7種類のスキルを覚えよう!
本作には、さまざまな種類のスキルが存在し、それぞれ発動タイミングが異なる。
- カードオープン時に発動する「オープンスキル」
- アクションフェイズ開始時に発動する「スタートスキル」
- ユニットの行動直前に自動で発動する「オートスキル」
- ユニットの行動時に任意で発動できる「アクションスキル」
- ユニットのクローズ時に発動する「クローズスキル」
- 特殊な備考を示す「テキストスキル」
- シールドが破壊されたときに発動する「シールドスキル」
計7つと種類が多いものの、各スキルの特徴を理解し使いこなすことで、バトルの勝率も大幅に上がる。しっかり覚えていこう!
なお、シールドスキルについては、こちらの記事で解説している。
シールド関連は上記の記事を読めば、大まかに理解できるだろう。
今回は、ユニットが持つ6種類のスキルについて解説していく。
各スキルの発動タイミング
本作は、3つのフェイズで進んでいく。各スキルの特徴は、このフェイズの進行に合わせて覚えていくのがいいだろう。
各スキルの発動タイミングは、以下のとおり。
- セットフェイズ
発動スキルなし - オープンフェイズ
オープンスキル(カードオープン時) - アクションフェイズ
スタートスキル(アクションフェイズ開始時)
オートスキル(ユニットの行動直前)
アクションスキル(ユニットの行動時に任意選択)
クローズスキル(ユニットクローズ時)
※テキストスキルは、ユニットによって発動タイミングが異なる
オープンスキルはカードオープン時に発動できるので、不発に終わることがないのが特徴。コンボの起点として、非常に有用である。
ほかのスキルを見てみると、ほとんどはアクションフェイズに発動することがわかる。
スタートスキルはアクションフェイズの初め、オートスキル、アクションスキル(とテキストスキル)は、ユニットの行動が回ってきたときに発動。
スタートスキルを持つユニットが複数バトルエリアにいる場合は、ユニットの速さの順に発動する。
スキルの発動タイミングにおいても、速さが参照されるケースが多いため、速さが高いユニットはスキル発動においても有利、ということを覚えておこう。
※ただし例外として、バトルタイムを変えるスキルはあとから発動したものが上書きされる。このタイプのスキルは、遅いほうが有利になる点に注意しよう
オープンスキル
オープンスキルは、オープンフェイズに発動するため確実に効果を発揮するのが大きなポイント。
コンボの起点として使いやすく、オープンスキルが強力なカードは戦術の核となるケースも多い。
ただし、カードオープン時にしか発動しないので、使えるのは原則1回きり。
基本的に1発勝負なので、ここぞという場面で使っていこう。
オープンスキルが強力なカード例:竜皇帝『アルィンド』
- レアリティ:LR
- エキスパンション:戦いの嚆矢
- オープンスキル:灼炎の誕生(消費SP:0)
すべてのユニットに60ダメージを与える。 - オートスキル:灼炎の暴君(消費SP:0)
相手ユニットから1体選び《このユニットの[攻撃力]分》のダメージを与える。
オープン時に、すべてのユニット(自分ユニットも含む!)に60ダメージを与える。
このダメージ量に耐えられるユニットはそうそういないので、配置後は悠々と攻め込んでいけるだろう。
オートスキルと合わせて、攻撃が2回できるのも強烈だ。
スタートスキル
カードのオープン、復活選択が終わったあと、アクションフェイズの開始時に自動的に発動する。
各ユニットの行動前に発動するため、不発に終わることが少なく、オープンスキルに並んで強力と言える。
コンボにも組み込みやすく、ユニット選びにおいては優先度が高い。
※スタートスキルを持つユニットが複数バトルエリアにいる場合は、速さ順に発動する
スタートスキルが強力なカード例:太陽の皇子『フェルラート』
- レアリティ:LR
- エキスパンション:ベーシック
- オープンスキル:純粋な祈り(消費SP:0)
バトルタイムを[昼]に変更する。 - スタートスキル:太陽の守護(消費SP:0)
バトルタイムを[昼]に変更する。 - アクションスキル:太陽剣「クレヴァーグ」(消費SP:1)
[太陽王国]のすべての自分ユニットの[攻撃力][防御力]を10増やす。この効果はターン終了時まで持続する。
フェルラートはオープンスキル、スタートスキルともにバトルタイムを昼に変更できるため、バトルエリアにいる限りずっと昼の状態になる。
リフェスは昼に強化されるユニットが多く、フェルラートがバトルエリアにいることで、毎ターン強化状態で戦える。一見すると地味だが、この効果はすさまじい。
オートスキル
オートスキルは、自動で発動するのはスタートスキルと同様だが、ユニットの行動直前に発動するというタイミングの違いがある。
ユニットの速さが低い場合は、フェイズの後半にならないと使えないため、クローズや除去などにより発動できない、というケースも。
オートスキルを確実に使いたい場合は、ユニットの速さを上げる手段も整えておこう。
オートスキルが強力なカード例:調整体『ノゼ』
- レアリティ:LR
- エキスパンション:戦いの嚆矢
- オートスキル:魔力の集結(消費SP:0)
このユニットの[攻撃力]を《自分の[魔法カード発動回数]×5分》増やす。この効果はターン終了時まで持続する。 - オートスキル:擬態(消費SP:0)
このユニット以外のすべてのユニットから1体選び、このユニットの[最大HP]を選んだユニットと同じにし、[HP]を《このユニットの[最大HP]の50%分》回復する。(端数切り捨て) - アクションスキル:意識の刈り取り(消費SP:2)
