日本横断編第4戦!大阪会場を制するのは!?
「集え!オセロニアの宴2017春 ~日本横断編~」は、日本全国5都市をめぐるオフラインイベントツアー。
今回の舞台となった大阪は、昨年9月以来の2回目の開催。西日本を中心に、全国各地から参加者が集まり、ハイレベルな闘いが繰り広げられた。
「集え!オセロニアの宴2017春 ~日本横断編~」日程
- 4月8日(土):名古屋
- 4月22日(土):福岡
- 5月13日(土):札幌
- 6月10日(土):大阪
- 6月17日(土):仙台
- 7月2日(日):東京
会場となった梅田のHEP HALLは、開場と同時に多くの参加者が集まり、開演前からオセロニアンたちの熱い熱気に包まれていた。
出演者(敬称略)
- みそしる(MC)
- ちゅうにー(MC)
- けいじぇいP(『オセロニア』プロデューサー)
- リリア(公式Twitter担当)
- 高梨悠介(オセロ元世界チャンピオン)
- タイガー桜井
- 宮坊
全国大会「オセロニアンの戦 2017」開催決定!
予選の前には、けいじぇいPとリリアさん、ごはんさんによる「新着オセロニア」のコーナーが用意され、以下の情報が発表された。
- 最凶決戦祭復刻決定
- 「デメテル」「アルマグエラ」「ドルシー」が闘化開放
- オセロニアンの戦2017開催決定
最初に発表されたのは、ゴールデンウィークに行われた「最凶決戦祭」の復刻開催。
今回の最凶決戦では、新イベント「最凶!マニアレ」が新登場。マニアレは最初から闘化が開放されており、それぞれどのようなスキルの内容になっているのか楽しみだ。
そして、「デメテル」「アルマグエラ」「ドルシー」の闘化開放が発表された。
デメテルは、闘化することでHPを大回復する駒になるという。進化ではコンボスキルがオーバーロードだったが、闘化ではどうなるのだろうか気になるところだ。
そして、アルマグエラは、闘化で貫通スキルになる。進化では、活躍の場を見出すのがむずかしいスキルとなっていたが、これによって見方が大きく変わるだろう。
最後に、ドルシーは、闘化では毒ダメージのスキルになるという。どのようなタイプの毒スキルになるのだろうか?
3つ目の発表は、この夏、全国大会「オセロニアンの戦 2017」の開催が決定したというもの。
これまでのオセロニアンの戦は、カップ戦などの上位入賞者に出場資格が与えられたが、今回の戦では、全国6か所で開催される地方予選を勝ち抜いたプレイヤーたちによって行われる。
「オセロニアンの戦 2017」の暫定でのデッキルールも発表された。
- デッキコスト180以内
- 以下のいずれかの条件を満たすデッキ
- 神が10枚以上入っている
- 魔が10枚以上入っている
- 竜が10枚以上入っている
- 神・魔・竜がそれぞれ4枚以上入ってるデッキ
※ 暫定ルールのため、予告なく変更になる可能性あり
賞品として、全国大会の決勝進出者には、限定特別バージョンの駒が配布され、さらに優勝者には優勝者限定の駒が贈られる。
白熱の予選ラウンド
そして、予選ラウンドがスタート。今回のイベントのルールは、以下のとおりだ。
- デッキコストの上限は170(お試しデッキも可)
- 白チームと黒チームに分かれてチーム内で予選を戦う
- 予選は1人3ポイント持ってスタート
- 対戦を行い、勝者は敗者から1ポイントもらえる
- ポイントがなくなった人はスタッフからポイントを受け取れる
- 予選終了時点でポイントの所持数上位2名が決勝進出
今回も、予選ラウンドに参戦することとなった筆者。
過去の優勝者のデッキを参考にしたデッキ編成でチャレンジした。
事前に行ったウォーミングアップマッチでは全勝を上げる絶好調ぶりを発揮。予選も開始から2連勝で、幸先良いスタートを切った筆者。
しかし、そう甘くないのが「オセロニアンの宴」、過去のオセロニアンの宴で決勝に残るような人をはじめ、実力者に次々と敗れ、5連敗を喫してしまう。
最終的には、7戦2勝5敗という結果で、手持ちのポイントをピッタリゼロにして終了という結果に。
予選では、高梨さんが10ポイント獲得で決勝まであと一歩に迫るなど、出演者たちも本気で決勝進出を狙うハイレベルな内容になった。
