協力相手がVRに溶け込む脱出ゲーム『エニグマスフィア~透明球の謎~』
『エニグマスフィア~透明球の謎~』は、よむネコがTokyo VR Startupsのプログラムで制作したVR脱出ゲームだ。
2プレイヤーでのマルチ協力プレイができることが最大の特徴で、ゲーム画面内に協力相手が現れ、一緒に謎を解いていくというゲーム性になっている。
透明球を探し出して破壊!
脱出までの流れは、部屋の中にある透明球にハンマーを当てて破壊。すべての透明球を破壊すると現れるオレンジ色に光る球に触れると、脱出成功となる。
コントローラーを使って移動したいポイントを指すことで瞬間移動ができ、HTC VIVEのようにルームスケールVRでなくてもプレイすることが可能だ。
通り道をふさぐギミックも出現し、片方のプレイヤーがスイッチを押している間にもう一方のプレイヤーが通るといった、協力し合わないと切り抜けられない場面も存在する。
VR空間内でコミュニケーションがとれる!?
ゲーム画面の協力相手は、頭部と手がうっすらと表示され、トラッキングした動作がリアルタイムに反映されるので、VR空間を共有しているとも言える状態だ。
相手の動きがわかるので、別の場所を調査したり、困っていたら手伝ってあげることが可能となっている。
発売前のOculus touchも体験できる
今回の試遊展示では、Oculus Riftが使用されている。
HTC VIVEと違い、モーション感知コントローラーが付属しないOculus Riftだが、今年の年末に「Oculus touch」というコントロールデバイスが発売される予定だ。
よむネコブースでは、最終製品版に近い「Oculus touch」をOculus社から借りて展示を行っているため、「Oculus touch」をいち早く試せるブースでもあるのだ。
なお、『エニグマスフィア~透明球の謎~』は、Oculus touchの発売時期と合わせてのリリースが予定されている。
東京ゲームショウ2016 一般公開日概要
- 日程:一般公開:9月17日(土)、18日(日) 10:00~17:00
- 会場:幕張メッセ
- 主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
- 共催:日経BP社
- 特別協力:ドワンゴ
- 入場料:一般公開:前売1,000円/当日1,200円(税込)
※小学生以下は入場料無料
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