スマホのマリオはランアクション風に変化
家庭用ゲーム機のシリーズでは、複数のボタンで多彩なアクションを行っていたマリオだが、スマホではランアクション風に変化。
マリオは自動で画面右側に走っていくので、プレイヤーは画面をタップしてマリオをジャンプさせる。
操作がタップだけだと聞くと、単純でつまらないゲームを想像するかもしれないが、タップのタイミングによって非常に多彩な動きを見せてくれる。
スタミナの要素はなく、好きなだけアクションを楽しむことができる。
ストーリーとしては、マリオがピーチ姫からパーティーにお呼ばれしたところ、そこへクッパが襲撃してきて……というシリーズ恒例のパターンだ。
ゲームの主な目的は、クッパの手からピーチ姫を救い出すこと。
「ワールドツアー」を進めて、クッパを追い詰めていこう。
この他に、クッパにより被害を受けたキノコ王国を復旧していく「王国づくり」、復旧のためのキノピオを入手する「キノピオラリー」が楽しめる。
タップだけで繰り出せるマリオの多彩なアクション
本作は、タップのみとは思えないほどたくさんのアクションが可能。
タップをする長さやタイミング、マリオの状態などでさまざまなアクションに派生していく。
代表的なものを紹介していこう。
ジャンプ
タップの長さで高さが変わる他、空中でさらにタップすると空中スピンに派生し、滞空時間を伸ばせる。
ゲームの基本であり、ほぼすべてともいえるアクション。
ガケのぼり
土管のへりやガケに接触すると、マリオがつかまる。なにもしないと、そのまま上に登る。
ここでタップするとガケのぼりジャンプになり、素早くガケから脱出できる。
ウマとび
小さなテキや段差は、マリオが自動的にウマとびで乗り越えてくれる。
ウマとび中にタップすることでウマとびジャンプに派生し、テキを踏みつけることができる。
カベ張り付き
ジャンプ中にカベに接触すると、マリオが張り付き状態になる。
ここでタップすると、マリオがカベキックで反対側にジャンプする。
ピンクコインを集めよう
ワールドツアーモードで重要なのが、ピンクのコイン集め。
これは各ステージ内に5枚設置されていて、すべて集めるとラリーチケットがもらえる。
ピンクコインを集めるとパープル、パープルコインを集めるとブラックと、カラーコインは3段階まで登場。
どんどん取るのが難しくなっていき、ブラックコインをコンプリートするのは相当な難易度だ。
激アツなコイン集め!キノピオラリー
キノピオラリーは、他のプレイヤーのゴーストと対戦し、ステージ内で取得できたコインの枚数を競うモード。
プレイ中はキノピオたちが観戦にやってきて、派手なアクションを決めるとどんどんギャラリーが増えていく。
やってきたキノピオは、コインのポイントとして加算されるので、非常に重要。プレイにもダイナミックな動きが要求される。
勝敗は時間内に集めたコインの枚数で決定され、勝者はやってきたキノピオを相手分も全員入手できる。
逆に敗北側は、王国のキノピオが奪われてしまうので、なかなかシビアな戦いだ。
キノコ王国を復旧させよう!王国づくり
王国づくりは、クッパの襲撃により大きな被害を受けたキノコ王国を復旧していくモード。
ワールドツアーで集めたコインで建てものやデコレーションを購入し、設置していこう。
また、キノピオラリーでキノピオを集めるとお城がレベルアップして、少しずつ元の姿を取り戻していく。
また、「スペシャル」の項目の中には、ルイージやヨッシーの家もあり、入手できればプレイヤーキャラクターとして使うことができる。
入手条件は、特定の色のキノピオを一定数集めることになっているので、キノピオラリーは重要度が高い。
3つのモードをバランスよく進めていこう
ワールドツアーでコインを集めながらクッパを追いかけ、キノピオラリーでキノピオたちを呼び戻し、王国づくりでキノコ王国を復旧……と、プレイしていくとなかなかいそがしい。
カラーコインのコンプリートや建てもの、デコレーション集めなど、やりこみ要素も満点。
さすがはマリオといったなっとくの完成度なので、シリーズのファンは安心して遊べるだろう。
ひとまず、無料で遊べる分だけでも試してみてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 7
- OSのバージョン:iOS 10.0.2
- プレイ時間:約4時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:1,200円
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