目指せ!ビクトリーロイヤル
『フォートナイト』は、PCやPlayStation 4、Xbox Oneなど、さまざまなプラットフォームで人気を博しているバトルロイヤルゲームで、この度iOS版がリリース。
モバイル版ながら、マップやアップデートなどは、その他プラットフォームとすべて同じ。
外出先でも、他のプラットフォームと比べて、遜色ないバトルロイヤルを楽しめるのだ。
Android版も、数カ月以内に対応予定とのこと。本作は、フレンドとの協力プレイ(デュオ、スクワッド)においては、PCやPlayStation4、XboxOneのユーザーといっしょにプレイすることも可能だ。フレンド以外とのバトルは、同じプラットフォーム間でのみ楽しめる
プレイヤー100人で最後の生き残りを決める!超大規模サバイバルTPS
本作の特徴は、なんといっても100人という大人数で、対人戦が楽しめること。
「ソロ」「デュオ」「スクワッド」など、さまざまなゲームモードで、全世界のプレイヤーと腕を競い合える。
- ソロ:自分以外の99人全員が対戦相手となるモード
- デュオ:相棒とペアを組み、生き残りを目指していくモード
- スクワッド:4人で協力しながら、サバイバルするモード
バトル参加者は、バトルバスで孤島へと連れていかれる。この島で、熱いバトルが繰り広げられる
バトルバスから好きなタイミングで島へと飛び出す。最初は「つるはし」1本だけの心もとない状態。まずは、銃などの武器を探し出し、来たる戦闘に備えよう
クラフトで味わえる異次元級の自由度
本作のほかにも、バトルロイヤルゲームはいくつかあるが、それらと本作が一線を画すのが「クラフト」できるという点だ。
住居の屋根に降り立てば、屋根を破壊して住居侵入することができる
この手の対戦ゲームで非常に重要となる、岩や木といった遮蔽物も破壊可能
もともと島に設置されたオブジェクトを破壊すると、素材が手に入り、入手した素材を使って、壁や坂などを好きな場所、好きな配置で作成できるのだ。
敵を迎撃しやすくするために物見台を建てるなど、使い方は自由
うまく登れない場所に、新たに階段を取り付けるといった使い方も可能
会敵時、接近戦でも壁や階段をクラフト合戦になるなど、他の作品ではまず考えられない戦いを味わうことができ、立ち回りや戦法の幅も非常に広い。
発想が追いつかないほど自由度の高いバトルが楽しめるのが、本作最大の魅力といえるだろう。
最終決戦は、相手が作り出した思いもよらぬ砦になることも。クラフトと射撃をうまく使いこなして、生き残ろう!
2つのモードを切り替えて戦おう
PCなどで操作するものを、スマホに落とし込んでいるため、操作はやや複雑。
とはいえ、ボタンでアクションをし、移動はバーチャルスティック、エイムは画面のドラッグ……と、スマホのアクションゲーム・FPSゲームに慣れていれば、すぐに適応できるもの。
「コンバットモード」と「建築モード」を切り替えられるのが、ほかのタイトルにないポイントで、うまく立ち回るには非常に重要となる。
コンバットモード【戦闘操作】
建築モード【ビルド操作】
バトルスタートと同時に減少する生存者
最初は、100人いたプレイヤーも、予想を超える早さで減っていく。
残りの生存者数は、マップの下に常に表示される。島着地から1分もすると20人が脱落しているほど、生き残りをかけた戦いは激しい
このゲームの目標は、最後まで生き残ること。
特に操作にも慣れていない頃は、戦いは極力避け、資材と武器集めに邁進したほうがいいかもしれない。
近くに宝箱があると、画面中央にオレンジ色のマーカーで方向が示される。アイテムが多数眠っているので、積極的に探そう
主に室内に置かれた「緑色の箱」にも、アイテムが隠されている。見つけて近付くと表示されるアイコンを長押しすると、中身が飛び出す!
徐々に狭まる安全エリア
基本的に島の縁側に着地。アイテム収集していると、序盤は平和に展開できる。
しかし、この島には必ず時間とともに嵐が発生。徐々にプレイエリアを狭めていく。
紫色に塗られたエリアには嵐が吹き荒れており、そのエリアにいるだけでダメージを受けてしまう。青い円で囲まれたエリアが現状の嵐の目(安全エリア)で、白い円に向けて、収縮していく
そのため、いくら戦闘を避けようとしても、生き残れば生き残るほど、会敵する確率は上がる。
最終的に収束しそうなエリアを予測し、堅牢な砦を作り出して挑戦者を待ち受けたり、安全エリアのギリギリをキープして、戦闘を最小限に立ち回ったり……プレイスタイルによって、戦術、戦法はさまざまに考えられる。
【デュオ&スクワッド】味方と連携して勝利を目指そう
他プレイヤーと協力するデュオ、スクワッドでは、いかに味方と連携が取れるかが、生き残れるかの重要なポイントになる。
基本的には近くで行動し、襲撃を受けた際にいっしょに迎撃できるのが、ベストだろう。
バトルバスから降下する際は、味方の様子を要チェック。青色の名前がついたプレイヤーが味方だ。ダイブしはじめたら追うように飛び降りよう。味方の位置は地図上にも、対応した色の矢印で表示される
地図上の降下したいエリアや合流したい場所にマーカーを設置して、味方にアピールすることも可能、限られたコミュニケーション手段をフル活用して、連携しよう
遊ぶほどに面白くなってくる作品
一試合はマッチングなど含めて、30分ほどになるほどの大ボリューム。
残念ながら、今回は一度も最後の生き残りである「ビクトリーロイヤル」になることはできなかった。
最高順位は、ソロでの14位。やられたあとは、生き残ったプレイヤーを観戦でき、すぐに次のバトルに挑戦したい場合は、ロビーに戻ることもできる
ヘルプこそ充実しているものの、チュートリアルなしで初っ端から対人戦にデビューしていくことになる。
何度も対戦を経験することで、少しずつ押さえておくべきポイントが見えてくる。
バトル開始前の待機エリアが、唯一の練習チャンス。すぐに気がつけるのが「音」の重要性で、足音をさせたり発砲したりすれば、たちまち方向まで周りのプレイヤーに知られてしまうことがわかる
バトルロイヤルゲーム自体、今回初めてプレイすることになったが、どんどんプレイヤーが減っていく中、生き残っているときや、近くに敵の存在を確認できたときに感じられる、独特の緊張感、高揚感がたまらなかった。
課金しても、コスチュームなどを入手できるだけで、バトル時に有利になることは一切ない。
己の腕だけが試される、ガチのPvP。1/100のビクトリーロイヤルに輝けたときのうれしさは、他のタイトルでは滅多に味わえないものとなるはず。
対戦ゲーム好きには、ぜひ一度は挑戦して、ビクトリーロイヤルを目指してみてほしい。
- 使用した端末機種:iPhone 8 Plus
- iOSのバージョン:11.2.6
- プレイ時間:約2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:3.5.0
- 課金総額:0円
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