられる
- ヒットポイント回復屋:お金で主人公のヒットポイントをMAXに回復できる
- 主人公の能力アップ屋:指定されたレベルに達すると、お金で主人公のハート(体力ゲージ)を増やしたり、強力な武器を買うことができる
- レベルアップで上がる能力リスト:主人公のレベルが上がると、自動的に得られる能力のリスト。お金はかからない
シンプルながらも爽快な、洗練された操作感
移動
左右に向いている方向ボタンをタップすると、その方向に移動、Jボタンをタップするとジャンプができる。ジャンプ中に再度Jボタンのタップで2段ジャンプ。
左右のボタンをタップで歩くが、ダッシュやしゃがむことはできない。テントに入るには、テントのそばに行くと表示される「Go In」の文字をタップすればOK
足場から足場へのジャンプをはじめ、通常のジャンプや2段ジャンプを使わないと先へ進めない場所は多い。タップしてからジャンプで離陸するまでの一瞬のタイミングを覚えておくとスムーズに進める
攻撃
Aボタンのタップで武器を使った攻撃ができる。また、Aボタンを長押しすることで、出だしが無敵状態のダッシュ攻撃になる。主人公のレベルが上がると、ジャンプ時にすくい上げ攻撃、2段ジャンプ時に回転斬りを自動で出せるようになる。
通常攻撃は上から武器を振り下ろす。レベルが上がると、Aボタンの連続タップで剣の残影を飛ばす技が出せる
2段ジャンプ中の攻撃が出せるようになれば、空中にいる魔物も一刀両断。主人公のレベルアップはそう難しくないので、早めにアップさせてなるべく多くの攻撃能力を使えるようにしよう
精霊
ボスを倒すと入手できる精霊は、先へ進むための扉を開けたり、攻撃してくれるサブウェポン的役割を果たしたりしてくれる。テント内で、入手済の精霊のチェンジができる。
精霊たちは、操作をしなくても自動でその能力を発揮してくれる。これは主人公の周囲を剣が回転して守ってくれる精霊
一定間隔で強力なレーザーを発射する精霊。敵によって相性があるようなので、それぞれの精霊を使い分けて進んでいく
所々にある扉には、カギの他にも精霊のマークのものがある。これらの扉は、ボスを倒して精霊を入手、装備しないと開けられない
ステージ攻略の基本ポイント
1. ジャンプ中の方向転換や2段ジャンプのタイミングを計る
ジャンプ中に方向ボタンを押すことで方向転換ができる。また、2段目ジャンプ時のタップのタイミングを変えることで、ジャンプの高さや移動距離を伸ばせる。この2つを使わないと先へ進めないようなトラップもあるので、マスターしておこう。
例えばこの場所では、ジャンプしても天井のトゲでタメージを受けてしまう。ここではAボタンため押しの突進攻撃で進み、下のトゲに刺さる直前にジャンプ、さらにジャンプ中にタップして2段ジャンプすればノーダメージで切り抜けられる。細かい操作ができる本作ならではのテクニックだ
2. 困ったときは精霊チェンジ
出現する魔物とトラップの複合攻撃や、ボス敵がどうしても倒せないときには、精霊をチェンジしてみよう。特にボス敵の場合には、与えるダメージがまったく変わってくる。クリアできないときには、武器やキャラのレベルアップと共に精霊のチェンジを考えてみるといいだろう。
ボス戦の場合には、画面左上にゲージが表示される。攻撃をしてみて、ゲージの減り方が微々たるものなら、精霊を変えてよりダメージを与えられるようにしよう。画面が赤くなると、主人公のヒットポイントが残りわずかということで、こうなると大ピンチ!! もし、やられてしまった場合には、いちばん最後に入ったテントからやり直しとなる
3. ボタンの確実なタップ
移動ボタンとジャンプ&攻撃ボタンはけっこう隣接している。焦ってタップすると逆方向に動いたり、ジャンプのつもりが攻撃になってしまい思わぬタメージを受けることになるので注意が必要だ。
前は魔物だらけで後ろはトラップ、という場面では、あわててタップしてしまうことも多い。各ボタンは、指を滑らせてタップするのではなく、1回ごとに画面から指を確実に離してタップする感覚で操作するのがおすすめだ
ファミリーコンピュータディスクシステムのソフトだった名作アクション『悪魔城ドラキュラ』を思い起こさせてくれる本作。有料のゲームではあるが、購入後ゲーム内での課金はいっさいない。さらにマルチプレイもないので、プレイヤーのテクニックのみでステージをクリアしていく潔さも気に入った。
おじさんには懐かしく、若い人には新鮮な感覚でプレイできるゲームとして、課金額以上の価値があることは確か。ぜひ、プレイしてみてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 6s
- OSのバージョン:iOS 9.2
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
(C) 2015 sungmin Lee