キモカワ巨人が襲来!? パズルをつないで駆逐せよ!
諫山創(いさやま はじめ)氏の『進撃の巨人』といえば、ご存じない方はいないくらいの超人気マンガ。2018年にはTVアニメの第3期も放映予定となっている。
本作『進撃の巨人 チェインパズルフィーバー』は、TVアニメの世界観を踏襲したパズルゲームだ。
調査兵団の面々や、敵である巨人たちがいずれもデフォルメされた姿で登場! ちょっとかわいらしくなった戦いが描かれている。
パズルそのものは、同じキャラクターを3つ以上つないで次々と消していく、定番の3マッチ方式。
キャラクターを消すたびにスコアが入るので、プレイヤーは制限時間内でのハイスコアを目指していく。
1回のパズルに費やす60秒の中には、調査兵団のブロックを消していく「訓練モード」と巨人のブロックを消していく「討伐モード」の2つが存在。
これらが時間経過によって自動で切り替わる仕組みとなっている。
巨人を倒すことがテーマの作品だけあり、討伐モードでは、消した数に応じてボーナスなども入る。
後半にどれだけ消せるかが、ハイスコア更新のポイントとなりそうだ。
「ちみキャラ」たちがいたるところでしゃべる!
登場するデフォルメされたキャラクターは、ブルーレイの特典映像などでもおなじみの「ちみキャラ」。
描き下ろしのちみキャラが登場するのに加え、新規ボイスも多数収録されているので、ファンなら確実に満足できる内容といえる。
入手したキャラクターは、サポーターとして2体まで編成可能。
サポーター1に設定したキャラクターは各メニュー画面やコンティニュー画面などで、ナビキャラのようにしゃべってくれる。
ぜひ、お気に入りのキャラクターを設定しておこう。
また入手済みのキャラクターは、パズルをこなしていくと徐々にレベルが上がり、そのキャラクターのブロックを消した際のスコアが高くなる。
たくさんのキャラクターを入手し、成長させることは、ハイスコア更新にもつながるはずだ。
スキルでスタイリッシュにスコアアップ
パズル中は、プレイヤーの任意で調査兵団らしいスタイリッシュなスキルを発動することができる。
カッコいいだけではなく、一度にたくさんのブロックを消すこともできるので、スコアアップするうえでも必須の要素となっている。
スキルは、ユーザーランク(パズルをプレイすることで徐々に上がる)が一定数上がるたびに、新たなものがアンロックされる。
またサポーターには「得意スキル」というものもあり、これに合致したスキルを使用すると効果がアップする。
スコアが伸びないと感じたら、サポーターやスキルを変えてみることも検討しよう。
超巨大! 知性巨人が襲来!!
ゲーム内では、特定の時間限定で「知性巨人」が登場する、いわゆる降臨ボスのようなコンテンツも存在している。
特設されたステージに挑戦し巨人を倒すことで、ダイヤ(課金アイテム)やコインといった、貴重なアイテムなどが手に入れることが可能だ。
知性巨人はただ特別ステージに挑戦するだけでは出現せず、パズルプレイ中に特定の条件を満たす必要がある。
倒すのに時間が掛かるので、早めにこの条件を満たすことが第1のハードルといえるだろう。
知性巨人が出たら、ダメージを与えて倒す段階に移行する。
知性巨人を含めて、3チェイン以上を決めることでダメージが入るので、ひたすらこれを続けていこう。
どんなにチェイン数が多くてもダメージは変わらないので、3チェインを細かく繰り返すことがポイントだ。
このコンテンツでは、ハイスコアを目指す消し方とは違う本作ならではの遊び方が楽しめる。
お知らせにスケジュールが表示されているので、時間が合うときにぜひ挑戦してみよう。
今後に追加予定のコンテンツにも期待
原作マンガ、そしてTVアニメの緊迫感のある世界観のまま、キャラクターだけが小さくなっているという味付けのせいか、本作に対しては不思議な親しみやすさを感じてしまった。
このかわいい雰囲気のほかに、定番のUIや手軽な操作感のおかげでかなりプレイもしやすい。
TVアニメでおなじみのボイスなども存分に堪能できるので、多くの方が楽しめるキャラゲーに仕上がっているといっていいだろう。
一方で、原作を知っている筆者としては、知性巨人襲来のような『進撃の巨人』らしい戦いをもう少し押し出してほしいと感じた。
今後は原作アニメを追体験できるストーリーや、マルチ機能なども追加予定とのことなので、熱く、激しい戦いにも期待したい。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 7.0
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.06
- 課金総額:0円
(C) 諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会 (C) COPRO