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#コンパス【ニュース】: 大阪からさらにパワーアップ!ライブアリーナ千葉公演見どころ紹介

8月25日(土)、「#コンパス ライブアリーナ」第2回目となる千葉公演が開催された。今回は、事前に応援シートを確保していた筆者が、ファン目線でイベント模様をレポート。ラストとなる愛知公演を楽しむために知っておくべきポイントなども紹介していく。(※本記事は“#コンパス ライブアリーナ”の軽微なネタバレを含みます。)

#コンパス発のVTuberも初お披露目!?ファン目線でレポート

唯一の関東開催ということで、すぐにチケットが売り切れ、混雑が予想された千葉公演。

会場にたどり着くと、なによりもまず目を惹くのが、大阪公演とは比にならない数集まったファンたちだ。

こちらは、応援シートチケットをもち、整理券も確保したファンたちのグッズ購入待機列。会場内には、エンジョイ広場入場用の別列もあり、開場の13:00前から数百をゆうに超えるファンたちが集まった

今回、ファンとして参加した大きな目的の1つが、ぽあろさんに似顔絵を描いてもらうこと!

グッズは後回しにし、エンジョイ広場入場列に並ぶも、到着した12:00ごろにはすでに大行列となっていて、早くも目標達成が危ぶまれた……。

今回はリリースからいちばんお世話になっている大好きなボイドを応援、ちゃもーいさんの色紙を入手するべく、完全に個人的に応援シートを確保して参加した

※記事掲載写真は別の編集部員が撮影したもの

似顔絵コーナー争奪戦!愛知も大人気の予感

13:00の開場と同時に、ファンたちが一気にエンジョイ広場へと流れ込んでいく。

何よりも優先して似顔絵コーナーへと向かい、開場からわずか十数分後に到着するも「本日分の整理券は配り終わりました!」という悲報をスタッフから聞く。

大阪公演では、それなりに整理券の余裕があった似顔絵コーナーだが、千葉公演は甘くはなかった……

確実とまでは言い切れないが、最後の愛知公演も2公演と同様に整理券が配れる可能性が濃厚だ。

筆者のような事態に陥らないよう、似顔絵を描いてもらいたければ、かなり余裕をもって会場入りすることをおすすめしたい。

大阪公演から続けて似顔絵が張り出されたボードは、かなりのにぎわいに。ぽあろさんが、ひとりひとりていねいに描き分けていることもよくわかる

コラボドリンクは時間帯に注意!

さっそく目標を見失った筆者は、ひとまずコラボドリンクで喉を潤すことに。

大阪では、会場に隣接したカフェで販売されたコラボドリンクが、千葉ではエンジョイ広場内にて販売されていた(愛知も同様)。

グッズ購入と同じように列に並んで、まずは飲みたい「コラボドリンクチケット」を購入。別のエリアに用意された交換所で、チケットと交換でドリンクをもらうシステムだ。

千葉公演では、このように時間帯によって買えるドリンクが分けられていた。時間帯が明記されたメニューは、ドリンク列を整備するスタッフがもっているので、飲みたいドリンクがある方は、事前チェックをお忘れなく!

コラボドリンクは、デコレーションまでイメージどおり。味はもちろん、目でも楽しめるものとなっている。ランダムでコースターまでもらえるので、ぜひ飲んでみよう

手ぶらでも楽しめるトレーディングスペース

ひと休みして向かったのは、トレーディングスペース。文字どおり、ファン同士のグッズトレーニングが行えるエリアだ。

持ってくるはずのグッズを忘れて手ぶらで向かうことになったが、気さくに話しかけてくれるファンが多く、陳列されたグッズを眺めながら話すだけで、じゅうぶんに楽しめた。

今回筆者は、1人でライブアリーナに参加したが、このエリアだけは、さまざまな方と交流できた。気の合う仲間が見つからなかったときに、#コンパス名刺片手に見に行ってみるのもいいかもしれない。

グッズといっしょに交換希望を掲示している方がほとんど。コミュニケーションは最低限にしたいという方でも、気軽に参加できるはず

現在は入手が難しい、サンリオコラボ限定のグッズや「#コンパスマート」でしか入手できないオリジナルステッカーを陳列している方も!「#コンパスフェス」でしか販売されていないアクリルキューブを交換してくれる方までいた

グッズをほとんどもっていないという人も、見たことのないさまざまなグッズを見るだけで楽しいはず。

また、会場で購入したアクリルスタンドや缶バッジを手に、好きなヒーローのグッズと交換交渉してくれる方を探してみるのもいいだろう。

トレーディングスペースにグッズを並べるファンは、非常に『#コンパス』への愛が深い方ばかりだったのが、印象的。中でも、ジャスティスファンという女性の愛には驚かされた。写真では見えづらいかもしれないが、ネイルまでジャスティス柄だ!

