戦局を読んで敵を食い止めていく戦国タワーディフェンス
『大攻城!三国×戦国クロスバトル』は、GAEより配信予定の戦略シミュレーションゲーム。
プレイヤーは一国の城主となり、魔物に占領された土地を開放しながら、自らが治める城を発展させていく。
三国志と戦国時代の英雄が多数登場するのが特徴の、戦略性の高い作品だ。
防衛塔の役割と配置を考える面白さ
ステージ内に配置できる防衛塔には次のようなものがある。
それぞれ役割が異なるのはもちろん、配置できる場所も複数あるため、敵の進攻にあわせた、最適な配置を考える面白さがある。
主な防衛塔
- 勇士の塔:突撃部隊が出現、攻撃してくれる。攻撃しつつ、敵を足止めしてくれる
- 大砲の塔:大砲部隊が攻撃してくれる。複数の敵を同時に攻撃できる
- 弓矢の塔:弓矢部隊が攻撃してくれる。攻撃力は低めだが攻撃速度が速い。広範囲の敵を標的にできる点も魅力
- 祈祷の塔:弓矢部隊の魔法版といったところ。魔法防御が低い敵に有効
- 武将:オレンジ色の召喚陣では、武将を召喚することができる。非常に強力なユニットとして活躍してくれる
プレイヤーが介入することで戦局を有利に
前述の防衛塔以外に、バトル中はプレイヤーが任意で部隊固有の技を発動可能。
これを適切なタイミングで発動することで、戦局を有利に持っていくことができる。
部隊と技の関係
- 弓矢部隊(火雨):範囲内の敵にダメージを与える
- 突撃部隊(援軍要請):任意の場所に増援を送ることができる
- 魔法部隊(絶対零度):範囲内の敵を一定時間足止めする
- 大砲部隊(招雷):敵単体にダメージを与える
20を超える育成要素
育成要素がかなり豊富である点も本作の特徴。
書ききれないほど多いのでここでは簡単な説明にとどめておこう。すべてを極めるにはかなりの時間がかかりそうだ。
戦いに明け暮れる面白さも
この世界には各プレイヤーの城や「封印の庵」といった拠点などが点在しており、自らの意思で戦いをしかけることができる。
今回は確認できなかったが、国対国の大規模な戦闘もあるとのこと。対戦する面白さと、自分の力が大勢に影響を与える面白さを味わえるといえるだろう。
歴戦の英雄をいっしょに戦わせられる
三国志と戦国時代のキャラクターが多数登場する豪華な本作。
呂布や真田幸村といった超有名どころともいえる英雄たちを自分の配下にし、共に戦わせられる点はなかなか胸熱な体験だった。
バトルは一般的にいわれるストラテジーとは異なり、タワーディフェンスに近い形式。拠点の重要性や、ステージや戦局に応じてプレイヤーが介入できる点が非常に面白い。
戦国系の戦略性の高いSLGを探している方におすすめの作品だ。
(c) GAE