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#コンパス【シーズン】: 6月シーズンを振り返り!初となる完全野良シーズンはいかに

『#コンパス』で、2018年6月7日から17日にかけて開催された6月シーズン"おにんぎょうあそび"。本記事では、実際にシーズン中プレイしていて目立ったヒーローやカード、環境変化について振り返りながら紹介していく。今回は「ポータルキー大合戦」の今後について、開発チームからのメッセージも掲載している!

  1. チャットが重要!?初となるチームが組めないシーズン
    1. 【ヒーロー】フルカノ型ボイドを圧倒的に見かけやすいバトル環境
    2. 【カード】「迅雷の科学者 アバカン」が依然として流行中
      1. アバカン対策としてイェーガー、ディーバも人気
    3. よく使われるチャットと使用例
    4. フルカノ型ボイドの立ち回り方
      1. 対処法
    5. アバカンはその場で受けきることも重要!
    6. 6月シーズン中のVoidoll採用カードランキング
    7. イスタカ&新カード登場!カードバランス調整後の新環境に注目
    8. 「ポータルキー大合戦」今後のアップデートについて

チャットが重要!?初となるチームが組めないシーズン

基本的には、いわゆる固定チームで戦い抜くユーザーが多くを占めるであろう『#コンパス』のシーズンバトル。

そんな中、「コクリコット・ブランシュ」がテーマとなった6月シーズン「おにんぎょうあそび」は、初めてチームが一切組めない特殊なバトル環境で開催された。

過去にもS6ランク以降は、チームが組めないといったシーズン(12月)はあったが、全ランク(S1~S9)をとおして、チームを組めないのは今までにない試み

その場で組まれた即興チームで、いかに連携を取れるか。

ボイスチャットなどでの連携が取れないため、味方の行動や「チャット」から意図をくみ取り、チーム一丸となれるかが勝利のカギとなった。

チャットの重要性からか、シーズン開始と同時に、チャットメッセージの変更と追加が行われた。なお、初期チャットの「だめ」は、「(´・ω・`)ショボーン」へと置き換わっている

当然、意図したチーム構成で挑むこともできないので、ヒーローたちには、個としての打開力が強く求められた

追加された新コンテンツ「ポータルキー大合戦」も現状、意図したチームは組みにくいバトルシステム。

普段は固定チームでしか遊ばないというプレイヤーも、今後チャットを駆使したり味方の動きから意図を読み取ったりすることが求められるバトルに出会うことも、増えてくるだろう。

今後のアップデートも期待!データチップを貯められる「ポータルキー大合戦」

公式合戦だけでなく、ユーザー主催の合戦も積極的に行われて、実装と同時に大きな盛り上がりを見せる「ポータルキー大合戦」。

さまざまなルールでバトルを楽しめることはもちろん、個人賞などでもらったデータチップをプレゼントボックスに2週間貯めておくことができ、いわゆる枠埋めにも最適な新コンテンツとなっている。

今後、観戦機能を設けるなどのアップデートを予定しているとのこと(くわしくは後述)。まだ遊んだことないプレイヤーはひとまず参加してみよう!

【ヒーロー】フルカノ型ボイドを圧倒的に見かけやすいバトル環境

6月シーズン中、使用率の高さとデッキの変化が顕著に見られたヒーローが、「Voidoll」。

4月30日に行われたバランス調整にて、防御倍率と体力倍率が上昇修正されて以降、使用率は増加傾向にあったが、野良シーズンである6月で人気に拍車がかかった。

6月シーズン中のVoidoll使用率ランキング

ランク帯順位
S1-S310位
S4-S61位
S7-S92位
S1-S95位

※全29ヒーロー中の順位(イスタカを除く)

公式データから、S1~S3ランクを含めると順位が落ちるものの、S4以降のランク帯では、圧倒的な人気を誇っていることがわかる。

個としての能力が問われる野良シーズンの影響か、採用されるデッキも以前までのスタンを積んだ定番デッキより、「機甲師団 フルーク・ツォイク」と「反導砲 カノーネ・ファイエル」を積んだ「フルカノ型」のほうが見かける機会が多く、新たな定番デッキになりつつある。

スプリンター定番のスタン型デッキの強みは、安定して敵を拠点から剥がし、スタンさせることによって、味方のキルサポートもできる点。複数の敵を巻き込めるのもポイント

それに対しフルカノ型は、なんといってもタイマン性能の高さが特長。「妖華帝都 ケルパーズの散歩道」のタイマン側を担当すれば、高い確率で2点制圧できるはず。拠点からの剥がし性能も、スタン型に劣らず高く、弱った敵ならキルまで狙える

