少女たちは魚を求めて宇宙に出る!?
『サクラ大戦』や『天外魔境』シリーズで知られる広井王子氏が原作・総監督を務めることでも話題になっている『ソラとウミのアイダ』。
メディアミックスプロジェクトになっており、スマホゲームのみならず、コミックの連載やノベル化、2018年にはアニメ化も決定している注目作だ。
ゲームは、ストーリーパートで物語を進めつつ、アクションパートではステージ形式で登場する「宇宙イケス」で魚を捕獲していく。
心温まるストーリーと爽快アクションという、2つの異なる魅力を持った本作をさっそく紹介していこう。
ストーリーパートでは2種類の絆の物語が楽しめる
ストーリーパートは、「メインストーリー」と「候補生ストーリー」の2種類に分けられている。
前者は漁師にかける街の人々と紡ぐ熱い物語、後者は宇宙漁師候補生の少女たちと親交を深めていく甘い物語が展開される。
いずれも徐々に絆を育んでいく過程が見られるので、きっと心動かされるものが味わえるはずだ。
なお、ストーリーパートは男女問わず、全キャラクターがフルボイス、かつLive2Dで表情豊かに動き回り、物語をより深みのあるものに演出してくれている。
キャラクターの魅力20%増し!? かわいい方言女子がいっぱい
候補生の女の子たちは全部で6キャラクター。かわいいのはもちろんだが、多くは各出身地の方言で話をしてくれる。
ビジュアルや性格以外に、好みの方言でキャラクターを選んでみるのも面白いかもしれない。
女の子は6人の候補生の中から、3人まで漁に連れていくことができ、徐々に親密度が上がっていく。
これによって新たな候補生ストーリーが開放されていくことになるので、親交を深めたい女の子から漁に連れていくといいだろう。
守護神をぶつけて巨大宇宙魚を捕獲せよ!
続いて、アクションパート。
宇宙漁という設定だが、候補生とペアになった守護神を操作して、巨大な宇宙魚を倒して(捕獲して)いくことが目的となる。
最大4体(3+助っ人)の守護神でチームを編成し、出現するすべての敵を捕獲することができればステージクリアとなる。
直感的で分かりやすいシステムであるが、敵に守護神をぶつけるだけではダメージが発生しないのが特徴的なところ。
ぶつける作業は敵をロックオンする役割があり、攻撃は守護神移動後に開始される。
いかに多くの敵を巻き込んで攻撃できる位置に守護神を移動させられるかが、攻略のポイントとなりそうだ。
神秘的な日本古来の神々が多数登場!
実際に戦ってくれる守護神は、ガチャから入手することになる。名前のとおりすべて神様なので、神秘的なキャラクターが多いのが魅力だ。
守護神には、敵にぶつかったときに貫通するか、反射するかのほか、メインとなる「主座攻撃」、味方がぶつかったときに発動する「援護攻撃」、強力な「神通力」等が設定されている。
それぞれの特徴を生かせるチーム編成が重要となるだろう。
守護神を”ブン廻して”攻撃!勝負を決める神激スプラッシュ
バトル中、守護神は攻撃を続けることで「ブンゲージ」が徐々に上昇していく。
これがたまりきると、文字どおり守護神をブン廻して強力な攻撃を行う「神激スプラッシュ」が利用可能になる。
神激スプラッシュは、参加した守護神すべてが画面内を所狭しと動き回って攻撃を行う。
見た目にも派手で、威力もとんでもない、まさしく切り札といった攻撃となっている。
ボス戦に神激スプラッシュを発動できるように、ブンゲージを調整することも、攻略要素の1つとなるだろう。
降臨系のステージやマルチプレイにも期待
筆者がプレイして最初に感じたのが「まさにアニメの世界のようだ」ということ。
全キャラクターフルボイスなこともそうだが、物語がかなり作り込まれているように感じたのだ。
冒頭で述べたとおり、2018年にはアニメ化を予定しているため、ゲームと共に楽しみたいところ。
アクションパートもスマホゲームユーザーなら、習わずとも操作できるようなゲーム性で、アクションゲームが苦手でも遊びやすい印象。
先行体験版では残念ながらプレイできなかったが、特定の強力なボスに挑む降臨系のステージも存在しているようので、これにマルチプレイが絡むとさらに楽しくプレイできそうだ。
10月上旬予定の正式リリースが待ち遠しい!
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