どこかでひっそりと暮らしている「すみっコ」たちがパズルに!
ちょっぴりネガティブだけれど、個性的な仲間たちの姿がかわいい「すみっコぐらし」。そのキャラクターたちが登場する新作パズル『すみっコぐらし ~パズルをするんです~』がリリースされた。
ゲームをスタートすると、何やらあやしい地図が登場。「何やら居心地のいい場所がありそう?」と思った「すみっコぐらし」の仲間たちが、さまざまなパズルを解く冒険の旅に出る(セリフや字幕はないので、あくまで筆者の想像だが)。
基本ルールは、同じ種類の「すみっコ玉」を4つ以上つなげて消していくという、ごくシンプルなもの。直線でなくとも、すみっコ玉のどこかが隣に触れていればOKだ。
そして、規定の数のすみっコ玉、あるいは「草」や「缶詰」」などを消すことができればステージクリア。
このあたり、『キャンディークラッシュ』などのパズルゲームを遊んだことのある方ならすぐに理解できるだろう。
クリア後のリザルト画面ではコインのほか、初回クリア時に「おにぎり」がボーナスとして獲得できる。コインは、ガチャを回すときや各ステージで「おたすけアイテム」を購入するときに使用する。
またおにぎりは、ゲームを遊ぶために必要ないわゆるスタミナだ(30分ごとに1つ回復)。つまり、ステージをクリアし続けていれば、いつまでも遊び続けていられるということになる。
5つ以上をつなげると特別な「たま」が登場!
基本は4つだが、もちろん5つ以上のすみっコ玉をつなげることもできる。その場合、5つのすみっコ玉で「ラインのたま」、6つで「わっかのたま」、7つ以上で「虹のたま」が出現する。
- ラインのたま(5つ):動かした方向の1列がまとめて消える
- わっかのたま(6つ):周囲のすみっコ玉がまとめて消える
- 虹のたま(7つ以上):同じ種類のすみっコ玉がすべて消える
これらを上手に使っていくのが、ステージクリアおよび高スコアを狙っていくときのポイントだ。
さらに、これらの特別なたまは連鎖したときにくっついて、さらに強力な効果を発揮する。
例えば、わっかのたまと虹のたまがくっつくと、同じ種類のすみっコ玉がすべてわっかたのたまとなり、盤面のあちこちで発動! うまくいけば、ほぼすべてのすみっコ玉を消すことも不可能ではない。
すみっコたちが持つ「とくぎ」を生かせ
各ステージをプレイする際、使用するキャラクターを任意に選択することができる。すみっコたちはそれぞれ「とくぎ」を持っており、画面左下の「げんきメーター」がいっぱいになったときに使えるようになる。
用意されたキャラクターは、「ぺんぎん?」「しろくま」「とんかつ」「ねこ」「とかげ」の5種類。それぞれに「いつものすみっこ編」や「ひやひやさんぽ編」などの4つのタイプが存在する。
これらのキャラクターはステージを進めていくことでアンロックできるほか、コインやチケットで回せる「ガチャ」でも入手できる。
正確には、ガチャで手に入るのはアイテムなのだが、そのアイテムにひもづいたキャラクターもいっしょにアンロックされるという太っ腹な仕様だ。
ガチャでアイテムを獲得すると、そのアイテムを持つすみっコの「まんぞく度」が上がり、「スコアLV」「とくぎスコア」「とくぎチャージ」がアップして、さらに高スコアを狙えるようになる
「みにっコレスキュー」で「とくぎ」がさらにパワーアップ!
ステージをクリアしながらマップを進んで特定の場所に到達すると、「みにっコを助けに行こう!」という特別なステージに挑戦できるようになる。
ここでみにっコたちを助け出すと、すみっコたちの「とくぎ」がさらにパワーアップ! その後のプレイがかなり楽になるので、できるだけ早く救出してあげよう。
「すみっコぐらし」のファンなら納得の出来栄え!
ゲームの各所には「すみっコぐらし」のキャラクターたちが登場するアニメーションが用意されており、ファンなら楽しめること間違いなし。画面の演出もキラキラとしていて、思わず気分が高まってしまう。
パズル自体もサクサクとプレイできる分かりやすさなので、誰でも手軽に楽しむことができる。
反面、おにぎりの回復する時間がかなり長めで、まとめてプレイしようとするとすぐに数が尽きてしまう。無課金で楽しもうとすると、かなり物足りない仕様といえるかもしれない。
とはいえ、時折登場する「ブラックたぴおか」を倒すバトルや、もかなり楽しいしので、じっくりゆっくりプレイしてこう!
- 使用した端末機種:HTC 10
- OSのバージョン:Android 6.0.1
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.3.0
- 課金総額:480円
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