同じくタイマン性能が高く、シーズンのテーマヒーローにもなっている「コクリコ」も、高ランクほど人気を集めたヒーロー。

ただ、両ヒーローとも使用率は高いものの、勝率は落ち着いているため、強すぎるヒーローとは言えない。

6月シーズン中のボイド&コクリコの勝率

ランク帯ボイドの勝率順位コクリコの勝率順位
S1-S317位28位
S4-S622位18位
S7-S922位12位
S1-S918位26位

※全29ヒーロー中の順位(イスタカを除く)

ボイドールは、どのランク帯でも勝率順位が低めで、性能がピーキーなコクリコは、ランクが低くなるほど勝率順位が下がっている。

ちなみに、6月シーズン中のコクリコのランク帯別の使用率順位は、以下のとおり。

  • S1-S3:11位
  • S4-S6:7位
  • S7-S9:1位
  • S1-S9:11位

最上位のランカーの間では、ボイドをしのぐ人気を誇っている。

使いこなせば、特にタイマン性能でコクリコに勝るヒーローはいないだろう。

【カード】「迅雷の科学者 アバカン」が依然として流行中

2月シーズン以降、非常に見かけやすくなっているのが、アバカンをはじめとするスタン【遠】カード。

5ヒットすべてにスタン効果があるため、射線を切っても防がれづらく、カードの攻撃値も高い、多くのヒーローで欠かせない武器となっている。

特に、アバカンを手放せないヒーローが「メグメグ」だろう。スタンさせたところをHAで追撃すれば、ほとんどのヒーローをキルできる

アバカンを搭載することが多いヒーロー

  • ルチアーノ
  • ソル=バッドガイ
  • リュウ
  • エミリア
  • カイ=キスク
  • メグメグ

アバカン対策として「帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー」「楽団姫 ディーバ」 も人気

アバカンが蔓延する現環境で、対抗策として流行っているのが、イェーガーとディーバだ。

この2枚の【防】カードは、どちらも発動時間「無」で即時展開できるカードで、とっさの攻撃に対応しやすいのが持ち味。

特に、ヒーローを選ばず搭載しやすく、入手も容易なイェーガーは非常に人気が高いカード。ガード展開時間が10秒と長いので、ガードブレイク攻撃に注意しよう!

耐久力が低く、1撃でやられやすいガンナーに人気なのが、ディーバ。これらのカードは、攻撃カード発動の起点にできるのも、大きな特長だ

よく使われるチャットと使用例

チームを組まずにプレイするときに、非常に重要となるゲーム内チャット。

積極的に使わないというプレイヤーも、味方のチャットで伝えたい意思をつかみ取れるようになるだけで、グッと連携しやすくなるはずだ。

今回は、使いやすいチャットとその組み合わせなどを、具体的に紹介していく。

意外にも、新チャットのなかで見かけることが多いのが「尊すぎる」。「味方ナイス!」や「味方ありがとう」と同じような意味合いで使われることが多い

(ポータルキー地点)に向かいます

A~E地点までを具体的に指して、意思表示できるチャット。

主に、スタート前に最初に向かう先が被らないようにするために使うチャットになる。

絶対に入れておきたいのが、「どこにでもいけるドア」を搭載したデッキを使用するとき。現環境だと、ドアはタンク以外に、スプリンターやアタッカーでも採用されるため、無言でワープすると、飛び先が被ってしまうことも少なくない

スタートから、チームが左右に分断される「妖華帝都 ケルパーズの散歩道」も、このチャットが活きる。

ステージに問わず初動で連携が取れないと、それだけで敗北に一歩傾いてしまいかねない。これだけでチャットの枠を5つも埋めることになるが、ほぼ必須ともいえるチャットだ。

ちなみに、作戦チャットの各ワードの前にあるマークは、自チームと同じ色になる。開始前に早くチームを把握して、バトルスタートまでにしっかりと意思疎通を図ろう!

