※ゲーム画面は開発中のものです。正式配信時のものとは異なる場合があるので、ご了承ください。
人気RPG『セブンナイツ』から大幅な進化を遂げて登場!
本作は前作『セブンナイツ』の世界にて、皇帝パスカルが行なった「降臨の儀式」から20年後が舞台。
物語はセブンナイツのメンバーである「アイリーン」が作った、「黎明の傭兵団」を中心に進んでいく。
プレイヤーは「黎明の傭兵団」のリーダーである主人公の「レン」と共に「降臨の儀式」以降、混沌を極めている世界を救う旅に出ることとなるのだ。
映画を彷彿させる重厚な「ストーリー」
まず目を引くのは、やはり美しいグラフィックとともに綴られるストーリーだろう。
物語を進めていくと適宜ムービーシーンが入るのだが、PVでも見ているのではないかと思ってしまうほど映像が美しく、とてもゲーム内のワンシーンとは思えないクオリティーだ。
なんとこのムービーは、開発チーム曰く合計で2時間にも及ぶボリュームになっているとのこと。
ド派手なバトルやキャラクター編成での戦略性など、さまざまな魅力がある本作だが、ストーリーだけでもとても満足度の高い作品となっている。
4人のキャラクターを臨機応変に動かす「リアルタイムグループバトル」
本作のバトルは、チームに編成した4人のキャラクターで戦うリアルタイムグループバトルとなっている。
プレイヤーは1人のキャラクターを操作して戦い、残りの3名はオートで一緒に戦ってくれる存在だ。
ただ、操作キャラクターは右上のアイコンをタップすればいつでも変更可能。場面に合わせて、自分が操作するキャラクターを臨機応変に変えて戦う必要があるだろう。
基本的な操作方法は、画面左側の操作パッドでキャラクターを動かして、右側の攻撃ボタンやスキルボタンで戦うという、アクションRPGなどではお馴染みにもなりつつある操作だ。
ただし、アクションRPGでは多い「回避」の操作がない。本作は基本的に通常攻撃は繰り出された時点で敵も味方も避けることができないため、殴り合いのようなシチュエーションになることが多いだろう。
一部の範囲攻撃は、敵の予備動作の段階で範囲外へ移動すれば避けることができるので、大技は回避してチームが壊滅しないように注意しつつ、継続的にダメージを与えて戦う戦法となりそうだ。
クラスと陣形によって多彩な戦略性を生み出せる「チーム編成」
バトルのチュートリアルを受けた時点で、敵の通常攻撃を避けられないのなら、体力の多い敵にはいくら大技を避けたとしても、いずれジリ貧になって負けてしまうのではないか? と筆者は思っていた。
しかし、そうならないための仕組みが、戦闘に参加させるキャラクターを選ぶ「チーム編成」にあるのだ。
本作のキャラクターは「攻撃型」「防御型」「射手型」「支援型」「万能型」の5つのクラスが存在し、これらのキャラクターを自由に4名チームに編成してバトルをすることになる。
簡単にそれぞれの特徴を紹介しよう。
攻撃型
その名の通り、敵を攻撃することに特化したクラス。所持スキルも敵にダメージを与えるものが多く、バフスキルでも自身や味方の攻撃性能を強化するものが揃っている。
そのぶん、攻撃にステータスが多く振られているため、防御力やHPが低めという弱点もあるが、チームに1人編成するだけで敵の殲滅力がグッと高まるクラスだ。
防御型
こちらは攻撃型とは正反対の、味方を守ることに長けているクラス。敵の注意を集める「挑発」や、味方に一定ダメージを吸収する「シールド」を付与するスキルなどを所持している。
いわゆるタンクと呼ばれるポジションであり、強大な敵と集団で戦う場合において欠かせない存在だ。
射手型
射手型は遠くから攻撃して相手の体力を削っていくクラス。遠距離版の攻撃型というのが一番わかりやすいだろう。
攻撃型をも凌ぐ高火力を出すことが可能だが、耐久力は攻撃型よりも低い。距離を詰められると一気に倒される危険性があるため、防御型などとの組み合わせが必要なクラスだ。
支援型
