カードゲーム要素も盛り込んだ本格三国志TD
『三極姫DEFENCE』は、三国志の世界で天下統一を目指すタワーディフェンスゲーム。
『三極姫』シリーズの主人公は、魏、呉、蜀の三大勢力のいずれかに肩入れするのが定番なのだが、本作ではそのどれでもない第4の勢力として天下を狙う。
バトル画面
- 自軍拠点の耐久力:0になると敗北になるため、拠点に迫られないようにする
- 敵軍拠点の耐久力:0になると勝利。拠点を攻撃するには、ユニットが近づかなければならない
- 制限時間:バトルの残り時間。この時間内で勝利できなければ敗北になる
- 所持コスト:カードを使うのに必要となるコスト。時間経過で徐々に増えていく
- 連弩:自軍拠点付近の敵を矢で攻撃できる。大ダメージを与えられるが、発動までに時間が掛かる
- 手札:点灯したアイコンをタップすることで、武将を出陣したり、策略を発動させられる。発動後は新たなカードが補充される
- NEXT:次にどのカードが補充されるかの表示
- 出撃コスト増速:コスト10を消費してレベルを上げることで、所持コストのたまる速度を上げることができる
デッキは2種類のカードで編成
カードには、敵を攻撃する「武将」カードと、特殊な効果を発動できる「策略」カードが存在する。
バトルでは、コストを支払ってこれらを使用するため、適切に使い分けていく必要がある。
各武将は兵種によって特徴が異なる
武将カードには兵種が設定されており、攻撃、防御、速度などのパラメーターや特徴が異なっている。
敵も同様なので、それぞれの特徴を把握して、相性のいい兵種を編成することが勝利への近道だ。
兵種とその特徴
- 歩兵:近接攻撃ユニット。出撃コストが低い
- 弓兵:遠距離攻撃ユニット。出撃コストが低い
- 呪術兵:いわゆる魔法系の遠距離攻撃ユニット。攻撃力が高めだが、コストも高い
- 盾兵:防御型の近接ユニット。遠距離攻撃に強い
- 騎兵:攻防、移動速度などに優れ、敵をノックバックさせられる近接ユニット。ただし、コストが高い
- 井蘭兵:高い防御力と範囲攻撃ができる強力ユニット。コストが非常に高い
TCGのようなランダム性も味わえる
本作が特徴的なのは、出撃させるカードが、編成したデッキの中からランダムに補充されていく点。
強力な武将をいつでも出せるわけではないので、限られたコストと手持ちのカードで臨機応変に対応していくところは、難しくもあり面白いところでもある。
美少女武将を愛でることがデッキ強化につながる?
武将たちと絆を深めたり、ステージクリアで入手できるイベントCGを完成させると、その武将のパラメータを強化することができる。
さすが美少女武将をウリにしている本シリーズ。キャッキャウフフすることがデッキの強化にもつながっていくのだ。
ほかのプレイヤーとの対戦を楽しめるモードも
本作にはPvPによるランキング戦ができる「闘技場」や、塔の進行度合いを競う「試練の塔」といった、プレイヤー同士で競い合うモードも搭載されている。
ゲーム内最強を目指す楽しみもありそうだ。
編成と立ち回りで勝ったり負けたり!
もともとPCゲームのシリーズということもあり、美少女推しの作品だが、筆者はバトルの戦略性の高さが印象的だった。
3分という時間や所持コスト、手札のランダム性など、多くの制限がある中で最善を選択していくので、なかなか緊張感のある戦いを味わうことができる。
兵種による相性の影響も大きく、プレイヤーの立ち回りやデッキ編成がモロに勝敗にかかわってくる。本格的なタワーディフェンスゲームとしてもじゅうぶん魅力的な作品だ。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 6.0.2
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
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