大繁盛! まんぷくマルシェ2【ゲームレビュー】

『大繁盛! まんぷくマルシェ2』は、料理を販売していく経営シミュレーションゲーム。シリーズ2作目となる本作でも、奇抜な料理やユニークなキャラクターたちが大活躍!

マルシェ経営SLGが進化して帰ってきた!

『大繁盛! まんぷくマルシェ2』は、新たな料理を生み出し、販売していく経営シミュレーション。

プレイヤーは王国お付きの料理アドバイザーとして国家プロジェクトに参加し、仲間とともに奮闘していく。

シリーズ2作目となる本作では、より経営SLGとしてできることが多くなっている。

前作同様、王国からの無茶ぶりになんとか答えようとする主人公。王都にある自分のお店「マルシェ」を繁盛させるため、仲間たちに助けを求める

食材を奇抜に組み合わせていく「ネオ料理」は、本作でも健在。料理をどんどん開発して、販売できるメニューを増やしていこう

開発した料理を店頭で販売していく。単価はもちろん、売れやすい客層など、前作より細かくパラメーターが設定されている

目標の売上やお客さんのまんぞくポイントを満たすとお店が発展し、仲間も増えていく。前作でおなじみの6人が、それぞれの料理と特技で主人公をサポートしてくれる

前作との違いは?

前作とのいちばん大きな違いは、食材を仕入れに出かける必要がなくなった点だ。

クエスト挑戦のためのスタミナや満腹度などの概念がなくなった分、マルシェの経営面でやることが多くなっているといった印象だ。

前作の敵ともいえる「ゴーマン商事」とは和解し、食材提供などさまざまな面で支援してくれるようになっている(お金は必要だが……)。ただし、販売中の料理は補充しないとなくなってしまうので、定期的にゲームをチェックする必要がある点は変わらない

「マルシェ」を発展させてまんぞくポイントを上げよう

本作の目標には売上の他に、お客さんのまんぞくポイントを上げるということがある。

プレイヤーのお店であるマルシェの中には、キャラクターの特徴を生かした施設を設置できるので、これを発展させてよりよいお店としてアピールしていこう。

施設周辺には、顔マークが出現し、タップするとまんぞくポイントが上昇する。これは1時間で獲得量が決まっており、各施設のレベルを上げることで増えていく

まんぞくポイントが上昇すると、来客数も増加する。施設の強化が、売上の上昇にもつながっていくのである

フェアで売上アップ!

「フェア」は、店頭に並ぶ料理が特定の組み合わせになることで発動し、集客アップ効果が得られるという要素。

複数のフェアが同時に発動することもあるので、売りたい客層に応じた最良の組み合わせを、それぞれ考えていく面白さがある。

同じ食材や料理人、食べ物の種類や色など、多数のフェアが用意されている。かなり数が多いので、マイセットで組み合わせを記録しておくと便利だ

時間制限ミッション中などは、ターゲットとなるお客さんに売れやすい料理の組み合わせでフェアを開催するのがおすすめ。購買層ごとに並び替える機能や、フェア発動を表す☆マークなどを目印にしてみよう

時間制限ミッションでキャラクターを育成

「王子さまミッション」はお店を発展させ、特定条件を満たすことで報酬が得られるもの。

プレイ実績のような通常のものと、時間内に特定の層のお客さんに規定数の料理を販売する時間制限ミッションの2つが存在する。

料理の購買層のパラメータは、時間制限ミッションのためにあるといっていい。ターゲットとなる層が求める料理を店頭に並べよう。達成すると大量のEXPが得られ、キャラクターのスキルレベルを上げることができる。

主人公以外の6キャラクターは、お客さんを呼び込むスキルを持っている。これ自体も特定のお客さんへ効くものなので、ミッション達成のために有用だ

考える要素が入ることで経営SLGとしてさらに進化!

前作では、料理がなくなったら仕入れにいくという繰り返しがメインだったため、筆者にはやや単調に感じた本シリーズ。

今作で加わった購買層の要素やフェア、施設などのおかげで、自分で考えて商品を置くといったことができるようになり、経営SLGとしてより面白い内容に進化した印象だ。

ゆるい雰囲気やユニークなキャラクターとのエピソードなど、魅力的な部分はそのままなので、前作ファンも、経営SLG好きも楽しめる作品となっている。

  • 使用した端末機種:Xperia Z
  • OSのバージョン:Android 4.4.2
  • プレイ時間:約2時間半
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.2
  • 課金総額:0円

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