こうして、思い思いに広場を楽しんでいると、着々とライブ開始の時間が迫ってくる。

設置された「メッセージボード」は、ライブ直前には描くスペースを見つけるのが大変なほどに、たくさんのイラストとメッセージで埋め尽くされた

まさにコクリコ!小柄でキュートな鈴乃さんのライブアリーナ最終出演

エンジョイ広場のなかでも、ひときわ人気で常に人だかりができていたフォトスポット。

大阪にも増して人が集まったのは、ライブアリーナへの出演は今回が最後となる、コクリコの公式コスプレイヤー「鈴乃(りの)」さん目当てのファンがたくさん駆けつけたからだろう。

背丈まで完全にコクリコらしい鈴乃さん。コスプレイヤーの中でも特に高身長のびっきー。さん(グスタフ)、英二さん(ルチアーノ)と並んだ姿は特にかわいらしく、ファンからは黄色い大きな声援が沸いていた

もちろん、今後もコラボカフェなど別イベントには出演される。ライブアリーナで見逃した!という方は、他のイベントで鈴乃さんを探してみよう。

写真左から鈴乃さん、ゴリアテさん、もこたんさん

千葉感を意外なもので表現!狂zip&鈴ノ助による「描いて#コンパス」

ライブアリーナの出だしを飾るのは、#コンパスのヒーローを描いた絵師さんの即興アートとここでしか聞けない秘話を楽しめる「描いて#コンパス」。

千葉公演に駆けつけたのは、アダムを担当した「狂zip」さんと、まといを担当した「鈴ノ助」さんだ。

非常に線が細かく、美しい!という言葉がピッタリなおふたりのイラスト。「お互いのヒーローを描く」「ご当地要素をいれる」という2つのミッションにどう立ち向かっていくのか!?

千葉要素というと、まっさきに思い浮かぶのが落花生。会場の地元ファンに意見を募り、梨やあさり、某テーマパークなどさまざまなものが挙がるも、両絵師さんのイラスト描き始めからは、どんな要素が盛り込まるか予想もつかなかった。

ふたりが事前に用意してきたという担当ヒーローのイラストがこちら(写真上:鈴ノ助さん、写真下:狂zipさん)。実は、この時点ですでにご当地要素は、両ヒーローに描かれている!?

ライブスタート同時に両名がまず描き加えていったのが、色。

着々と絵を進めていきつつ、司会の宮島咲良さんが、はやしPや両絵師さんにそれぞれの担当ヒーローが生み出されるまでの経緯などを聞いていった。

【狂zip】アダム秘話メモ

  1. もともと「学生」「スタイリッシュでかっこいい」という、開発チームからのキーワードから生み出されていったヒーロー(はやしP)
  2. 最初のイメージからはいい意味で大きく変わったヒーロー(はやしP)
  3. 片目を閉じた作画は、狂zipさんの好みで定着していった設定
  4. 目の金色は、イメージカラーの青の反対色を意識したもの

【鈴ノ助】まとい秘話メモ

  1. もともとは、もっと迷惑なほど元気な少女をイメージしていた(はやしP)
  2. 開発時のキーワードは「火薬女子」
  3. 火筒には赤いボタンがついていて、押すことで花火を発射する設計
  4. 大きくて重い火筒を女の子でも持ちやすいように持ち手を工夫した

イラストや3Dモデルをよく見ると、発射ボタンの存在が確認できる

途中、鈴ノ助さんが機材トラブルに見舞われるも、ものすごいスピードで描き上がっていくイラスト。

まといの目やアダムの胸にあるリボンなどに陰影が加えられると、一気に絵が立体的に見えていった

残り5分間は、絵を見せない状態で仕上げていくことに。

一気に、ここまで描かれていなかった、お互いのヒーローが描き加えられ、発表と同時に悲鳴のような歓声が沸き起こったのが、こちらのイラストだ。

鈴ノ助さんはご当地要素として「梨」を盛り込んだ。まといちゃんに「あーん」と食べさせてもらえそうなイラストには、妄想をかきたてられる。アダムがオドを使って果物ナイフのような剣を扱っているのもかわいらしい。アダムの赤いコスチュームは、いつも使っているお気に入りなのだそう

狂zipさんがご当地要素として選んだのは、なんと「マックスコーヒー」だ!今でこそ全国販売されているが、2009年以前は千葉をはじめとする一部地域限定商品だった。鈴ノ助さんと同じくまといのコスチュームは、バトルで使っているもので、今回の挑戦ではじめて描いたのだそう

鈴ノ助さんと狂zipさんのTwitterアカウントでは、会場で描いた完成イラストがアップされている。

トラブルで時間が短かくなってしまった鈴ノ助さんのイラストは、イベント後にさらに手が加えられ、圧巻のクオリティに仕上がっている。

公演に参加した人も、改めてチェックしてみよう!

ぜひ愛知で体感してほしい!ヒーロートーク

ジャスティスを非常に身近に感じられる――「ヒーロートーク」が千葉に引き続き開催。

ジャスティスが身振り手振りを交えながらファンと交流していく、『#コンパス』の世界とつながったような感覚を強く味わえるパートだ。

連合宇宙軍加入への意気込みを聞くということで、ジャスティスの目に留まったファンと、出身地や好きなヒーローなどを切り口に会話を展開していく

このパートの面白さは、実際にその場で体感することでこそ、感じられるものだと思う。

くわしくは、千葉公演時にも紹介している。少しでも気になったらぜひ愛知公演に参加してみてほしい。

ヒーロートークの最後には、ジャスティスの声優を務める「間宮康弘」さんの直筆サイン入り「テヤァ」Tシャツのプレゼント抽選会が用意されている。当選者には、コスプレイヤースプリンターチームから手渡しでプレゼント!

