『パズドラレーダー』でプロライセンスをかけて勝負!
本大会は、1月19日(金)~24日(水)に開催された『パズドラレーダー』のランキングバトル「闘会議2018予選杯」で、上位に入賞したプレイヤー8名を招待して行われたイベント。
3位までに入賞したプレイヤーには、「パズドラ認定プロライセンス」の発行権利が与えられる。パズドラ初のプロプレイヤー認定大会ということで、注目度も高まっていた。
『パズドラ』はすでにプロプレイヤーが認定されており、ゲストとして最初にプロライセンス認定されたLUKAさん、ゆわさんも登場。
このイベントでは、この2人に続くプロのパズドラプレイヤーが誕生する。大会は、『パズドラレーダー』の対戦で勝敗を決めていく流れだ。
大会のルールは、以下のとおり。
大会ルール
ルール
- 『パズドラレーダー』のバトルで勝敗を決める
- 出場選手自身のゲームデータにあるチームを使用する
- 同一チーム内に同じモンスターの編成を禁止
- 登録できるチーム数は、最大3チームまで
- チーム登録後は、チーム構成・覚醒スキルなど一切の変更は不可
端末
- 使用する端末:iPhone 6s
- 使用するアプリ:『パズドラレーダー』
※会場に準備した試合用端末を使用。自分の端末は使用不可
※試合用端末に、出場選手のゲームデータをコピーして試合を行う
※アクセサリーは、出場選手が持ち込んだSu-Penのみ使用可能
試合形式
- 1回戦:1本先取
- 準決勝・決勝:2本先取
※引き分けの場合は、勝敗がつくまで再試合を行う
今回は、「闘会議2018予選杯」で上位に入った8名のプレイヤーがエントリー。
- のっぴ選手
- ふぃあれす選手
- ぴーちゃん選手
- リフレッシュ選手
- けーぱ選手
- スー選手
- みゅあら選手
- あっき~選手
解説のコスケさんが注目していたのは、リフレッシュ選手。試合数が少ないながらも、驚異的な勝率を見せ、予選のランキングでは2位に入賞している。
リフレッシュ選手の脅威のパズル力が光る!
1回戦は1回勝負ということで、緊張している選手が多かった模様。
そんな中でも光っていたのが、コスケさんも注目していたリフレッシュ選手のパズル力。
操作時間がたった4秒しかない「ナルガクルガ」のソウルアーマーを使っているにもかかわらず、ほとんどの場面で10コンボ以上決めていた。
現在、対戦モードで猛威を振るっているのが、相手プレイヤーの操作時間を75%も減少させる「鏖魔ディアブロス」のスキル。
しかし、操作時間が4秒固定のナルガクルガのソウルアーマーであれば、これを受けても操作時間は4秒で変わらない。
リフレッシュ選手は、ディアブロス対策としてナルガクルガのソウルアーマーを使っていたようだ。
また、ナルガクルガは回復力に倍率がかかるのも大きく、回復ドロップで2コンボ以上決めれば、相手の攻撃を完全に防ぐという場面も見られた。
1回戦から激戦が展開していく中、のっぴ選手、リフレッシュ選手、スー選手、みゅあら選手が次の試合へと駒を進めていった。
「パズドラチャレンジカップ」でいつも上位に入っている、あっき~選手が脱落してしまったのは、出場者のレベルの高さを物語っているといえるだろう。
準決勝からは編成の読み合いも
準決勝以降の試合は、3ゲーム中2ゲーム先取したプレイヤーが勝利となる。
バトルごとに、パーティーを変更することもできるため、バトルが始まる前から読み合いが発生していく。
リフレッシュ選手のナルガクルガに対して有効なのは、「金雷公ジンオウガ」のスキル。
ナルガクルガは「ネルギガンテ」のスキルによる落ちコン狙いがセオリーなのだが、ジンオウガは相手の落ちコンを封じることができるため、コンボ数を減らしやすい。
こういったソウルアーマーとスキルの相性により、奥深い駆け引きが発生しているのだ。
しかし、ここでもリフレッシュ選手は超絶パズルを見せる。
サブモンスターがバインドされようが、落ちコンを封じられようが、盤面だけでしっかり7コンボつないで倍率を発動し、のっぴ選手を撃破。
のっぴ選手は転生インドラパーティーに絶対の自信を持っていたようだが、リフレッシュ選手のパズル力がそれを上回った形だ。
準決勝はリフレッシュ選手とスー選手が勝利を収め、この2名はプロライセンスが確定。
残りの枠は、3位決定戦の勝者がプロライセンスを手に入れられることになる。
スキルとパズルがぶつかりあった3位決定戦
3位決定戦は、のっぴ選手とみゅあら選手が激突。
のっぴ選手は転生インドラ、みゅあら選手はナルガクルガを主体としたパーティー構成。
のっぴ選手は、3位決定戦でもナルガクルガパーティーと戦うことになった。
ここでも、のっぴ選手はスキルを有効に使ってみゅあら選手のパズルを妨害していたのだが、みゅあら選手もナルガクルガを使っているということで、パズルの腕はかなりのもの。
スキルの影響も物ともせず、みゅあら選手は壮絶パズルを決めていく。
激戦の末、2-1でみゅあら選手が勝利。のっぴ選手は、ナルガクルガに対し立て続けに苦汁をなめさせられる結果となってしまった。
これにより、みゅあら選手がプロライセンスの獲得確定!
お互いに奥の手が展開された決勝戦
決勝戦は、リフレッシュ選手とスー選手の試合に。
予選バトルのランキング1位がスー選手、2位がリフレッシュ選手ということで、予選の結果が決勝大会でもそのまま出たような形になった。
ここで印象的だったのが、スー選手の発言。
温存していた秘蔵パーティーを出すということで、ここまで余力を残せていたというのは驚きである。
第1ゲームは、リフレッシュ選手がネルギガンテパーティー、スー選手は「ラー=ドラゴン」パーティーを投入。
リフレッシュ選手はナルガクルガパーティーで来るかと思われたが、彼もまたパーティーを温存していたようである。
途中、10コンボVS12コンボなどの壮絶なコンボ合戦になる場面もあったが、終盤でスー選手がわずかに操作時間が足りずミス。
リフレッシュ選手がHPを少しだけ残して、1ゲーム目は勝利を収めた。
2ゲーム目は、お互いにパーティーを変更。
リフレッシュ選手はジンオウガ、スー選手はネルギガンテパーティーを選択。
ここでも精密パズルを見せていくリフレッシュ選手だったが、スー選手のスキルにより光ドロップが枯渇。
HPをほんのわずかだけ残して、スー選手が1本取り返した。
3ゲーム目は、リフレッシュ選手がついにナルガクルガ投入。
それに対し、スー選手は再度ネルギガンテ。
闇属性同士ということで、ダメージの相殺が発生する組み合わせである。
ここで輝いていたのが、ネルギガンテのダメージ軽減。
相殺されてダメージが減少するため、ネルギガンテのダメージ軽減が発動しやすくなり、スー選手がリードを広げていく。
そのまま、3ゲーム目もスー選手が勝利。激戦を制し、初代チャンピオンに輝いた!
このあと、スー選手、リフレッシュ選手、みゅあら選手にはプロライセンスの権利獲得証とトロフィーが進呈され、新たなプロパズドラ選手が誕生。
はじめはどのような大会になるか予想もつかなかったが、非常にハイレベルでスポーツと呼ぶにふさわしい戦いだったように感じる。
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