味方を援護することに長けているクラス。主に回復スキルとバフスキルを多く使用でき、敵の通常攻撃で削られた体力は、支援型のスキルでカバーしていくことになるだろう。
その代わりに、攻撃スキルはほとんどない。攻撃力もそこまで高いわけではないため、火力を出すことは難しいクラスだ。
万能型
名前の通り、攻撃から防御、味方への支援となんでもこなせるクラス。単体で完結しているタイプのキャラクターもおり、1人育成しておくだけでもチームの安定感は向上するだろう。
ただし、キャラクターによってできることは大きく異なる。攻撃寄りのスキルが多い場合や、回復や支援などのサポート寄りの性能をしていることもあるため、編成前にしっかりと性能を確認しておく必要があるクラスだ。
このように、5つのクラスを考えて編成すれば、例え体力の多い敵であっても立ち向かうことができるようになる。
特に、防御型と支援型の2クラスは、強大なボスとの戦闘ではチームの安定感を上げてくれる、とても心強い存在となるだろう。
さらに、本作には編成したキャラクターのフォーメーションを決める「陣形」も存在。これは前作『セブンナイツ』にも同様のシステムがあったが、今作では種類が大幅に増加。
なんと先行プレイ時点でも15種類もの陣形があり、これらをチームに合わせて変更していくことができるようになっているのだ。
陣形は前列・中列・後列の3列に分かれており、陣形によって各列のキャラクターが受けられるバフが変化するという仕組み。
中にはフォーメーション自体はほか陣形と同じだが、受けられるバフが異なる陣形も存在するので、編成しているキャラクターに合わせた陣形選択が求められるだろう。
そして、チームにはキャラクターだけでなく、戦闘力を向上させてくれる「ペット」も編成できる。
ペットはそれぞれ専用のスキルも持っており、直接戦ってくれるわけではないが、戦闘での助けとなってくれる存在だ。
図鑑報酬でさまざまなバフを獲得!
本作にはキャラクターや装備を収集することでバフが手に入る「図鑑」システムが存在する。
図鑑はキャラクター・装備・ペット・衣装の4種類。衣装以外の3種類はストーリーを進めたりミッションのクリアでも手に入ったりするだけでなく、ショップによる「召喚」でも獲得可能だ。
キャラクター図鑑以外は、該当の装備やペットを獲得するだけでバフが得られる。新しい装備などが手に入ったら、図鑑を確認してどんなバフが得られたか確認してみよう。
キャラクター図鑑に関しては、該当するキャラクターのレベルや熟練度レベルなどの合計が、一定値に到達することでバフの効果が発動する。
ほかの図鑑に比べればバフの恩恵を受けるのは難しいが、そのぶん複数のステータスを向上させるものが多く、発動したときの恩恵が大きいのが特徴だ。
キャラクター育成や装備収集にも面白さが詰まっているRPG
本作はボリューミーなストーリーや、前作と異なるアクション性が増したバトルなど、プレイヤーを惹きつける魅力は多種多様に用意されている。
その中でも筆者が特に魅力的に感じたのは、キャラクターや装備を集めて強化するという育成部分だ。
MMORPGのようにアカウント全体の戦闘力があるだけでなく、キャラクターごとにも戦闘力が設定されているため、自分が強くなっているのがわかりやすく、モチベーションアップにも繋がりやすい。
図鑑も埋めていくだけでステータスが上がるため、ついつい育成や装備のコレクションに夢中になってしまった。
筆者は前作『セブンナイツ』もプレイしていたが、その時もキャラクターの育成に明け暮れていたことがあり、既存ファンの期待も裏切らない作品になっている。
もちろん、ストーリーやバトルなど新しくなった要素も多く登場するため、今作から初めて「セブンナイツ」シリーズに触れる方も十分楽しめるはずだろう。
キャラクターがグングン強くなっていく様を見るのは、ゲーマーにとってたまらない瞬間。キャラクター育成などが好きな方には特に遊んでいただきたい作品だ。
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