脱出・ハクスラ・バトロワのいいとこどりの注目作を先行プレイ!
7月23日(火)、KRAFTON JAPAN株式会社において、『Dark and Darker Mobile(以下、ダークアンドダーカーモバイル)』メディア向け先行試遊体験会が行われた。
本作はPC(Steam)で2023年にリリースされた『Dark and Darker』のモバイル版。ダンジョンバトロワというありそうでなかったゲーム性が好評の3DアクションRPGだ。
7月16日からはCBTの登録受付が開始されているので、気になる方はぜひ参加してみてほしい。参加登録期限は7月31日まで(iOSは7月29日まで)なのでご注意を!
クラスとスキルの組み合わせは多彩で自分のスタイルを出しやすい
『ダークアンドダーカーモバイル』は、中世ファンタジーな世界観の作品。プレイヤーはダンジョンに潜り、宝物を探索していくことが主な目的となる。
まずはMMORPGのように、キャラメイクとクラス選択をすることになる。
キャラメイク要素はパーツを組み合わせる形式のシンプルなもの。全体的に西洋風なので、アニメ調のゲームになれている日本ユーザーにとっては、ここは好みが分かれるところかもしれない。
続いてクラス選択。試遊会では以下のクラスが選択可能となっていた。あくまで筆者の印象だが、以下のようなイメージだ。
- ファイター:盾でガードができるタンク役。弓や両手剣を使うと役割が変わりそう
- バーバリアン:パワー系近接アタッカー。斧でドアを壊したり、複数の対象をスキルで蹂躙できる
- ローグ:移動が素早いほか、毒や探索スキルが便利。姿を隠すスキルは対人戦で脅威に
- レンジャー:弓メインの物理遠距離職。薄暗いダンジョンで狙われるとどこから攻撃されてるかがわかりにくい
- クレリック:回復スキルを持ったヒーラー。対強敵や対人でいると重宝されそう
- ウィザード:遠距離から魔法攻撃を放てる。魔法は範囲攻撃でもあり、試遊会では対人で大暴れ
今日はクラス紹介動画を公開⛪️
「ファイター」「バーバリアン」「ローグ」「レンジャー」「クレリック」、色々なクラスがありますが、みなさんはどのクラスを使ってみたいですか❓各クラスの説明は後日実施予定✨
楽しみに待っていてください❗️#ダクモバ pic.twitter.com/Z1bnMwtQPg— ダークアンドダーカーモバイル日本公式(ダクモバ) (@DnDM_JP) May 15, 2024
キャラクターはレベルアップ時に獲得するポイントで徐々にスキルが開放され、できることが増えていく。
スキルはかなり多岐に渡っており、いわゆるスキル振りの概念がある。同じクラスの中でも使うスキルが人によって変わるため、自分のスタイルが出しやすくなっている。
ダンジョンに持っていく装備は武器、盾、防具、アクセサリー、消費アイテムなどを設定できる。
バトル中でもインベントリから自由に付け替えられるので、片手剣を斧に変えたり、弓を持ったりと戦闘スタイルを任意で変えられるところは特徴的だ。
ダンジョンでは敵やプレイヤーを警戒しつつアイテムを集める
準備が整ったのでいよいよダンジョンへ。マッチングした複数のプレイヤーがリアルタイムで同じダンジョンに挑むことになる。
基本的に他のプレイヤーとも戦うことになるので、プレイヤーとモンスター両方に気を配る必要がある。PvPとPvEが同時に味わえるところが魅力だ。
ダンジョンでは、各所に宝箱が設置されており、これを収集し無事生きて脱出することが目的となる。
バトルはアクション性高し!プレイヤースキルが影響する操作感
本作のバトルでは、モンスターの攻撃を盾で防御したり、回避したりが可能でかなりアクション性が高い。
逆に言えばこちらの攻撃をかわされることも多々あり、プレイヤースキルが影響するものとなっている。
