歯車を回して攻防を繰り広げるバトルRPG!
『ぐるぐる召喚マジカルギア』は、4つの月が浮かぶ異世界「アルディナ」に間違って召喚されてしまった主人公が、元の世界へ戻るため、そしてアルディナを救うために冒険を繰り広げるバトルRPGだ。
デフォルメされたかわいらしいユニットが多数登場するのは、見た目にも楽しい。
しかし、その最大の特徴は、画面に配置された歯車を回して戦うという点!
プレイヤーは、パーティーに編成した5+1人のユニットの配置をターンごとに変更して、最適な配置を探していくことになる。
バトルは、『パズドラ』などをプレイしたことのある人にはおなじみのターン性。ただし、攻撃できるのは前衛の3人のみ。
後衛の3人は敵からの攻撃を受けず、1ターンごとにHPを回復することができる。
もちろん、「炎」「水」「雷」「木」「光」「闇」というキャラクターごとの属性が、敵との相性に関係してくる。
敵と向かい合ったユニットの頭上に「得意」の吹き出しがあれば、その敵に対して有利に戦えるということだ。また敵をタップすることで、特定の相手を集中して攻撃することもできる。
さらに、攻撃と回復の切り替えだけでないところがミソ。
パーティーの並び順によって有効かされるユニットごとの「スキル」があったり、「やる気状態」になったユニットを前衛に出すと「フィーバーゲージ」がより多く獲得できたりするなど、考えるべき要素がたっぷりと存在する。
またユニットごとの固有の「必殺技」は、各アイコンの上半分に表示されている「必殺技ゲージ」をためると使用できる(タップマークで確認できる)。
そして、画面左のフィーバーゲージをタップして発動する「フィーバーモード」。歯車が「威力ゲージ」に切り替わり、これを回転させることで攻撃の威力がどんどんパワーアップしていく!
回せる時間はわずか5秒。思い切り指を回して、敵の息の根を止める一撃をたたき込もう!!
ユニット育成はオーソドックスなシステム
ゲームの開始時、プレイヤーは4つの属性のユニットの中からいずれか1つを選択する。選ばなかったユニットも後から手に入れることが可能なので、フィーリングで選んで問題ないだろう。
ユニットの育成は、「強化合成」「進化合成」「限界突破」という最近のバトル系RPGではおなじみのもの。不要なユニットは売却してクラウン(ゲーム内通貨)に変えることもできる。
強化合成では、ほかのユニットとクラウンを素材に、ユニットのレベルを上昇させることができる。同じ属性のユニットを素材にすれば、獲得できるEXPにボーナスがプラスされる。
進化合成は、レアリティ―を上げ、レベル上限を開放しつつステータスをアップさせるというもの。スキルや必殺技の効果も上昇する。
限界突破は、1つの素材ユニットにつきレベル上限を10上げるというもの。最大4回の限界突破が可能となっている。
冒険の拠点となる村でアイテムを作成!
主人公が拠点となっている「村」では、一定時間ごとにさまざまな素材を採取することができる。これらを調合することで、ヒール薬や復活薬といったアイテムを作成することが可能だ。
遊び心がたっぷり! 完成度の高さもGOOD
ユニットがランダムで手に入る「召喚」では、課金で購入する「ジュエル」で回す「レア召喚」のほかに、「戦友ポイント」で回す「ポイント召喚」が用意されている。
レア召喚のほうがいいユニットが入手できる確率が高いようだが、無料で引けるガチャがあるのはうれしい要素だ。
また、さまざまな期間限定クエストに挑戦できる「スペシャル」や、ほかのプレイヤーと対戦する「コロシアム」など、変化のある遊びも多数用意されている。
道中に宝箱が出現し、ランダムでミミックが登場して新たなバトルが発生する仕掛けや、前衛に同じ種族のユニットがそろったときに「種族ボーナス」が発生するなどの隠し要素などもあり、起伏に富んだ展開が楽しめる本作。
ユーザーインターフェースの作りがしっかりしているところなども、さすがの出来栄えだ。そして何より、歯車をいじりながら「ああでもない、こうでもない」と考えるのは非常に楽しい。
シンプルかつ奥深いゲーム性を実現しているので、長く遊べる1本になりそうだ。
- 使用した端末機種:HTC 10
- OSのバージョン:Android 6.0.1
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
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