信長の野望・創造
シリーズ30周年を迎えた2013年に、満を持して発売された『信長の野望・創造』のスマホ版。日本全国を3D地図1枚で表現し、少しずつ発展していく都市や戦争などを、リアルに感じることができる。ゲームシステムは、今までのシリーズ同様、開発や戦争などのコマンドを入力し、それに従って開墾や攻城戦などが行える歴史シミュレーションだ。ちなみに、この地図は大河ドラマ『真田丸』でも使われており、よく勢力圏などを表すときに用いられている。
戦争の動向や経済が発展していく様子を、空からの視点で眺められる本作。スマホ版でも、美麗なグラフィックを堪能できる
ロングランタイトルである『信長の野望』シリーズだけあり、圧倒的なボリュームと洗練されたUIを持つ。好きな大名から天下取りを目指すのはもちろん、弱小大名を一大勢力にのし上げるなど、歴史のifも存分に楽しめる、歴史好きにはたまらない作品となっている。史実どおりにストーリーを進めることもできるので、歴史を学ぶこともできる秀作だ。
本作の真田幸村
『信長の野望・創造』の真田幸村は、槍を構えた正統派の若武者風。「真田の赤備え」として有名な深紅の鎧は、兜にある六文銭と鹿の角が特徴だが、実際は角はなかったとか
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しろくろジョーカー
自分好みの城下町を作ることに特化した、戦国城下町シミュレーションゲーム。城はもちろん、堀や団子屋などの店、田畑、大仏などなど、多種多様な建造物を建てられる。GPSに対応しており、自分が今いる場所の特産品や名所の建造物を入手できる機能も。箱庭とコレクション要素、両方ともボリューム満点の作品だ。
各地の名城や名所、特産品を集めて、自分だけの城下町を作るのが目的。内政を行い、税収を増やす経営シミュレーション要素もある
城下町づくり以外に、合戦ではバトルシミュレーションも楽しめる。勝利すると、資金やアイテム、武将を獲得できる
城下町づくりに内政・戦闘シミュレーション、位置情報を使った特産品探しと、さまざまな遊びがギュッとつまっている本作。バトルでは、ほかのプレイヤーとの対戦も楽しむことができ、飽きることなく長く遊べるタイトルだ。ゲーム内では歴史の解説などは少ないが、GPS機能を使うことで各地の城や特産品といった、日本史に関わる地理を覚えるのに、最適な作品といえる。
本作の真田幸村
真田の赤備えをまとった若武者風の幸村を、うまくデフォルメしている。やはり幸村といえば槍なのか、こちらも槍装備。しかも二刀流ならぬ二槍流
戦国テンカトリガー
軍団を編成し、攻め込んだ後は放置するだけの、時間がない人におすすめの放置型国盗りシミュレーションゲーム。本作では「戦場」に特化しており、ゲーム内で攻め込む場所も実在する「古戦場」だ。ゲーム内では、各戦場で合戦が起こった原因、戦った大名家や武将などが、こと細かに解説されている。戦国時代にいたるところで行われた合戦を知りたい人には、うってつけの作品といえるだろう。
攻め込んだら、あとは放置するだけの簡単シミュレーションゲーム。戦場に関する解説は、読み応えじゅうぶんの内容
戦争に特化して内政などはいっさいない、ある意味、潔いタイトル。ただ、武将の育成要素はあり、こちらは武将カード同士を掛け合わせて強化する、オーソドックスな方法だ。また、ほかのプレイヤーとの対戦モードでは、レア度の低い武将のみの対戦など、幅広いユーザー層で楽しめるようになっている。
本作の真田幸村
ビックリマンカードのような、収集癖をくすぐるデフォルメ仕様の真田幸村。金髪で緑の瞳なので、ヤンチャなお兄ちゃんに見えなくもない
戦国修羅SOUL
3Dの戦場で軍団同士がぶつかり合う、迫力の合戦を楽しめる本作。メイン画面の城下町には、ほかのプレイヤーも普通に歩いており、MMORPGのような雰囲気も味わえる異色の戦国ゲームだ。バトルでは、最初に自軍の部隊を配置したら、あとは自動的にCPUが攻めていくシステム。アーケードゲームの『戦国大戦』に見た目が少し似ているが、本作では部隊を動かせず、プレイヤーは最初の部隊配置と戦争中のスキル発動のみ行える。そのため、武将の育成といった下準備が重要になってくる。
プレイヤーは軍団を指揮する将の役目。最初に選べる6名以外、見た目を変えることができないのが少し残念。バトルでは、各部隊が配置した場所からまっすぐ進み、進行上にいた敵と戦う
本作は、プレイヤーが織田信長に出会うところからスタート。織田家の争いからはじまる信長の天下取りを、史実に基づいて追っていくストーリーが展開される。そのため、特に織田信長の歴史を知るには、うってつけのタイトルだ。ちなみに、本作の上杉謙信のボイスとメインテーマの楽曲は、GACKTが担当。本人の武将カードも登場しているので、GACKTファンの方はプレイしてみてはいかがだろうか。
