世界も身体もヘルシーになる農園ゲーム
荒れ果てた世界が舞台となっている本作。
土壌汚染に苦しむ民を救うための手段は、土地の浄化効果のあるかわいい植物だ。
プレイヤーはこの植物を利用して、さまざまな世界をきれいにすることを目指していく。
世界観やグラフィックのデザインは実にコミカル。「植物で世界を救う」という壮大なテーマだが、雰囲気はかなりほっこりしたものとなっている
荒れ果てた土地は1つのステージになっており、汚染された箇所がいくつも存在する。
空いている土地に植物を植えて、これをすべて浄化できるとステージクリアだ。
「苗床」にある種を土地に植えると、時間経過とともに成長していく。浄化の効果があるほか、「エネルギー」というゲーム内通貨も獲得できるようになる
融合で新しい品種を作ろう
万能そうに見える植物の難点は、1つの場所しか浄化することができないところ。
つまり、新たな場所を浄化するには別の新たな植物を作り出す必要がある。
そこで登場するのが、本作の特徴ともいえる「融合」。これは、文字どおり手元にある植物を掛け合わせて新しい植物を作っていく。
作る品種を増やしていくことが、浄化できる場所を増やすことにつながるのだ。
植物をドラッグ操作でほかの植物の場所に移動させると、融合させることができる。どんな植物になるかはあらかじめ確認できるので、?マークのついた新品種ができる組み合わせを狙っていこう
植物の組み合わせは苗床画面で確認可能。?のアイコンをタップしてみよう
プレイした限り、1つの組み合わせから、複数の異なる品種が生産できる場合が多い。
目当ての品種になるかは運なので、何度も同じ組み合わせで融合させてみよう。
200近いおもしろ植物が登場!
作成可能な品種は確認する限り190種。
ちょっとした生態なども設定されているので、バラエティー豊かな植物を楽しもう。
土地に応じた多彩な植物が登場。面白い設定のものが多い。焼けた木……?
オーダーは小まめにこなしておこう
「オーダー」は村人の依頼のようなもので、土地に特定の植物を植えることで報酬が得られる。
報酬にはエネルギーや「アメジスト」といった、新品種のアンロックに必要なものを入手することが可能だ。
3種の植物が指定されるので、これらを植え、成長させるとオーダー達成となる。アイコンをタップすれば、この画面から直接植えることも可能だ
ステージが進むにつれ、品種のアンロックにはアメジストを要求されることが多くなる。
これはほとんどオーダーでしか入手できないので、定期的にこなしてアメジストを確保しておこう。
いきなり30個以上要求されることも。筆者はここでステージ攻略が詰まってしまった
ラボで生産を効率的に!
「ラボ」では、アイテムが入った「フラスコ」を入手することができる。
アイテムは生産効率を高める効果があり、複数同じものを入手することで強化することも可能だ。
フラスコはガチャのようなもので、基本的には課金通貨である「ルビー」が必要となる。中にはアイテムが複数入っている
フラスコはオーダーでも入手可能。無課金でコツコツできる方法なので、優先してこなしておきたい
歩数が資源に変換できる!?
本作には、プレイヤー自身が歩いた歩数をカウントする万歩計のような機能が搭載されている。
この歩数は、エネルギーやアメジスト、ルビーといった資源に変換可能。日々の散歩を土地と自身の浄化に生かしてみよう。
スニーカーアイコンから遷移できる画面で、電話に「接続」することで連携する。これでスマホを持って歩くだけで歩数がカウントされる。アプリを起動する必要がない点も魅力だ
歩数に応じて、各資源へと変換ができる。1万歩(10K)は大変そうだが、都内在住なら意外にすぐのはずだ
ちなみに、端末を手で振ってもカウントは増える。歩くのが苦手な方は利用して……健康を考えるなら歩いてほしい!
農園ゲームの新しい形を示す作品
植物による土地の浄化という、環境サミットのテーマのような目的が印象的な本作。
目的もそうだが、植物の融合や歩数カウント機能といった、ほかの農園ゲームではあまり見かけない要素は非常に斬新。
筆者としては、歩数を資源に変換できる機能は目からウロコが落ちるレベル。ほかのゲームでもぜひ採用してほしい。
通勤通学、日々の散歩など、なにかと歩く機会が多い方に合った作品。スキマ時間に無駄なく農園ゲームを楽しんでみよう。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 6.0.2
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
(C) Shikudo 2016