ベテランも若者もハマれる超時空リズムゲーム!
『マクロス』といえば、今年で35周年を迎えたSFロボットアニメシリーズ。
近年も『マクロスF(フロンティア)』や『マクロスΔ(デルタ)』などの新作アニメが制作され、幅広い年代から支持を集めている。
マクロスシリーズの特徴といえば、ストーリーにも多大な影響を与えている歌姫たちによる名曲の数々。
本作は、それらの楽曲を多数収録し、原作に登場する歌姫たちのライブパフォーマンスが楽しめる、マクロス初のリズムゲームとなっている。
確認できた登場作品は下記のとおり。
- 超時空要塞マクロス
- マクロス7
- マクロスF
- マクロスΔ
『マクロスプラス』などのOVA作品は登場しないようだ。
チュートリアルでは最初に、これらのシリーズのキャラクターからセンターにする歌姫を選択することできる。
マクロスΔから5名、マクロスFから2名、そして超時空要塞マクロスのリン・ミンメイが選択可能だ。
ユニットは最大3人まで編成可能で、それぞれにユニットの能力値を上げる「エピソードプレート」を設定することができる。
エピソードプレートは、歴代シリーズの名シーンが描かれており、シリーズファンの思い出を呼び起こすものが、多く実装されているようだ。
新規描き下ろしのイラストが描かれたプレートも実装されるそうなので、マクロスファンならぜひゲットしてもらいたい。
音ゲー初心者でも遊びやすいリズムゲームパート
本作のリズムゲームパートは、画面上部から降ってくるノーツを、タイミングよくタップ・フリック・長押しをするオーソドックスなもの。
ノーツのレーンが4つと少な目なので、リズムゲーム初心者でもプレイしやすい印象を受ける。
また、フリックの方向と同時押しの組み合わせが意外と難しく、高難易度の譜面もしっかり収録されているので、簡単すぎて飽きることもないだろう。
エピソードプレートの中には、アクティブスキルを持つものがあり、ライブ中に画面下部中央のボタンをタップして発動する。
ノーツをタップする際の判定を甘くするなど、さまざまな効果を発揮するが、任意のタイミングで発動できるのは、リズムゲームでは珍しい要素だ。
ノーツの合間にボタンをタップしてスキル発動! こちらに気を取られ、本来のリズムを崩さないよう気を付けてスキルを使おう
このライブを行いながら、鳥の人に奪われた「記憶の時空」の記憶を開放していくのが、大まかなゲームの流れ。
記憶を取り戻していくことで新たな楽曲や歌姫が増えていくことになる。
バルキリーも飛ぶ!? コンボをつなげると背景が劇的に変化!
歴代キャラクターや楽曲の他にも、マクロスならではの要素がいたるところに盛り込まれているのも本作の特徴。
リズムパートはいくつかのモードに分かれており、コンボをつなげばつなぐほど、スコアアップに期待できるようになっている。
楽曲プレイ中のモードが展開する流れは次のようになる。
1:バルキリーモード
演奏が一定時間経過すると、生体フォールド波が100%以上までたまっているとバルキリーモードに突入し、背景でバルキリーのバトルがスタート。
歌の力で戦う原作の設定が踏襲されたものになっている。
2:追撃モード
バルキリーモード中に敵のゲージを削りきることができれば、さらに追撃モードに突入する。
ここで、ミスなく演奏できるかどうかが次の展開を決めるため、最も集中力が求められる一瞬だ。
3:歌姫モード/超歌姫モード
追撃モード中にさらに一定のダメージを与えることで超歌姫モードへ、削りきれなかった場合は歌姫モードへと移行する。
いずれもスコアが上昇するノーツがたくさん出現するようになるので、ハイスコアを目指すためには、このモードへ突入させることが必須といえるだろう。
また、これらのモードではその楽曲に沿うような原作の名場面も流れるようになる。
なかなかじっくり見るのは難しいが、ファンならぜひチェックしてみよう。
歌姫同士のコミュニケーションも垣間見れる
歴代シリーズのキャラクターが世代を超えて協力する世界観を持つ本作は、異なる作品間のキャラクター同士のからみも見どころの1つ。
「超時空SNS」では、ミンメイやランカ、シェリル、ワルキューレのメンバーたちはもちろん、バルキリーのパイロットである男性陣も交えたやりとりを楽しむことができるのだ。
マクロスシリーズ初のリズムゲームかつ、歴代キャラクター大集合のオールスター作品の側面もある本作は、シリーズファン待望のヤック・デカルチャー(※)なタイトル。
※作中に登場する架空の言語で、「信じられない」などの驚きを意味する言葉
序盤は比較的簡単なので、ゲームが得意ではないマクロスファンも、ぜひチャレンジしてみてほしい。
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