音ゲーのような釣りがムズ楽しい! リズムフィッシングRPG
『フィッシュアイランド2』は海に潜む魚や精霊を次々に釣っていく、リズム系のアクションRPGだ。
冒険の舞台となるのは、精霊と人がともに暮らす美しい世界「フィッシュアイランド」。
主人公は、神獣の王ティアマトを撃退したシーファイターが得られる称号「シーマスター」を目指し、9つの神秘の海をつなぐワールドラインを釣りをしながら旅していく。
まずは、主人公の性別や顔、目の色などを自由に選択していこう。
魚の動きを見極めてコンボをつなげ!
本作の醍醐味は、何といっても「釣り」だ。
「釣り」ボタンを押して海へと釣り竿を投げると、すぐに魚たちが掛かる。
円形の帯が中央のリングに重なったときに、タイミングよくもう一度釣りボタンをタップすると、フッキング(※)して獲物がヒットする。
※フッキングとは、獲物がかかったときに釣り竿を持ち上げる動作のこと
魚がヒットすると、「ファイト」モードへと移行する。
このモードで、自分のHPか制限時間がなくなる前に、ヒットした獲物のHPを0にできれば釣り上げられる。
獲物のHPは、水面に浮かぶポイントに魚影の線上にある「ターゲット」が合ったときに釣りボタンを押すことで減らしていくことになる。
基本的には、時計回りか逆時計回りに動くターゲットに合わせてタップするだけなので、非常に簡単だ。
しかし大物になると、もがいて急に方向転換したり、押そうと思っていたポイントが直前で消えてしまったりと、よく獲物やポイントを見ないとHPが削られていくギミックが随所に散りばめられている。
そのため、予想以上に難しい。
サインを見逃すな!
最初はランダムに行われていると思われた方向転換だが、プレイを進めていくと、とある合図があることに気づく。
その合図とは、獲物から出る「!!」マーク。この吹き出しが消えてから少し経つと、方向が変わるようだ。
精霊の力でらくらくフィッシング!
釣り場はステージ制となっており、そのステージのターゲットとなっている「精霊」を釣り上げればクリア。次のステージへと進んでいける。
ヒットするまでの流れやファイトの仕方は魚と変わらないが、精霊がヒットしたときは引きが全然違う。
釣り上げてみると、魚とは似ても似つかないフォルムの精霊が釣れることも。
ゲットした精霊は、チームに編成すれば釣りを手助けしてくれる。
精霊がいれば、巨大な獲物もサクッと釣り上げられるはずだ。
召喚で精霊をゲット!
精霊は釣り上げるほかにも、ゲーム内通貨のアクアマリンを使って召喚することもできる。
序盤では手に入らない強力な精霊も手に入れられるので、たまったら召喚に挑戦してみよう。
装備にこだわってオシャレで強く!
ファイトでポイントでタップしていると、宝箱が飛び出すことがある。
ファイト後に宝箱を開けると、釣り具やコスチュームが入っていることがある。
これらを装備していくことで、見た目だけではなく獲物への攻撃力などが上昇していく。
迫りくるミニオンを打ち落とせ! 神獣戦
各海の最終ステージには、神獣と呼ばれる巨大生物が待ち受ける。
神獣とのファイトは、魚や精霊とはひと味違ったテイストに仕上がっている。
その違いが最も顕著に出るのが、「Fury(激怒)ゲージ」がたまったときである。
攻撃するとたまるこの赤いゲージが満タンになると、ファイトの様相がガラリと変化。
ミニオンと呼ばれる小さな子分たちが、画面にぶつからんばかりに船に襲い掛かってくる。
神獣はファイトだけでなく、釣り上げたときの大きさもハンパじゃない。見事神獣を釣り上げると、次の海へと向かうことができる。
いい意味で釣りゲームらしくない作品
釣りゲームというと、ひたすら各所に住む魚を次々に釣って、サイズの大きな大物を探したりさまざまな種類の魚を集めたりするイメージだった。
しかし、本作は重厚なストーリーを用意されており、メインの釣りをRPGのバトルらしい仕上がりにすることで、釣りだけはないさまざまな要素を楽しみつくせる作品となっていた。
あまりに釣りが面白くて触れられなかったが、プレイヤー4人でリアルタイムで協力してファイトする「レイドバトル」や釣りに必要なスタミナなどを入手できる「シェルハント」など、メイン以外にも豊富なコンテンツにあふれている。
まだCBTのはずなのだが、リリースされているゲームと遜色ない仕上がりとなっている本作。
釣り好きはもちろんのこと、音ゲー好きやRPG好きにも楽しめる作品になっている。
迫りくるミニオンのドキドキ感をぜひ、自分の身をもって体感してみてほしい。
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