なないろランガールズ【ゲームレビュー】

佐々木佳祐
2015年08月20日

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ランガールズという7人の女の子たちとともに、センターレースで優勝することを目指す『なないろランガールズ』。キャラクター1人ひとりの育成だけでなく、スキルの組み合わせや着替えさせる衣装などによって彼女たちの走る速さも変わってくるといった、本格的育成シミュレーションとなっている。

2カ月の育成でどれだけの結果を残せるかがポイント

ゲームを開始すると、まずは7人のランガールから1人を選択することになる。プレイヤーはその女の子を2カ月の間、トレーニングでステータスを強化したり、新しい衣装を着替えさせたりしながら、合計8回行われるレースで勝利することが主な目的だ。

2カ月の育成期間を終えるとそのシーズンは終了となり、総合評価が表示される。また、このタイミングでリフレッシュという項目が画面に登場。リフレッシュを行うと、育成してきた彼女のパラメータが初期状態に戻るのだが、総合評価の数値＋リフレッシュの回数を合計した数値が次のシーズンに引き継がれる。リフレッシュを繰り返すことで、各キャラクターのパラメーターも伸びていくため、最終的な能力はレースの総合評価で良くも悪くもなる。

総合評価だけでなく、リフレッシュした回数によっても引き継げる数値は変わってくる。すべてのパラメータでランクSを目指し、あらゆるレースに挑戦していこう

毎週開催されるレースに合わせてトレーニングを選択

総合評価にかかわるレースは4回。それまでの間は、選択したランガールの育成期間となる。レースの詳細は事前に発生するイベントであらかじめ確認することができ、その内容に沿ったトレーニングを行うことによって勝利しやすくなるという仕組みだ。ちなみに、毎週日曜日になれば別のランガールにに切り替えることができる。

例えば会話イベント中に、「今度は長距離走だからスタミナを伸ばした方がよさそう」という話が出た場合はジョギングを、「短距離走だからスピードが重要みたい」なら反復横跳びを中心に……といった具合だ。開催されるレースに対応したトレーニングを行うことが、勝利へとつながるのだ。そして、適したトレーニングを繰り返すことで総合評価の結果もよくなっていく。

トレーニング中に注目したいポイントは赤、黄、緑色の3つの囲み部分。赤枠はランガールの疲労度を表しており、これが低いほど黄枠のテンションが下がってしまう。レースは緑枠で囲ってある通り、毎週土曜日に開催されるため、それに向けてテンションもできるだけ一定のラインをキープしておきたい

体調管理ができていないとケガをしてしまうことも

より高いパラメータへと育てるためにはトレーニングが欠かせないのだが、長い期間トレーニングを続けていると、ランガールたちの体調が悪くなっていく。体調を回復せずにトレーニングを続けていると彼女たちがケガをしてしまい、以降は休息やマッサージチェアで体調を回復しない限り、どんなトレーニングをしても各パラメータが5ずつ減少してしまう。ケガの確率はトレーニング選択画面で確認できるため、レースが開催される日が近くなってきたら休ませてあげるといいだろう。

パラメータが下がる＝リフレッシュ時に引き継がれる数値も下がっているということなので、体調の数値には常に気をつけたほうがいい

衣装によって異なるイベントが発生！

レースに勝利していくことで、ランガールたちの新たな衣装が手に入る。各衣装には星1～3といった複数のイベントが設けられており、イベントが発生するごとにパワー、スピード、テクニック、スタミナ、メンタルといった各パラメータが上昇。そして、この衣装選択がレースでも大きく影響することになる。

ちなみに、衣装はレースの他にもガチャで入手することが可能。今ならリリース記念ということで、通常だと50個の「なないろダイヤ」が必要な10回ガチャを、半分の25個で回すことができるのでお得である。ダイヤはあっさりと集めることができるので、いわゆるリセマラをしなくても比較的ランクの高い衣装を入手できるはずだ。

衣装の種類は髪飾り、アクセサリー、身体、手、脚といった計5種類。発生するイベントによっては、彼女たちの普段見ることができない素顔を見せてくれることも

プラットフォームによるプレイフィールに差はなし

さて、ここで端末の違いによるラグや不備がないかを調べてみよう。まずiOS版の方から述べると、特に問題なし。プレイ中も落ちることなく、ロードが遅かったりもしないため、終始安定した状態でプレイすることができた。一方のAndroid版はというと、正直なところラグや上手く起動できないといった問題があるのではないかと不安だったのだが、こちらも何の問題もなく遊ぶことができた。