『デスティニーオブクラウン』をCBTで先行プレイ!王道RPGとはこういうことだ【ゲームプレビュー】

GAMEVILの新作RPG『デスティニークラウン』が今冬配信予定。今回はAndroid版で実施中のクローズドβテストに参加して、その魅力をチェックしてみた。シミュレーションRPGとして期待度の高い本作を紹介しよう。

サクサクできる本格シミュレーションRPGが登場

『デスティニークラウン』は、ターン制のシミュレーションRPG。

クオリティーの高いバトルと、スマホならではの手軽さを融合させた完成度の高い作品だ。

主人公「アシュリット」と幼なじみの「ライリス」。騎士見習いの彼らが、危機を前に秘めたる力に目覚める。まさしく王道ファンタジーといった熱い展開を楽しむことができる

ユニットである「英雄」は、ファンタジーらしく人間や亜人、妖精などが登場。どのキャラにもストーリーが細かく設定されているのが印象的だ

期待を裏切らない王道のバトルシステム

バトルシステムは、某タクティカルRPGの名作をほうふつとさせるオーソドックスなもの。

プレイするかぎり、操作性やパラメータの設定など、多くの面がきちんと考えて作られているという印象を受けた。

ユーザーの期待どおりに、戦略性の高いバトルが楽しめるものとなっている。

ユニットの編成は最大4人+助っ人1人。属性による相性があるので、出現する敵に応じた編成が必要となりそうだ

行動順が訪れたユニットの移動先を選択し、攻撃を行う。行動順は右端のアイコンで確認可能。先々の展開を読んで行動を決めていこう

画面の視点は90度単位でぐるっと回転できるほか、高低差によるダメージなどの補正も設定されている。こういう細かな配慮はうれしいところだ

マップが崩壊するほどスキルがド派手!

ユニット固有のスキルには派手なエフェクトのものが多く、中にはマップ全体を巻き込むようなものも存在する。

見た目も楽しい、爽快なバトルを味わうことができる。

スキルにはチャージタイムのようなものはなく、即発動する。発動後は数ターン経過することで再使用できるようになる

中にはマップ全体を覆うようなダイナミックなものも存在。大掛かりだが、端末の動作は非常に軽かった

スマホ向けの遊びやすさも搭載

スマホ向けタイトルならではというべきか、オート機能や倍速機能も搭載されている。

戦況を逐一確認しなくてもいいので、通勤通学時にサクッとプレイすることもできそうだ。

画面左下のアイコンをタップすれば、オートモード、バトルスピードの切り替えが可能。便利だが、後先考えずスキルを使いまくるので、本当に強い相手には自分で操作したほうがいいだろう

画像ではわかりにくいかもしれないが、移動前にスキルアイコンをタップすると、攻撃が届く位置まで自動で移動してくれる。スキルの範囲を確認して、対象から何マス目だから……といった考える時間を省略できる

好きなユニットを極限まで強化可能!

ユニット育成の天井がかなり高いところが本作の特徴。確認しただけでも下記のようなものがある。

ユニットの強化要素

  • 装備:武器とアクセサリーを装備してユニットのパラメータを上げる
  • レベルアップ:経験値を得ることでレベルが上昇し、パラメータが上がる
  • 進化:英雄のグレード(星の数)を上げることができる。グレードの上昇はレベルの最大値を上昇につながる
  • スキル強化:同じスキルを持つユニットを消費して強化することで、スキル自体の性能を上げる
  • 超越:レベル上限を極限まで上げられるもの。星6の英雄のレベルを最大値まで上げると利用可能になる
  • 究極強化:アクセサリーの装備枠を増やすことができる(デフォルトは3枠、最大6枠)

ドロップやガチャといったことにかかわらず、すべてのユニットは最大グレードである星6まで強化可能。

愛さえあれば、好きなキャラクターを極限まで育てることも可能だ。

装備やアクセサリーは、基本的にはバトル勝利時の報酬で獲得する。経験上、行動速度アップの影響が大きそうだが……

スキル強化用の進化素材も存在。1回で4つあるスキルのどれかのレベルが上がるようだ。……なかなかの苦行かもしれない

リアルタイムPvP機能もあるが……

プレイヤー同士が5体のユニットを出し合い、リアルタイムバトルを行う「騎士戦」というモードも存在。

これはランキング戦となっており、同じ「爵位」のプレイヤー同士と対戦し、その成績で昇降格を行っていくようだ。

残念ながら、今回のプレイでは誰ともマッチングせずに終わってしまったので、正式リリース時の楽しみにしたい。

勝利することで爵位が上がっていく。非常に面白そうなのでプレイしたかったのだが、結局マッチングが完了することはなかった……

大作になってほしい期待のタイトル

従来の模倣ではなく、バトルシステムをきちんと考えた結果、今の形になったと想像できる本作。

スマホのライトユーザー向けの遊びやすさも提供されているので、多くの方が受け入れやすいものにもなっている。

CBT時点で、ゲーム内のかなりの要素が盛り込まれていたように感じたので、リリース、そして大作になることを心待ちにしたいと思う。

公式Twitterで新たに公開された世界地図では、かなり多くの国が存在する模様。これらが絡み合う壮大なストーリーにも期待したい

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