取材開始後、即ねこ発見
取材に赴いた日の天候は晴天。ねこたちのひなたぼっこが期待できるいい条件だ。「ほんまにおるんやろか?」と似非関西弁を話しつつ、新幹線で現地へと向かった。
南側から入っていくと、いるわいるわ、たくさんのねこたち。不安も一気に吹き飛んだ。人間にも慣れているようで、近づいても特に気にせずマイペースである。
憩いの喫茶店がねこの憩いの場
どうしてこんなにねこがいるのか不思議だが、近くを見回してみると古びた喫茶店の看板が。どうやら、もともとこの喫茶店付近で暮らしていたねこたちが、哲学の道に集まってきているようだ。しかし、理由はどうあれ……たくさんのねこがいて、ねこ好きにはたまらない楽園である。
少し北に向かうと……あれ?
これなら、進んでいけばもっと多数のねこたちと出会える! と意気込んでいたのもつかの間、喫茶店の跡地から北へ向かって行くと、まったくねこの姿がない。おかしいと思いつつも進むも、やはりまったくねこはおらず……。
結論:南側にしかねこはいない!
ひたすら歩いて、銀閣寺のある北側まで行ってみたが、喫茶店の先からは1匹もねこに出会えず。北側は道が川に近くなるので、水が嫌いなねこたちは寄り付かないのかもしれない。最初はたくさんいたねこたちにテンションが上がったものの、いわゆる出オチに近い取材となった。
ひとまず、ねこ目当てで哲学の道へ行くという方がいたら、必ず南側に行こう! ということは伝えておきたい。
哲学の道 アクセス(JR京都駅から)
北側:京都市営バス銀閣寺道バス停下車すぐ
南側:京都市営バス宮ノ前町バス停下車徒歩5分