リアルタイムバトルにパズルRPGがドッキング!
いきなりゲームがスタートする本作だが、まずはそのオープニングストーリーを紹介しよう。
オープニング
世界の調和と平和を望む女神が、姿を消した世界。女神のよって封印された「旧支配者」たちは、かつて支配していた地を渇望し続けていた。やがて、それは封印を超え、世界に不和と混乱を与えていく――。
大まかにいうと、復活せんとする旧支配者たちの野望を打ち砕くため、勇者たちを率いて冒険の旅に出る、というのが冒頭のストーリー。最初に仲間となっているのは、歩兵のアベルと神官のアグネスの2人。まだまだひよっこの彼らを鍛え上げ、立派な勇者へと成長させるのが、ゲームの目的だ。
キャラクターには、歩兵や神官、僧侶、騎兵などの職業があるが、各職業で登場するキャラクターは決まっている。例えば歩兵だと、男キャラはアベル、女キャラはエレンしかおらず、それぞれレア度1のアベル、レア度2のアベル……というように、キャラクターが固定されている。
スキルとパズルを活用して、ステージを突破
冒険は、基本的にオートで進んでいき、敵が出現するごとにバトルするタイプ。また、キャラクターは固有のスキルを持っており、強力な必殺技や仲間の回復などを行うことができる。スキルは画面上のアイコンをタップすることで任意に発動できるが、AutoSkillモードで、自動で発動させることも可能だ。これは、後述するパズル使用時に重宝するので、うまく活用したい。ちなみに各キャラクターやモンスターのもつ色は、そのタイプを表している。
ステージ1-10から、バトル時にパズルがプレイできるようになる。実はパズルを使わなくてもプレイできるのだが、攻撃や回復、補助などに多大な影響を与えるので特に強敵とのバトルでは使用するのをおすすめする。
そのプレイ方法だが、色分けされた六角形のピースを4つ以上つなげると消すことができ、さらにピース単体ではなく、ピースのある列を丸ごと動かすのが特徴だ。難度の高い4マッチパズルなうえ、単体移動が難しいため、ほかのパズルゲームと比較してかなりそろえにくい印象を受けた。さらにリアルタイムバトルなので、悩んでいる間にも刻一刻と戦況が変わっていき、焦りで結局そろえられなかったこともしばしば。ただ、パズルをうまくそろえれば、自分の戦力が低くても強敵に打ち勝てるので、極めたい人にはかなりハマり度の高い作品だ。
ピースの色は、ピースの色は各キャラクターを表す4つの色と、回復のハート、時間を表す藍色の6種類。それぞれの色のピースを消すと、以下の画像のような効果が発動する。
バトルと合成でキャラクターを強化
自分のパーティーメンバーは、バトルに参加することで経験値を獲得し、レベルを上げることができる。また、それ以外に、キャラクター同士を掛け合わせることで、最大+5までステータスの強化が可能だ。さらにレベル30、かつ+5まで強化した、同じレア度のキャラクター同士を合成すると、1段階レア度の高いキャラクターを生み出すことができる。最初から高レアのキャラクターは狙いにくいが、序盤の星1や星2レベルのキャラクターを色ごとに育てておくと、特定モンスターが登場するステージが格段に楽になるだろう。
ストーリー以外のバトルが楽しめる決闘場
決闘場では、パーティーが全滅するまで戦い続ける「終わりなき神殿」や、ほかプレイヤーのパーティーと対決して成績を競う「決闘場」、進化に使える霊魂石を入手できる「覇者の墓」の3つのコンテンツを楽しめる。どれも、ここでしか手に入らないアイテムをゲットできるので、積極的に参加したい。また、現在はまだ準備中だが、強力なボスと対決できる「ボス大戦」も実装予定なので、楽しみにしたい。
FPSのように目まぐるしく変化するバトルに対応できるか!?
スマホの上半分でリアルタイムバトル、下半分でパズルを操作するのだが、筆者のようにパズルが苦手だと、まったくもってリアルタイムバトルが目に入ってこない。パズル画面をにらんでいるうちに、パーティー全滅ということが何回もあった。両方をチラチラと確認しながら、敵との相性や味方のHPに合わせてピースをつなげるのは、まるでFPSをプレイしているようにせわしなく、それだけ難度の高いゲームに思える。ただ、プレイが上達すれば、それがゲームの強さに如実に反映されるので、極めたい人にはもってこいの作品といえるだろう。
使用した端末機種:iPhone 6 & Nexus 7
OSのバージョン:iOS 9.1 /Android 5.1.1
プレイ時間:5時間
記事作成時のゲームのバージョン:1.0
課金総額:0円
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