相手によってスペルの回し方を変えていこう!
ウィッチのクラスは、スペルを使うたびに各カードの効果があがっていく「スペルブースト」で、相手に場の主導権を握らせないことがポイントになる。
同じコントロール型の相手には勝利しやすいのだが、ロイヤルやネクロマンサーにはフォロワーの展開力やスピードが圧倒的に不利なため、先のことを考えたスペル回しを意識していかなければならない。
今回紹介するカードの組み合わせは、以下の4つ。
- 「魔道の力場」+「エンシェントアルケミスト」で力場ウイッチ
- 「雪の女王の気紛れ」+「ファイアーチェイン」で場を一掃
- 「ドラゴンメイジ」+「次元の超越」でドラゴンラッシュ
- 「次元の超越」+「フラム=グラス」で確実な勝利を!
これらの組み合わせは、デッキのコンセプトがそれぞれ違ってくるので、自分のプレイスタイルにあったものを探してみよう。
「サモンスノー」+「魔導の力場」
サモンスノー:スノーマン 1体 を出す。スペルブースト +1体
魔導の力場:自分がスペルをプレイするたび、自分のフォロワーすべてを+1/+0する
カードの使い方
- 魔導の力場をプレイしている状態でエンシェントアルケミストを召喚
- 手札に加えたガーディアンは3枚ともスペル扱いなので、出すたびに魔導の力場が発動する
スペルをプレイするたびに、自分のフォロワーをすべてパワーアップさせていく「魔導の力場」は、ウィッチが苦手とするロイヤルやドラゴンにも有効だ。
ただし、発動してから自分のフォロワーを増やしていくのでは遅いため、あらかじめ「サモンスノー」をプレイしておくことが大きなポイント。
普段のウィッチのように自分から処理していくのではなく、相手から進化権や全体除去スペルなどを消費させつつ、息切れを狙うことが目的となっている。
「エンシェントアルケミスト」でさらにパワーアップ!
エンシェントアルケミストは、プレイしたときに土の印があると、ガーディアンの錬成を3枚手札に加える効果を持っている。それらはすべてスペルカードとして扱われるため、場に出すたびに魔導の力場の効果もしていく。
また、ガーディアンの錬成で召喚したフォロワーは、2コスト3/3の守護持ちなので、そこからパワーアップしていくとなると、相手の動きもしばらく止まるはずだ。
魔導の力場と相性のいいカード
サモンスノー以外にも、複数のフォロワーを展開できるスペルはいくつかある。パワーアップしたフォロワーが処理されても、困らないように以下のカードもチェックしておこう。
・二重錬成(クレイゴーレムを2体出す)
数は指定されているが、2/2のフォロワーを2体出せる効果は、中盤以降の守りとしても役立つことが多い。
「雪の女王の気紛れ」+「ファイアーチェイン」
雪の女王の気紛れ:お互いのフォロワーすべてをスノーマンに変身させる
ファイアーチェイン:ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。これを1回 行う。スペルブースト +1回
カードの使い方
- 「雪の女王の気紛れ」を発動し、お互いのフォロワーをスノーマンに変身させる
- スペルブーストが4以上の「ファイアーチェイン」を発動できれば、相手のフォロワーだけをすべて処理できる
「雪の女王の気紛れ」は、本来なら消滅でしか処理できないネクロマンサーの「デュエリスト・モルディカイ」や、ドラゴンの「ダークドラグーン・フォルテ」のような攻撃されないフォロワーなどを、問答無用でスノーマンに変えることが可能。
スノーマンに変身したフォロワーはすべて1/1のステータスになるため、スペルブーストの溜まった「ファイアーチェイン」をセットで使うことによって、ウィッチならではの除去カード同士を組み合わせたスペルコンボとなる。
先ほど紹介した魔導の力場や進化権が残っている状況なら、相手に守護持ちを出せれない限り、そのまま勝負を決めることも。使うタイミングは相手がフォロワーを大量にプレイした後がベストだ
「マーリン」のサーチ能力を活かそう!
