カジュアルながらも戦術性が高いガンダムゲーム
ガンダムタイトルというと、マニア以外はお断りといった印象を受ける方も多いと思うが、本作はカジュアルな作りになっており、ガンダムを知らない人でも気軽に楽しむことができる。
リアルタイムでのポジションの変更や任意の必殺技発動など、手軽ながらも戦術性が高く、ゲームとしての完成度が高い。
ガンダムをよく知らないがゲームは気になるという人などは、ぜひこのタイトルをプレイしてガンダムの世界に触れてみてほしい。
初代からダブルオーまで、登場作品は幅広くカバー。気軽にガンダムゲームをプレイしたいという方にはぴったり
ガンダムだけでなく、ライバル機であるザクやグフも登場。プレイすればひととおりのMS(モビルスーツ)知識は身につくだろう
オートで進むリアルタイムバトル
本作のバトルは、基本的にはオートで進む。それぞれのMSが、距離に応じて最適な武器を選んで攻撃してくれるため、勝手がわからなくてもすんなり進んでいけるだろう。
しかし、完全にCPUにまかせきりというわけでもなく、ゲージがたまったら必殺技を任意で発動できたり、いつでも機体のポジションを前後に変更できたりと、プレイヤーが操作して介入できる部分もある。
これが攻略していく上で、重要なポイントになっている。少しプレイすれば、決してライトなだけのタイトルではないことがわかるはずだ。
味方のMSは、ひたすら右に向かって進んでいき、右から攻めてくる敵に接近すると自動的に攻撃開始。一見するとタワーディフェンスのようではある
黄色のゲージがたまっていれば、必殺技が発動可能。派手で爽快感あるアクションが楽しめる
状況によっては、ポジションの変更で敵の攻撃をかわす必要も出てくる。このステージでは、ガンダムを後ろに下げることで敵モビルアーマーの攻撃をかわすことができた
ノーマルミッションで要素を開放
ゲームを始めたら、まずは「ノーマルミッション」を進めていき、アイテムの入手やほかのコンテンツの解放をしていくことになる。
序盤のステージはチュートリアルになっているので、難しいところもないだろう。案内に従って、ゲームの基本的な流れを覚えていこう。
特定のステージをクリアすれば「指令」の達成にもなり、MSの設計図などのアイテムがもらえる。
出撃前には、登場する敵や入手できるアイテムを確認できる。推奨Lvも記載されているので、参考にしよう
序盤はアムロやセイラなどのキャラクターが案内してくれる。必殺技やポジション変更などの基礎をしっかり覚えておきたい
MSの改造で能力を強化
MSには改造パーツを装着することができ、それによって能力をアップすることができる。
さらに、指定された6つのパーツを装着すれば「改造」で大幅にパワーアップできるので、気に入ったMSを末永く使っていける。
各種改造パーツは、ミッションクリアのほか、後述のガシャからも入手可能。手軽にMSをパワーアップできるので、積極的に集めていこう。
MSには「ビーム回路」「実弾回路」など、6つのパーツを装着可能。6つすべてを埋めると、改造してステータスアップさせることができる
改造した時のステータスの上昇。大幅にアップするので、改造パーツは積極的に集めていこう
改造によって新たなスキルを習得することもある。複数のスキルが使えると、MSの使い方にも幅が出てくるだろう
ガシャでMSを入手しよう
本作のガシャは、「ノーマルガシャ」と「機体ガシャ」の2種類。
ノーマルガシャはコインで引くことができ、改造パーツなどのアイテムのほか、まれにMSの設計図が入手できることもある。主にMSのアップグレードで役に立つだろう。
機体ガシャでは、MSのみが入手できる。回すにはダイヤが必要で、ダイヤ100個で11連。現在は星3のMSが最高レアリティのようだ。
ノーマルガシャはコインで回せるほか、1日3回無料で引くチャンスがある。見逃さないようにしたい
11連を引いてみたところ、1体は星3の機体が入手できた。各タイトルの主人公ガンダムはたいてい星3になっているようである
すでに持っているMSが出た場合は、設計図に変換される。この設計図は、普段は複数集めることでMSを入手できるほか、MSのアップグレード(限界突破的なもの)にも使われる
ほかのプレイヤーのチームと対戦できる「バトルアリーナ」
自分のチームが強くなってきたら、バトルアリーナに参加して腕試しをしてみよう。
勝利することでアリーナポイント(AP)がたまっていき、アリーナショップで機体の設計図やアイテム、パイロットなどと交換できる。
また、称号ポイントというものも用意されており、これをためていくことでどんどん階級が上がっていく。階級は1つ上がるごとに報酬がもらえるので、これを目当てにプレイしていくのもいいだろう。
対戦相手はランダムに3人が選ばれる。できるだけ自分のランクに近いプレイヤーと対戦しよう
対戦の前には、相手チームの編成や総戦闘力がわかる。よく確認して、有利な編成で対抗したい
バトルは1戦で終了するので、必殺技がたまったらすぐに発動していこう
やりこむことでさらに熱くなりそうなタイトル
今回は序盤のみのプレイだったので、各MSがあまり成長していない状態だったが、それでもリアルタイムでのポジション変更やスキル発動はなかなかいそがしく、てきぱきとプレイできた。
MSを強化して複数スキルが使えるようになったら、さらにスピーディーかつ爽快なバトルが楽しめそうだ。正式リリースされたら、ひたすらやりこみたい作品である。
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