そんな熾烈な予選ラウンドを勝ち抜き、決勝に進出したのは以下の4名。
決勝進出者(継承略)
- とこまゆげ(黒チーム1位)
- かね(黒チーム2位)
- こけこっこー(白チーム1位)
- はんとう(白チーム2位)
高度な読みあいと決断力が勝負を分けた決勝ラウンド
第1戦:こけこっこー vs かね
定石通りの立ち上がりから、かねは3手目に金色フギンムニンを辺に配置。HPが減るほどATKが上がるバフ効果を返されにくい位置で発動させたことで、優位に立ったと思われた。
しかし、こけこっこーは、6手目にアズリエルX打ちで勝負に出る。
強力なコンボを持つアルンと隣接するため、かねの手駒によっては、あっという間に勝負がついてもおかしくないイチかバチかの賭け。
この勝負によって有利な盤面を展開したこけこっこーが、あざやかな勝利をものにした。
対戦動画
第2戦:とこまゆげ vs はんとう
序盤、とこまゆげが手駒事故気味だったこともあり、双方、縦横に広がる展開に。
中盤では、お互いにイヴェットを仕掛けたことにより、どこで勝負をつけるかフィニッシャーを出すタイミングを探りある高度な読み合いとなった。
注目すべきは、アンドロメダのコンボルートにブランジェッタを置いたはんとうの巧みな一手。罠とカウンターを同時に踏ませた上に、相手のキーとなる駒のコンボルートを埋めた。
ここでついたHP差を守り抜いたはんとうが見事勝利を手にした。
対戦動画
3位決定戦:かね vs とこまゆげ
3位決定戦は、とこまゆげが初手にアズリエルを出す奇襲作戦を仕掛ける。
かねもこれをあえて受け、勝負は高ダメージのコンボによる激しい打ち合いに。
中盤のアンドロメダのスキルが活きたことで、ド派手な火力合戦を制したとこまゆげが勝利を収めた。
対戦動画
決勝戦:はんとう vs こけこっこー
序盤の注目ポイントは6手目。はんとうが仕掛けたブランジェッタに対し、こけこっこーはベルーガで返しに行く。カウンターを貫通したことにより、大ダメージを与える。
さらにこけこっこーはエンデガまで繰り出し、圧をかけていく。
しかし、はんとうは、HPをきっちり0にできるコンボを読み切り、狙いすましたかのようにフェアリーフェンサーとヴァイセのコンボをきめる。
この一撃できっちり相手のHPを0にするダメージを出し、見事優勝に輝いた。
対戦動画
即断即決!初の女性優勝者にインタビュー
イベント後、優勝した~にインタビューをさせてもらった。
――優勝おめでとうございます。宴は初参加ですか?
はんとう:宴は初参加です。
――すばやい判断で次々と駒を出しているのが印象的でした。
はんとう:リーダーを蘭陵王にしているため、使える駒は3つしかありませんし、置ける駒の条件は限られているので、その状況に合う駒を出していったという感じです。
――決勝戦でこけこっこーさんのベルーガのあと、長考がありましたがあの時はどのようなことを読んでいたのでしょうか?
はんとう:Xにハヌマーンを置いたのですが、ハヌマーンの上のマスにコンボスキルが強力な駒を置かれる可能性を考えていました。
――最後のヴァイセでは、相手のHPを削り切れるという確信があったのでしょうか?
はんとう:確信はありませんでしたが、ヴァイセの特殊ダメージの判定の前に、ポーリュプスのカウンターが帰ってくるので、スキルのダメージが増えると思って行きました。
――見事な判断力でつかんだ優勝でしたね。最後に、今回使用したデッキと編成のポイントを教えてください。
はんとう:デッキは、S駒1枚という編成で、B駒を入れないようにしています。
蘭陵王をルキアで引き出されないように、調整を入れているのがポイントです。
ブランジェッタは、カップ戦でしか手に入らなかったのでかなり慎重に調整しました(笑)。
次回の開催地は仙台
「集え!オセロニアンの宴2017春 ~日本横断編~」の次なる開催は6月17日(土)の仙台。
東北での「オセロニアンの宴」の開催は初。日本横断編もあとわずか。現在、第6回の7月2日(日)の東京での開催の参加受付中だ。
いずれの会場でも、どのような闘いが繰り広げられるのか目が離せない。
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