やりごたえバツグンの駆け引きが熱いRPG
本作は、乱入システムも取り入れられたコマンドバトルが特徴のRPGだ。
異世界の救世主としてこの世界に召喚されたプレイヤーは、巫女のアリア、竜人族の末裔であるセオと一緒に「白の魔王」の討伐を目指していくことになる。
本作は、気軽にリアルタイムの4人協力プレイができるのが最大のポイントとなっている。プレイヤーの分身となるアバターは、キャラメイクで自身好みに仕上げることが可能だ。
ロール(役割)も4種類から選ぶことになるが、これは後から自由に変更できるので、フィーリングで選んで問題ない。
各ロールの特徴を簡単に紹介
- ファイター:強力な一撃で敵を粉砕。「挑発」で敵の攻撃を引きつけ、盾役としても活躍する。
- ソーサラー:範囲攻撃で敵を一網打尽にする。「マナドレイン」で敵の行動力を奪いことができる。
- ハンター:速攻や弱体で敵を翻弄する。「スタンアタック」で敵の行動を止めることができる。
- ヒーラー:回復とサポートのスペシャリスト。「癒しの手」で回復も蘇生もお手のものだ。
敵の動きに対処せよ! 戦術重視のバトルシステム
本作のメインとなる戦闘は、コマンド選択式のリアルタイムバトル。
敵味方にかかわらず、スキル選択すると「ウェイト」状態になるウェイトシステムが導入されており、高度な駆け引きを楽しめる。
例えば、ボス級の敵はパーティーを壊滅させるほどのスキル「必殺技」を持っており、そのカウントには光のエフェクトが付いている。
スキルは「スタン」状態にすることで阻止できるので、発動直前に「スタンアタック」して対処しよう。
とはいえ、敵もただ無防備に必殺技を発動しようとするわけではない。
スタンを防止するバリアを展開したりボスが狙われないように「挑発」してきたりと、まるでプレイヤーを相手にしているかのごとく妨害してくる。
このような戦術が幾重にも考えられ、いかに4人で協力できるかが問われるバトルにとなっている。
無双モードでスキル打ち放題!
スキルは、時間とともに自然回復する「MP」を消費することで発動できる。
MPを消費すると「TP」がたまっていき、TPを100消費することで、一定時間無双モードへと突入できる。
モード中はウェイト状態が短縮され、MPの回復も早まるため、スキルが非常に出しやすくなる。
このタイミングで大技の「召喚技」を決めて、一気に敵を葬り去ろう!
乱入システムで次々にプレイヤーが参戦!
本作のほとんどのクエストは、シングルとマルチを自由に選択してプレイできる。
ルーム作成などが面倒でシングルプレイをする場合も「乱入許可」をONにするだけで、戦闘中に続々とほかのプレイヤーが助けに駆けつけてくれる。
やり込みきれないほど豊富な強化システム
プレイヤーのステータスには、8種類装備する「キャラ」と、最大17個も装備できるようになる「アクセサリ」、そして「ジョブボード」という、さまざまな要素がかかわっている。
中でもキャラがとても重要で、バトルで使えるスキルを決定するだけでなく、HPや攻撃などのステータス値まで決定づけるものになっている。
アクセサリは、クエストなどでドロップするアイテムを素材にして、生産できる。
マイタウンのバザーで取引!
プレイヤー1人ひとりには、素材採集やバザー出品、購入などができる「マイタウン」がある。
バザーには全国のプレイヤーの素材やアクセサリが取引されており、ここでアクセサリをそろえるのも面白い。
ジョブボードは、ランクアップやギルドバトル参加時にもらえるジョブポイントを使って、ツリー上に伸びたマスを開放していくコンテンツ。
これにより、スキルを強力にしたり、パラメーターを強化したりすることができる。
最大16vs16のリアルタイム対人バトルも搭載
気の合った仲間で結成できる「ギルド」に加入すると、毎日2回指定した時間に開催されるギルドバトルに参加できるようになる。
ギルド同士で競うこの闘いは、時間内に獲得した「GP」の量で争うことに。
攻撃してGPがもらえることはもちろんのこと、回復でも同様にGPが付与されるので、ロールにかかわらずポイントを稼げるルールになっている。
また、近日解禁されるコンテンツとして「コロシアム」も控えており、まさに遊びきるのが難しいほどの大ボリュームな作品だ。
ストーリーも奥へと進むと、かなりの歯ごたえ。物語自体が、まさに“別格”のデキに仕上がっているので、さまざまなコンテンツを駆使して先に進みたくなる作品といえるだろう。
協力プレイやRPGが好きな方なら、一度はプレイしてみてほしいタイトルだ。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- iOSのバージョン:10.3.1
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
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