「マーリン」は、プレイしたときにスペルブーストを持つスペルをランダムで1枚、自分の手札に加えることができるため、「ファイアーチェイン」をサーチしやすい。
ドロー系のカードが多いのもウィッチの魅力ではあるものの、スペルに限定してサーチできるのはマーリンだけなので、デッキに2~3枚は入れておこう。
ファイアーチェインと相性がいいカード
上記のスペルコンボを発動させるには、総コストが9も必要になるため、それまでにスペルブーストもためておきたい。
・魔力の蓄積(スペルブースト を持つ手札のカード1枚を、2回スペルブーストする。カードを1枚引く)
このスペルを発動すれば、実質3回のスペルブーストが溜まったことになり、さらにはカードも引けるといった無駄がない補助カードとなっている。
・スペクトラルウィザード(進化時 2回スペルブーストする)
マーリンの変わりとなるフォロワー。進化が条件となってしまうが、手札にあるすべてのスペルブーストを2回溜めることができるのは、3コストながらも扱いやすい効果だろう
「ドラゴンメイジ」+「次元の超越」
ドラゴンメイジ:自分がスペルをプレイするたび、ドラゴン1体を出す
次元の超越:このターンのあと、自分の追加ターンを行う。スペルブースト コスト-1
カードの使い方
- ドラゴンメイジを召喚して、低コストのスペルでドラゴンを増やす
- コストを下げた超越でさらにドラゴンを増やし、次のターンで仕留めきる
ウィッチなのにドラゴンで勝負を決めるといった、通称「超越ドラゴンウィッチ」で使われている面白い組み合わせがこちら。
基本的には、エンジェルスナイプや知恵の光といった低コストの呪文や、スペルブーストによってコストが低下する運命の導き、次元の超越などと組み合わせて使うことにより、場にドラゴンが並べるのが目的となる。
「研磨の魔法」でさらにパワーアップ
いくら超越を発動したとしても、ビショップのように複数の守護持ちを並べられた状態だと、次のターンで仕留めきれない場合もある。
そんなときに「研磨の魔法」を使うことで、ドラゴンを増やしつつ、決めてとなるフォロワーの攻撃力を上げられるため、より勝利が確実となっていく。
ドラゴンメイジと相性のいいカード
ドラゴンメイジは、出したターンから動いていかないと、効果を活かしきれずに処理されてしまうので、スペルブーストでコストが低下するカードと使っていきたい。
・運命の導き(カードを2枚引く。スペルブースト コスト-1)
初期のコストは高いものの、スペルブーストによってコスト消費なく、1枚分のアドバンテージを獲得できるほどのカードに化ける。
・炎の握撃(相手のフォロワー1体を破壊する。スペルブースト コスト-1)
こちらも初期コストは8とかなり重いカードだが、最終的には0コストの除去スペルとなるため、ドラゴンメイジを使うなら必ず入れておきたい。
「次元の超越」+「フラム=グラス」
次元の超越:このターンのあと、自分の追加ターンを行う。スペルブースト コスト-1
フラム=グラス:疾走 攻撃時に相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに7ダメージ
カードの使い方
- 「ツインプリズナー・フラム」と「ツインプリズナー・グラス」をプレイしている状態で、「次元の超越」を発動
- 次のターンには「フラム=グラス」となり、残りのカードと組み合わせて勝利する
全カードの中でも使いこなすのはロマンと思われがちなフォロワー、「ツインプリズナー・フラム」と「ツインプリズナー・グラス」を活かすための組み合わせ。
この2体は自分のターン開始時に揃っていると合体し、「フラム=グラス」といった強力なフォロワーになる。
7/7の疾走持ちであり、攻撃時には相手のリーダーとフォロワーすべてに7ダメージを与えるとった強力なカードだが、出すのを狙いすぎると高確率で負けてしまうため、まずは超越のスペルブーストを最優先にしていこう。
進化権が余っていたとしても、フラム=グラスだけで削りきれるのは最大で16なので、エンジェルスナイプやマジックミサイルなどで4ダメージは与えておきたい
「地裂弾」でさらに出しやすい状況へ!
「ツインプリズナー」たちを揃えるよりも、まずは超越のコストを最低減まで下げるために、スペルカードを駆使しながら守りを固めていかなければならない。
特に、ドラゴンやネクロマンサーが相手だと、疾走持ちでやられる危険性も高いので、秘術系のカードを数枚入れておき、ガーディアンゴーレムを場に出しておこう。
中でもおすすめは「地裂弾」で、相手のフォロワーを処理しつつ、土の印の効果でガーディアンの錬成を手札に加えられるので、隙がないカードとなっている。
フラム=グラスと相性のいいカード
手札のカードが溢れてしまうと、「ツインプリズナー・フラム」と「ツインプリズナー・グラス」がすべて墓地に送られてしまう可能性もある。「フラム=グラス」がなくても、勝利できるもう1つの切り札もあると、より安定度もあがるはずだ。
・ルーンブレードサモナー:ファンファーレ +0/+0 する。スペルブースト +1/+1
超越ウィッチでは欠かせないフィニッシャー。超越との兼ね合いでスペルブーストを活かすのは大変だが、あっても困ることはない。
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