激しい艦隊戦を戦い抜く育成ストラテジー
本作には、第2次世界大戦で活躍した巨大な軍艦が多数登場し、プレイヤーは激しい艦隊戦を楽しめる。
戦争を題材にしたゲームというと難しそうと感じるかもしれないが、基本的にはストーリーを進めてレベルを上げていけばいいという作りになっているので、誰でも手軽にプレイすることができるだろう。
レベルを上げて施設を開放
プレイヤーの拠点となる基地には、さまざまな施設が用意されている。しかし、初期状態では大半がロックされている。
これらの施設を開放するには、「戦役」を進めてプレイヤーのレベルを上げていく必要がある。
また各施設にもレベルがあり、レベルアップすることで施設の効果がより強力になっていく。
レベルアップの際には、建設資源のほかにリアルの時間経過が必要で、ストラテジー的な要素も備わっている。
施設の一覧
- 指揮部:ほかの施設の開放にかかわる。指揮部のレベル=他の施設の最大レベルなので、最も重要な施設だ
- ドック:布陣の編成や戦艦の強化などを行う
- 軍事学校:艦長や海員の募集を行う
- 作戦センター:ほかのプレイヤーの艦隊との対戦や、素材入手のチャレンジなどができる
- 貨幣鋳造所:一定時間ごとに貨幣を入手することができる
- 製鋼所:戦艦の入手や施設のレベルアップに使用する鋼鉄を入手できる
- 非鉄金属鉱:一定時間ごとに非鉄金属を入手できる
- 精密部品工場:一定時間ごとに精密部品を入手できる
- セメント工場:一定時間ごとにセメントを入手できる
- ショップ:資源や素材アイテムを販売している。一定時間ごとにラインナップが更新される
- 研究所:資源の生産効率アップや戦艦のステータス強化が行える
ゲームプレイの中心となる「ドック」
さまざまな施設があるが、大半は資源や素材の入手に使うものなので、最もプレイヤーが出入りすることになるのは「ドック」だろう。
ドックは最初から開放されていて、ここではバトルで使う布陣の編成や戦艦、艦長の強化、新しい戦艦の入手などが行える。
各艦には、艦長と乗組員を編成できる。
しかし、日本の戦艦には日本の艦長、アメリカの戦艦にはアメリカの艦長……というように、戦艦と艦長・乗組員は同じ国籍でなければならない。
高ランクの艦長を入手しても、同じ国籍の戦艦がないと使えない点に注意しよう。
また、「青図」からは新しい軍艦を入手できる。
それぞれに開発条件があり、ドックのレベルアップと、ミッションの達成などでもらえる「声望」が規定値を満たしていれば開発可能だ。
編成が完了したら「戦役」へ
戦艦の布陣ができたら、戦役をプレイしてストーリーを進めていこう。
ストーリーは大日本帝国軍の視点で展開され、戦時中の海軍の様子がリアルに伝わってくる。
ステージ6をクリアすると、新たな艦長や乗組員が入手できる。
これがなかなか優秀な性能で、軍事学校で募集をせずとも、スムーズにストーリーを進めていくことができた。
布陣・強化をしっかりとしていこう
バトルがほぼオートで進んでいくので、軍艦の基本ステータスが非常に重要になる。
味方の配置やレベルアップは、入念にやっておこう。
特に、旗艦の撃破は勝敗に直接かかわってくるため、できるだけ耐久力の高い戦艦を配備しておくこと。
部品や乗組員の強化も、地味だがバトルへの影響が大きい。
シンプルに楽しめる海戦ゲーム
非常にたくさんの要素がある本作だが、基本は戦役でストーリーを進め、レベルアップをしていけばいいので遊び方は非常にシンプル。
育成が楽しいゲームなので、シミュレーションゲームやRPGが好きならハマれるだろう。
今回紹介している以外にも、レベルを上げていくと「連盟」や「ワールドBOSS」など多くの要素が開放されていくので、飽きることなく楽しむことができる。
ガチャなどの運が絡む要素が少なく、時間さえあれば強力な戦艦を入手できるので、年末年始などにじっくりプレイしてもらいたいタイトルだ。
- 使用した端末機種:iPhone 6
- OSのバージョン:iOS 8.4.1
- プレイ時間:約6時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.9
- 課金総額:0円
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