総勢9人のキャラクターが入り乱れるボスバトルRPG
Aimingの新作『トライリンク 光の女神と七魔獣』(以下、トライリンク)は、最大3人のプレイヤーで協力して戦うRPGだ。
今回は正式リリースに先駆けてAndroid版の先行プレイをすることができたので、実際のゲームの様子をプレイレポートしていこう。
プレイヤーは、「ナイト」「ヒーラー」「ハンター」の3人のキャラクターで結成されたパーティーを操作して、他のプレイヤーと協力しながらボスに立ち向かっていく。
本作は、邪神の力によって地上にあふれ返った魔獣を倒して、世界を救うという王道展開のストーリー。主人公は女神アウレーアの助けを借りながら、魔獣討伐の冒険に出る。
3×3で9人のキャラクターがボスバトルに参戦!
最大の注目ポイントは、やはりボスバトルでのマルチプレイだ。最大3人のプレイヤーが、それぞれ自分のパーティーのキャラクターをすべて持ち寄って戦うことができる。
1人のプレイヤーが攻撃や回復、味方のサポートなど、すべての行動ができるため、かなり戦略性が高く、状況に応じたプレイングができるようになっている。
シンプルだが奥深いターン制コマンドバトル
バトルでは、『トライリンク』というタイトルの通り、3つのパーティーがトライアングルのように三角形のフォーメーションでボスを取り囲むように配置される。
キャラクターは、装備する武器や防具によってさまざまなスキルが使うことができる。スキルを使うとコストを消費し、このコストはターン経過で少しずつ回復していく。
また各パーティーでスキルが使えるのは、1ターンにつき1人のみ。攻撃・回復・サポート、自分がどの行動を取るかによっても戦況は大きく変わってくる。
攻撃する部位によって戦況が変化する
序盤に確認できたボスは盾を2つ持った巨人のほか、空を飛ぶドラゴン、どう猛なイノシシ、ちょっとぽっちゃりなリザードマンなど、バラエティー豊か。
ボスは、種類によって本体以外に腕や足、尻尾などのさまざまな部位に分かれていて、攻撃する部位によっても戦況が変化するようになっている。
各部位には大ダメージが与えられる弱点が存在するほか、破壊すると追加報酬がもらえるものもある。最速撃破を目指すか、はたまた報酬狙いで部位破壊を試みるのか。
パーティープレイでは、この辺りのやり取りも重要になりそうだ。
敵を気絶させて「トライリンクコンボ」を決めよう
敵にダメージを与えたり、ナイトで味方をかばうなどの特定の行動をすると、ボスの「気絶ゲージ」が少しずつたまっていく。
これがたまるとボスが気絶して、1ターンの間、無防備な状態で殴り放題になる。
さらに気絶状態のボスには、最強の必殺技である「トライリンクコンボ」がたたき込めるようになる。
チャットでパーティーの連携を強化!
リアルタイムでのパーティー連携が重要となる本作のバトルでは、チャットの存在は欠かせない。
シンプルなターン制のバトルながら、かなりパーティープレイに特化したシステムになっている。
行動の選択肢が多く、状況を見極めながら戦略性の高いバトルを楽しめそうだ。
装備の数だけスキルの組み合わせがある
本作で使えるスキルは、すべて武器や防具に付随している。そのため装備を変更すると、自動的に使えるスキルも入れ替わる。
装備できる武器や防具の数は、ストーリーを進めると徐々に増えていく。最終的には合計で6つ装備できるようになり、スキルも6つまで使えるようになる。
ここで注意したいのが、戦闘中に選択できるスキルは各キャラクターにつき2つまでということ。スキルの数が増えると、使えるスキルの中からランダムで2つが選ばれるようになる。
例えばヒーラーの場合、味方を回復するスキルだけでなく、攻撃力や防御力をアップさせるスキルを覚えることができる。
いざというときに使いたいスキルが選択できなくなることもあり、その可能性を減らすためにも、装備の組み合わせやスキルの使い方を考えていかなければならない。
また、ヒーラーの回復や、ナイトの味方をかばうスキルはほかのパーティーに対しても使えるので、ここでもプレイヤー同士の連携が試されそうだ。
マルチプレイが好きならかなりおすすめ
王道ファンタジーのストーリーに、仲間と連携して戦う戦略性の高いバトルシステムが印象的なAimingの新作RPG『トライリンク』。
最大6人で同時にバトルができるアリーナモードもあり、複数のプレイヤーと協力・対戦をするのが好きな人にはかなりぴったりなゲームになっている。
Aimingといえばマーベラスから配信されている『剣と魔法のログレス』のイメージが強いかもしれないが、もしかしたら本作がそのイメージを塗り替えてくれるかもしれない。非常に期待ができる作品だ。
(C) Aiming Inc.