戦国時代に降臨したGACKT。ゲームを少し進めれば、誰でも入手できるのもうれしい
本作の真田幸村
荒ぶる真田幸村。兜の六文銭がお腹まわりに移動し、鎧の胴回りもスッキリと今風にアレンジ。肩当てと腰当てがゴツくなったが、全体的に身体にフィットしているデザインになった
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戦乱のサムライキングダム
武将カードの超美麗なグラフィックと、バトル時にちょこちょこ動きまくるドット絵キャラクターが特徴の、リアルタイムバトルゲーム。メインの進軍モードでは、コマンド形式のRPG風バトルが展開。1戦ごとに、編成や属性などの戦術を考えるのが楽しい作品だ。
左がCPUとのバトル。右は軍団で分かれた、プレイヤー同士のバトルだ
本作は、戦国時代をファンタジーRPG風に楽しめるのが特徴。バトル中に動きまわるドット絵キャラクターたちも細かく描かれており、思わずファミコン時代を思い出してしまう。ストーリーは完全オリジナルだが、武将カードから、その武将の来歴を学ぶこともできる。
本作の真田幸村
本作の真田幸村は、男女両方で登場。男性バージョンでは、背中に六文銭がある陣羽織がカッコいい。女性バージョンは、露出の多さが決め手!
戦国コレクション
先ほど、真田幸村の女性版イラストが登場したので、ここから2本、女体化系の戦国スマホゲームを紹介。1本目は、2,000枚以上のキャラクターカードが登場する、戦国カードゲームの決定版『戦国コレクション』。アニメ化もされたので、ごぞんじの方も多いのではないだろうか。本作のシステムは、タップでストーリーが進んでいくベーシックなカードバトルゲーム。
また、登場カードが戦国武将のみならず、ナポレオンやベートーベンといった世界各地の偉人たちも含まれており、かなりカオスな感じになっているのも特徴。何でもありが好きな人には、たまらない世界観だ。
女性以外に、イケメン化された武将も多数登場。同じ武将がイケメン版と女性版など何種類もいるので、好きな武将はすべて集めたくなってしまう
本作の真田幸村
西洋風の鎧に変化した男性バージョンと、ドレス風戦闘服に身を包んだ女性バージョンの真田幸村。このほかにも10種類以上の真田幸村が存在する
戦舞姫
女性になった戦国武将たちを率いて、天下統一を目指す歴史シミュレーション。『戦国コレクション』と異なり、こちらは完全に女性武将しか(元は男性だが)登場しないので、ハーレムルートが大好きな人におすすめのタイトルだ。ゲームシステムは、城下町を発展させる街づくりシミュレーションをベースに、ターン制のバトルでストーリーを進めていく内容。「川中島の戦い」といった、戦国時代の歴史をなぞるモードをはじめ、プレイヤー同士で領地や大名の座を争うなど、PvP要素も豊富にそろえている。
城下町で集めた税収で足軽や騎馬などの兵種と陣形を研究。強化した部隊で、合戦に進むのが基本的なゲームの進め方。序盤からしっかり強化しないと、結構あっさり合戦で負けてしまうので注意
敵の足軽といった、名のある武将以外も女性になっているので、かわいい女の子が好きならハマる可能性大。ただし、戦闘の難易度が少しシビアになっており、序盤だからと適当にプレイしていると、敵に勝てなくて詰まってしまうことも。女性武将に腑抜けにならず、内政と軍備をしっかり整える慎重さが求められるタイトルだ。
本作の真田幸村
なぜか萌え萌えキュンをしている真田幸村。腰当てと襟にある六文銭が真田っぽい感じだ。全体的にピンクとハートがコンセプトらしく、いわば愛の伝道師といったところだろうか
戦国パズル!!あにまる大合戦
タイトルの「あにまる」という名前のとおり、動物になった戦国武将が登場する戦国スマホゲーム。内容は、ブロックを4つ以上消すことで敵を攻撃するパズルゲームだ。キャラクターイラストが戦国武将の特徴をうまく捉えており、ケモナー好きの人にもおすすめできる。
同じ色のパネルを4つ以上つなげて消すと、その色に対応する武将が攻撃する仕組み。登場するキャラクターの見た目は人より獣に近く、ゆるキャラっぽいイメージだ
本作の真田幸村
本作の真田幸村は、赤ではなく、青がイメージカラーのオオカミ。ゲーム開始直後にもらえる弁丸は、真田幸村の幼少時の名前。進化させると、立派なオオカミ、もとい武将へと成長する
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