関東甲信越で「Red Faction(レッドファクション)」が始まってた!
そんなあわただしい中で始まっていたのが、関東甲信越エリアを対象とした「Red Faction」です。
「Red Faction」とは、Ingressプレーヤー有志が日本赤十字社と組んで開催している、陣営を越えた献血協力イベントです。
2015年5月に広島県で初めて開催され、関東甲信越では今回が5回目となるそう。以前もGame Deetsでご紹介しましたね。
今回の「Red Faction」は、関東甲信越の全献血会場(献血ルームと献血バス)を対象に、6月10日(土)から6月30日(金)まで開催されます。
今回も、献血と寄付双方での参加が可能で、献血ルームなど具体的な場所は「関東甲信越ブロック献血施設一覧」で確認できます。
献血ルームによっては成分献血ができないといったこともあるので、まずは最寄りの献血ルームをチェックしておきましょう。
参加特典も用意されており、献血と寄付の両方でオリジナルBIOカードがもらえるほか、BIOカード型の記念撮影用パネルも設置されているので、自由に撮影できます。
ただし、残念ながら行けば誰でも献血できるというわけではありません。献血できない例もあるので、「以下に該当する方は献血をご遠慮ください」に目を通しておくことをおすすめします。
もし献血できない場合でも、寄附することで参加できます。
今回も寄附しにいってみた!
早速、というほど早くなかったのですが、今回も最寄りの献血ルームに行ってきました。
エージェントは「レッドファクションで来ました」
ただ、
寄附だけなのであっさりしてて残念ですが、
そもそも「Red Faction」ってどうやって誕生したの?
前回ご紹介したときは、「何やらユニークな活動が始まってるのだな」と思った程度だったのですが、今回で5回目と聞いていろんな疑問がわいてきました。
そこで、今回の企画をAG側でまとめている「Red Faction関東甲信越のエージェントチーム」の中の人にお話をうかがいました。
中の人によれば、そもそも「Red Faction」は日本で生まれた活動ではありませんでした。2014年6月に、とあるブラジルのエージェントの想いからスタートしていたのです。
「Ingressエージェントが持つ強力なコミュニティの力を借りて、どのようなことが社会に恩返しできるのだろうか?」という想いをベースに、6月14日の世界献血者デイに合わせて最初のグローバルイベントが開催され、日本でも自発的にエージェントが参加したそうです。
こちらが記念すべき、グローバルで開催された初回のイベントページだそうです。日本からもあの人やあの人が参加されていますね!
その後は世界に波及して、日本では2015年6月に関東、広島で開催されてから今日に至ります。かつての活動はGoogle+で「#redfactionweek」というタグで追うことができます。
今回のイベントは、有志の声かけで集まった首都圏のAGがクロスファクション(両陣営)で支えているそうです。
皆さんはボランティアで自分の時間を使いながら、日本赤十字社やナイアンテック社との打ち合わせを行っているそうです。
オリジナルBIOカードなどのグッズは、作り方・制作業者・デザインについてはエージェントチームで考え、確認・制作は日本赤十字社が担当するという流れで作成されているといいます。
そこまで密に連携できるようになったのも、回を重ねるごとに手ごたえを感じているからのようです。
RedFaction関東甲信越のエージェントチームの方のコメント
毎回、試行錯誤を重ねつつ企画しています。掛けた時間に比例して成果は上がっています。
日本赤十字社様もイベントを行うと必ず成果が出ているということで、毎回期待してくださいますし、一番血液の足りない時期にイベントを開催しているため、重要度も高くなっています。
われわれは本業を抱えながら、さらにIngressイベントなどの合間を縫って(笑)時間を作って活動していますが、やりがいや手ごたえは回を追うごとに増していますね。
現在は首都圏のAGが中心のようですが、各県にかかわれるAGが数名ずついるとうれしいとのこと。
かかわるAGが増えれば、ファクションの組織同様に、国内の横展開や海外との面白い連携なども実現しそうです。
期間残りわずか! 現在はResistanceがリード!?
6月22日午後時点の集計によれば、Resistanceが53名、Enlightenedが38名とのこと。はてさて、結果はどうなるでしょうか?
RedFaction関東甲信越のエージェントチームの方のコメント
Ingressを通じて結束したコミュニティーで社会貢献ができることを模索して、始まった活動です。
献血を行うことで、社会活動の啓蒙ができればいいなと思いながら、試行錯誤で毎回活動しています。
運営でも献血でも参加したいという方は、ぜひともご協力をよろしくお願いします。
日本赤十字社の方のコメント
関東甲信越においては、「Red Faction」を通じて、特に献血者が減少する傾向がある冬場を含んだ年2回『Ingress』プレーヤー有志の方々にご協力いただくことで、献血者確保にご尽力いただいており、非常に感謝しております。
このイベントを通じて、関東甲信越以外のエリアの献血も伸びたら素晴らしいと思います。
(C) Niantic, Inc.