相手ユニットから2体選び《自分の[魔法カード発動回数]×10分》のダメージを与える。自分の[魔法カード発動回数]を3減らす。
ノゼは、2つもオートスキルを持っているという変わり種。毎ターン攻撃力をアップできる上、HPをほかのユニットと同じ数字にコピーし、回復までできる。
HPが低いユニットをコピーすると、逆に弱くなってしまう点には注意。
アクションスキル
ユニットの行動時に、選択して使うことができる特殊攻撃。
攻撃用のアクションスキルはSPを消費するものが多く、相手ユニットを選んで攻撃できたり、縦や横1列を攻撃できたりと強烈。逆にSPを増加するものもあり、総じて使い勝手がいい。
また、一部のアクションスキルは発動するのにユニットのステータスやレベルなどの条件が必要な場合もある。こういったタイプは、強力なケースがほとんど。
アクションスキルが強力なカード例:竜騎士『ヴァッサー』
- レアリティ:SR
- エキスパンション:戦いの嚆矢
- オートスキル:英雄の力(消費SP:0)
このユニット以外の[ネームド]のユニットから1体選び、このユニットの[攻撃力]を《選んだユニットの[攻撃力]》と同じにする。この効果はターン終了時まで持続する。 - アクションスキル:飛行攻撃(消費SP:1)
相手ユニットから1体選び《このユニットの[攻撃力]分》のダメージを与える。 - アクションスキル:滅却竜の息(消費SP:2)
【発動条件:このユニットの攻撃力50以上】すべての相手ユニットに《このユニットの[攻撃力]分》のダメージを与える。
2つのアクションスキルを持つ、強力なアタッカー。滅却竜の息は発動に攻撃力が50以上必要なので、上に挙げているザガールとセットで使われることが多い。
相手の場にユニットが少ないなら飛行攻撃、多いなら滅却竜の息と使い分けて戦えるため、場面を問わずに活躍できる。
SPの消費が激しいため、供給手段を整えておきたい。
クローズスキル
ユニットのHPが0になり、クローズ状態になったときに発動するという特殊なスキル。
不死・霊体系ユニットの復活や、ほかのユニットにダメージを与えて巻き添えにするなど、トラップ的な内容がほとんど。
特に、ローティアのユニットが得意な傾向にある。
クローズスキルが強力なカード例:大罪の聖騎士『デュランダル』
- レアリティ:LR
- エキスパンション:ベーシック
- アクションスキル:失われた興味(消費SP:0)
【発動条件:自分のファルカウの属性値5以上】すべての相手ユニットに《自分の[属性値:ファルカウ]×10分》のダメージを与える。自分の[属性値:ファルカウ]を5減らす。 - クローズスキル:完全な存在(消費SP:0)
自分の[墓地]から[このユニットと同名のカード]をランダムに1枚[デッキ]に戻す。
クローズスキルと言えばデュランダル、というくらいに強烈なクローズスキルを持つユニット。
HPが0になった瞬間、墓地から自分のカードを回収できるため、直接墓地に送られない限りはほぼ無限に復活できる。
アクションスキルも強力で、1体で戦局を大きく変えることができるだろう。
テキストスキル
上記スキルのいずれにも当てはまらない、特殊な備考は「テキストスキル」として表記されている。
攻撃時だったり、復活時だったりと、発動タイミングもさまざま。テキストスキルを持っているユニットは、ほかにはない独特の強みがあるので、特徴をつかんで使いこなそう。
テキストスキルが強力なカード例:閃光の剣士『ラフィーレ』
- レアリティ:LR
- エキスパンション:戦いの嚆矢
- テキストスキル:ランティリット(消費SP:0)
このユニットの[攻撃]は[射程内][HP1以上]の相手ユニットからランダムな1体にダメージを与える。この効果を2回繰り返す。 - オープン:民衆の英雄(消費SP:0)
[太陽王国]のすべての自分ユニットの[最大HP][攻撃力]を10増やし、[HP]を10回復する。 - スタート:覆す力(消費SP:0)
【発動条件:自分のバトルエリアにユニットが3体以上居る】このユニットの[攻撃力]を10増やす。この効果はターン終了時まで持続する。
1ターンに2回攻撃ができるという、驚異のテキストスキルを持つ。
ただし、初期状態だと攻撃力もHPも低いので、ただ出すだけだとクローズさせられて終わってしまう。
なるべく多くの自分ユニットを展開できた状態で出し、「守備力強化」などで耐久性を高めて使っていくのがいいだろう。
オープンスキルを重視してデッキを組もう!
6つものスキルについて解説してきたが、中でも特に重要視したいのが、確実に発動するオープンスキル。
オープンスキルの発動は妨害できないため、ここからスタートスキル、オートスキルにつないでいくのが非常に強力だ。
デッキを組むのであれば、オープンスキル始動のコンボができるように編成してみるといいだろう。
上の組み合わせの場合は、
- タリアを先に出しておく
- 次のターンにフェルラートを出してオープンスキル発動
- アクションフェイズにタリアのオートスキルで全体回復
という回復コンボができる。
フェルラートを配置したあとも、タリアの回復が毎ターン発動し、フェルラートはタリアのスタートスキルで防御力がアップできるため、なかなか強い。
無理にオープンスキルを使わなくてもいいが、デッキ編成時はこういったスキルの組み合わせを考えてみよう!
(C) Coreedge Inc
(C) So-net Game Studio Limited