対人戦はプレイヤースキルがより顕著に現れる。「うまければ当たらない」ところはステータスで殴り合うゲームにはない難しさであり、面白さにもなりそうだ。
ダンジョンのアイテムには装備品もあり、これは能力値がランダムに振られるものもあるとのこと。
つまり、運が良ければ強力なステータスの装備品を入手できるため、ハクスラ要素が味わえる。
トレード機能もあり、使わない装備は他のプレイヤーに売って一攫千金を狙えるなど、装備品のドロップでワクワクできるところがダンジョンの魅力と言えるだろう。
倒れると”全ロス”⁉ 脱出がバトロワ要素も相まってかなりヒリつく
そうして戦利品を集め終えたら脱出を目指すことになる。「脱出ストーン」がマップに表示されるのでそこへ向かう。
本作は”死”がかなり重いゲームで、ダンジョンで倒されてしまうと入手したアイテムはおろか、すべての装備を失うことになる。
“全ロス”を避けるためにも、引き際が肝心と言える。ある程度満足いく戦利品を入手できたら、脱出ストーンを探す立ち回りにシフトした方がよさそうだ。
脱出ポータルの召喚には10秒程度かかるのだが、この間は無防備。
モンスターやプレイヤーを警戒しつつ、「早く!早く!」と焦りながら無事脱出したときの安堵感はなかなか他のゲームにはない感覚だ。
また、ダンジョンは時間経過とともに「ダークスワーム」という、いわゆるダメージエリアが中心に向かって徐々に迫ってくる仕様。
長くダンジョンにいればいるほど生存できるエリアが狭まり、その中で脱出ストーンを探すため、さらにヒリつく展開に。
終盤は当然他のプレイヤーも中央に集まりだすので、遭遇するとカオスなことに。こうしたバトルロワイアル的な要素もダンジョンを面白くしている。
PvP・PvEをさらに凝縮した3人モード
本作のダンジョンには1人用と3人パーティ用のものがある。試遊会では3人パーティのモードも体験できたので、こちらもレポートしていこう。
3人モードでは、事前に組んだパーティでダンジョンに挑むことになる。フレンドを招待できるほか、ランダムマッチングでのパーティメンバー募集も可能だ。
3人モードでも宝箱を回収しつつ脱出を目指すことになるが、拾得物は3人で分配になるほか、帰還するには各々が脱出ストーンを利用する必要がある。
極論を言えば「パーティを見捨てて戦利品を全部奪い、さっさとダンジョンから離脱する」といったことも可能。
フレンドとパーティを組むならまだしも、ランダムにマッチングをした人と組むときは、信用しすぎない方がいいかもしれない。
モンスターとのバトルは、ヘイトが分散することもあり、かなり戦いやすい。ボスモンスターは3人で挑む方が倒しやすそうだ。
また、他のプレイヤーも3人パーティであるところは大きな違いと言える。遭遇した場合はどちらかが倒れるまで戦う激戦となること必至だ。
先制した側が有利なので、周囲への警戒がソロモード以上に重要となるだろう。
3人モードは対モンスター、対プレイヤーどちらでも立ち回りが重要となるほか、脱出における戦いも激化する。
ソロモードのPvP、PvEをさらに凝縮したようなバトルの面白さを味わうことができるはずだ。
7/31までCBT参加登録受付中!
『ダークアンドダーカーモバイル』はダンジョン、脱出、ハクスラ、バトルロワイアル、MMORPGなど、既存のものの良さをうまく掛け合わせたものになっているという印象。
ありそうでなかった3DアクションRPGとして、今後も注目していきたい。
8月にはCBTが実施されるので、気になる方はぜひ実際に触れてみてほしい。Google Play/iTunesギフトカードが当たるキャンペーンもやっているようなので、こちらもお見逃しなく。
CBTの参加登録期限は7月31日までなので(iOSは7月29日まで)お早めに!
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