さらに磨きがかかった!ライブパート

おそらく大阪公演と同内容だと思っていた「ライブパート」。この予想はいい意味で裏切られ、大阪公演からわずか2週間足らずという期間で、さらにパワーアップしたものになっていた。

公式コスプレイヤーたちが手をかざすと消え、スクリーン上にはヒーローたちの姿が映し出される。ライブ開始を告げると同時に会場のボルテージは最高潮に高まる

大阪にはなかったのが、八王子Pとコスプレイヤーたちとのコラボ演出。

コスプレイヤーが登場することで、より『#コンパス』の世界へとどっぷり浸かれるライブへと進化していた。

千葉公演で登場したのが、ゴリアテさん(ジャスティス)と英二さん(ルチアーノ)。さらにスクリーンまで使った演出も盛り込まれていた

オリジナル以外のコスチュームヒーローも大活躍!

今回、狂zipさんと鈴ノ助さんが描いたまといやアダムのように、オリジナル以外のコスチュームのヒーローたちを愛用するプレイヤーも多いはず。

そんなファンたちのために、さまざまな衣装のヒーローたちが大活躍するのも、今までにはないライブアリーナならではの見どころだ!

仮面をつけたダンサーとともに、合唱をするように登場したさまざまなコスチュームをまとったヒーローたち

アダムが本イベントにふさわしい「コンサート」フォームで会場を盛り上げるような演出も用意されている。

ぜひ愛知公演に参加して、自分の目で確かめてほしい。

個人的なライブパートいちばんの見どころが、みうめさんとマリア、217さんと八王子P、メグメグによるコラボ演出。次元の垣根を越えたパフォーマンスには、ペンライトを振ることを忘れてしまうほど見入った

ラストにはくノ一VTuber「輝龍院きらら」が参上!

最後には、まといの短編アニメに続く第2弾が観れるとワクワクしていると、見知らぬキャラクターの会場ジャックと特報に驚かされた。

自身を動画投稿系忍者と紹介するのが「輝龍院きらら」。今後は『#コンパス』の動画などを投稿していくとのこと。ライブアリーナ後、彼女のTwitterアカウントまで出現している

特報として先行発表されたのが「#コンパスフェス 2nd ANNIVERSARY」の開催決定!場所を「ベルサール高田馬場」へと移し、去年の3倍の規模で12月23日(日)に開催予定とのこと

輝龍院きららは、よくみると2本の刀をもっており、動画投稿していると発言があったものの、YouTubeチャンネルにアップされた動画はライブアリーナ後の自己紹介動画1本のみと、非常に謎の多い存在。

忍者という今までのヒーローにはいない世界観ということもあり、ヒーロー化もじゅうぶん考えられる。今後の動向をTwitterやチャンネルでしっかりと追っていこう。

【自己紹介】可憐で苛烈な美少女忍者、輝龍院きらら参上よ!

千葉公演最後を飾るのは「Voidoll」の短編アニメ

大阪公演の「深川まとい」の短編アニメーションに続き、千葉にて先行公開されたのが、「Voidoll」の短編アニメーション。

『#コンパス』を管理するAIロボとしてのお仕事を紹介していくも、チートによる侵入を受け、世界を守るために戦う、かわいくもかっこいいボイドの姿が存分に観られるアニメーションとなっていた。

ボイド好きはもちろん、『#コンパス』の世界に関してのストーリーなので、その他ヒーローが好きな方でも思い切り楽しめるはず。

ふと涙があふれてしまいそうになるクライマックスも用意されているので、公開されたらぜひ観てみてほしい。

【#コンパス】深川 まとい 牡丹【短編アニメ】

残すは愛知公演のみ!一度は参加してみてほしいライブアリーナ

ぽあろさんに似顔絵を描いてもらうという重要ミッションは逃してしまったものの、トレーディングスペースや進化したライブパートなど、予想外の部分でも楽しめた千葉公演。

もう1つ、絶対に手に入れたかった応援シート特典は忘れずに確保!ライブ開始前に特典配布スペースが用意されるので、先にもらっておくとスムーズだろう

ファンとして、いわゆる「ぼっち」で参加した今回。正直心細かったものの、思いのほかエンジョイ広場も含め、公演全体を楽しむことができた。

待機列などでの交流……などはほとんどできなかったが、観るだけで楽しめるスペースが豊富に用意されているので、友だちがいなくとも問題ない。

特にライブパートは、涙があふれてしまうほどの圧巻のパフォーマンスを味わえる。

幸いにも愛知公演にはまだ空きがあるので、ひとりだから……と参加を決めあぐねている人も、ぜひ同じ感動を味わってみることを強くおすすめする。

ライブアリーナの集大成を自分の目で見届けよう!

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