スプリンター、アタッカーなど(各ロール)

ほかのチャットと組み合わせることで、より具体的な意思表示が可能になる作戦チャット。

たとえば、終盤の裏取りを足の速いスプリンターに任せたいときは、「スプリンター」「裏取りに注意せよ」と連続してチャットすることで、もうひとりの味方の混乱を防ぎつつ、チャットできる。

そのほか、「ヒーロースキル使います」と組み合わせて、HSの発動を促すといったことも。ただ、組み合わせを工夫しないと、意図どおり相手に伝わらないことも多い点に注意しよう。

「今は守るとき」「今が攻めどき」

味方の体勢が整っておらず、1人で敵が複数人いるところに突っ込んでしまっているときなどに、有効なチャット。

基本的に、劣勢時は3人の足並みを揃えないと、ポータルキーの奪還にはつながりにくい。

また、優勢時にも、スプリンターが妨害するために敵陣エリア内に突っ込んでいることがあるが、無理した結果やられてしまい、人数的に不利な状態に陥って負けてしまうことも少なくない。

味方に連携を促したいとき、体制を整えたいときに使いやすいのが、この2つのチャットといえるだろう。

フルカノ型ボイドの立ち回り方

下位互換となるカードが豊富に用意されており、再現しやすいフルカノ型ボイド。

ガードの有無に関わらず、相手を拠点から剥がすことができるため、開幕はC地点に向かいつつも、あえて先に敵に制圧させたほうが安定しやすい。

ガードを張って制圧してきたら、こっちのもの。モーションが終わったところを狙って、ガードブレイク攻撃して打ち上げて、拠点を取り返そう

【破】カードは打ち上げ距離が短いので、制圧モーション中にガードブレイクして、さらにフルークを当てて、大きく打ち上げるのもアリ。耐久力が低いコクリコなど相手なら、キルまで狙える

序盤の取り合いが落ち着いたら、相手のメイン火力となるアタッカーやガンナーを積極的に打ち上げて、妨害していこう。

弱った敵を追撃すれば、キルまで狙える。ただ、忠臣のような火力はもちろん出せないので、あくまでも妨害メインで立ち回っていきたい。

打ち上げたところを、味方に追撃してもらえば、欠点となる火力不足も補える。味方と協力しよう!

また、タイマン性能が高いため、裏取りを狙いやすいのもこの型の特長。

形勢不利な状況で広がり切っていないポータルキーがあれば、思い切って狙って1vs1に持ち込み、拠点奪取をのも手だ。

足が速く、【近】カードの出の早さもピカイチのボイド。拠点奪取成功後、相手を倒せないにしろ、吹き飛ばしながらだましだまし拠点を広げることも容易い

もし、見かねた他の敵まで引きつけられた場合、自身はピンチに陥るものの、味方が戦いやすい状況を作れる。

ケルパーズは率先してタイマン(A,E)側へ!

フルカノ型ボイドの場合、チームが分断される「妖華帝都 ケルパーズの散歩道」では、タイマン側に降りるのがおすすめ。

ほとんどの相手に優位が取れ、高い確率で2点制圧できるはずだ。

フルカノ型ボイドへの対処法

明確な弱点があまり見当たらない、フルカノ型ボイド。

敵チームにボイドールがいたら、まずはフルカノ型を警戒することこそが、大きな対策になるだろう。

C地点を制圧する際は、先にガードを展開して拠点制圧してもチャンスになってしまうので、スタンさせたり吹き飛ばしたりして、決定的なスキをつくってから制圧するようにしたい。

もちろん、読みが外れてしまうこともあるが、相手のデッキを予想しながら戦うのは、非常に大切。その後は使用カードで、相手のデッキを判明させていこう

フルカノ型相手だと、ガードを張ることがピンチに繋がりかねないので、展開する際は特に周りの様子に気を配りたい。

ボイド自体体力が低く、攻撃カードに弱いため、スキをついて大ダメージを与えたりダウンさせたところを集中攻撃したりして、一気にキルまで持っていこう。

同じデッキレベルだと、他デッキに比べると耐久力の要となる「体力ステータス」が低くなりがちなのが、フルカノ型最大の欠点といえるかもしれない

アバカンはその場に停止して受けきることも重要!

ガードを使って防いだりポータルキーを使って射線を消したりするのが、主な対処となる【遠】カードによる攻撃。

しかし、ガードが切れていて、距離も詰められてしまっており、防ぐ手立てがない……ということも少なくないはず。

ポータルキーをうまく使って回避するのもやり過ごし方のひとつなのだが、アバカンの場合は1ヒットするだけでスタンしてしまうため、周囲にバラまくのは非常に危険。

うまく回避したつもりでも、動き回ると周囲の味方を非常に巻き込みやすくなる。ターゲットされたプレイヤー以外に射線は読めないので、特に他のヒーローを相手にしている味方に回避は難しい

アバカンを対処しきれないときやガードを使ってやり過ごすときは、極力動かずに射線を固定し、味方を巻き込まないことこそがベストな対処法となるだろう。

6月シーズン中のVoidoll採用カードランキング

おまけとして、5月シーズン中と6月シーズン中のボイドールの採用カードランキングを紹介する。

編集部内では、フルカノ型ボイドが圧倒的に増えた感覚があったが、全体データで比較してみると、「どこにでもいけるドア」の採用率の上昇のほうが目立つ結果となっている。

ただ、注目してほしいのがS7~S9ランクのランキングで、他のランキングでは上位に食い込んでいる回復カードをも押しのけて、フルーク&カノーネが3位以内にランクインしている。

S7~S9ランク

使用率(6月シーズン)カード名使用率(5月シーズン)
1位機甲師団 フルーク・ツォイク1位
2位帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー2位
3位反導砲 カノーネ・ファイエル3位
4位全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK5位
5位【号令する歌姫】初音 ミク8位
6位祭りの真打ち!打ち上げ花火6位
7位魂を司る聖天使 ガブリエル4位
8位どこにでもいけるドア-
9位神技官 アンジュ・ソレイユ7位
10位究極系ノーガード戦法-
-【空駆ける歌姫】初音 ミク9位
-電撃ロボ Eledoll-11510位

※5月シーズンと比べてランキングアップしているカードを太字で表示

S4~S6ランク

使用率(6月シーズン)カード名使用率(5月シーズン)
1位帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー1位
2位機甲師団 フルーク・ツォイク2位
3位祭りの真打ち!打ち上げ花火3位
4位電撃ロボ Eledoll-1154位
5位反導砲 カノーネ・ファイエル5位
6位どこにでもいけるドア10位
7位神技官 アンジュ・ソレイユ6位
8位【号令する歌姫】初音 ミク7位
9位魂を司る聖天使 ガブリエル-
10位祭りの華!だんじりガール8位
-ディズィー9位

※5月シーズンと比べてランキングアップしているカードを太字で表示

S1~S3ランク

使用率(6月シーズン)カード名使用率(5月シーズン)
1位帝皇機神 ケーニヒ・イェーガー1位
2位電撃ロボ Eledoll-1152位
3位祭りの真打ち!打ち上げ花火3位
4位機甲師団 フルーク・ツォイク4位
5位反導砲 カノーネ・ファイエル6位
6位祭りの華!だんじりガール5位
7位神技官 アンジュ・ソレイユ8位
8位どこにでもいけるドア10位
9位ディズィー7位
10位【号令する歌姫】初音 ミク9位

※5月シーズンと比べてランキングアップしているカードを太字で表示

各ランキングを比較すると、入手がラクであることもあるためか低ランク帯ほど人気が高いエレドールも、上位ランカーではほとんど使われていない。

逆に、高ランクほど採用率が高いのが号令。攻撃を安定ヒットさせるためには「発動時間」が重要視されていることがわかる。

ボイドール使いの方は、初音ミク&鏡音リン・レンコラボ復刻時にぜひゲットして、使い心地を比べてみてほしい。

発動時間の差はかなり大きい。実感が沸かなければ、発動時間「長」「短」「無」をそれぞれ1枚ずつ同じヒーローで発動してみて、比べてみよう

イスタカ&新カード登場!カードバランス調整後の新環境に注目

次回の7月シーズンには、新オリジナルヒーローの「イスタカ」と5枚の新カードが参戦。

また、6月シーズン後に「どこにでもいけるドア」をはじめとする13枚のURカードにバランス調整が入っている。

見直された多くのカードの「クールダウン時間」が短縮されている。調整後、よく見かけるのが「運命の女神 エボリューションリリカ」だ

今シーズンとは、またひと味違ったバトルが楽しめることになるはず。

エンジョイ期間で、イスタカや新カードを試しつつ、7月シーズンに備えよう!!

「ポータルキー大合戦」今後のアップデートについて

最後に、開発チームから「ポータルキー大合戦」についてのメッセージが届いている。

「海に行きたくなる季節」のアップデートに期待しつつ、『#コンパス』を楽しんでいこう!

[以下、開発チームメッセージ]

#コンパス開発チームでは、より面白いコンテンツを配信すべく、「ポータルキー大合戦」向けに以下のアップデートを実施予定です。

  1. 主催者&参加者向けに観戦機能を追加
  2. 主催者をフォローできる専用のUIを追加
  3. 各ロールトップ賞を追加
  4. 特別賞を設定できるよう変更
  5. 大合戦リストの細かなUI改善

観戦機能は、海に行きたくなる季節にリリースできるよう開発中です。ご期待ください。

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(C) DWANGO Co., Ltd.