あのコラボヒーローが引き続き活躍したシーズン
固定バトルを中心に人気を集めたテスラなど、合計7人ものヒーローがバランスされた中で開催された11月シーズン「紅薔薇の誓い」。
調整の影響は大きく、上方修正されたヒーローたちは以前と比べて、軒並みシーズンで見かけやすい存在となった。
中でも、使用率の増加が顕著だったのが、まとい。通常攻撃範囲の拡大により、メグメグやディズィーと同射程となり、リリカの次に射程の長いガンナーとなった
常に高い人気をキープしているルチアーノも、さらに見かけやすくなった印象。ヒットストップ速度の向上により、実質的に通常攻撃スピードが上昇している
下方修正を受けても、相変わらず人気なのがボイドとモノクマだ。
【近】カードのプッシュ量がダウンしたボイド。カード発動が早いという大きな強みがある限り、この人気は不動のものとなりそうだ
離れない限り展開し続けるデバフ空間により、アタッカーにめっぽう強いモノクマ。耐久力が落ちたものの、【遠】カードの出が早く、サポート力の高さから安定した人気を築いている
下方修正というより、ヒーローの性能自体が変わったような修正になったのがテスラ。
ヒーロースキル(HS)のダメージが激減した代わりに、敵を大きく弾き飛ばせるようになっている。
コイルの設置位置に今まで以上にこだわらないと、なかなか今までのように活躍することは難しい。基本的には、通路を塞ぐように設置するほうが機能するだろう
シーズン後の調整により、接触時に約5秒間のスタンが入るように。さらに、プッシュ量もアップしている
って~!つっぺる工事現場と新カード10枚が初登場!
ステージギミックの面白い「って~!つっぺる工事現場」がシーズン初参戦。
床さえあれば、C地点がスタート地点から近く、非常に前掛かりになりやすいステージだ。
落下しやすい位置にいる際は、カードやHAなどによる攻撃に要注意。落とされてしまうと、一気に形勢不利に陥ることに
また、特別データチップやシーズン中盤に開催されたシーズン応援ガチャにて、きららとポロロッチョのモチーフカードが先行登場。
入手と限界突破の難しさからか、今シーズンではあまり見かけられなかったが、特にURカードとして優秀なカードや新スキルをもったカードが多く収録されている。
SRカードにもカードの揃っていない始めたてには採用候補に入るカードが追加!
流行ヒーローなどへの対処法
ガード越しでも耐えきれない!?まといの超火力にご用心
見かけやすくなったまといは、その魅力的な火力の高さから、デッキレベルの高い「鬼マーク」のつくようなプレイヤーに好んで使われるヒーロー。
シーズン序盤には、マッチングする機会も多いはず。まずは、敵まといの近くでは極力木属性にしないことを心がけたい。
まといの火属性攻撃を木属性で受けると、アビリティ効果(約1.2倍)と弱点ヒット(約1.2倍)により約1.44倍のダメージを受けることになってしまう。
さらに、属性変更中であれば約1.3倍が上乗せされ、通常攻撃1ヒットですら致命的なダメージになりかねない
また、どのまとい使いも十中八九採用しているカードが「機甲師団 フルーク・ツォイク」。
まといが使うと、攻撃力の約4.56倍を発揮できる超火力攻撃カードだ。
「全天首都防壁 Hum-Sphere LLIK」などの100%ダメージカットできる【防】カードや【返】カード以外だと、ガード越しでもかなりの火力となるので、できれば回避してやり過ごしたい。
ライフが減っている状態だと強引にキルされることも少なくない。特に鬼マークのついたまといに対しては、耐えるよりも避けることを意識したいところ
距離をつめると、高確率で【近】カードや【周】カードで迎撃してくる。ガードブレイク攻撃を搭載したまといも多いので、ガードの有無に関わらず近寄る際は、一度フェイントを入れるなどして回避しよう
HSもかなりやっかい。ポータルキーの近くに設置されることがほとんどなので、キーを壁にしたりHS無敵時間を利用したりして、なんとか15秒間耐え抜こう。
射程は約7マス。一度ロックオンすると、そのヒーローが範囲外に出るまで攻撃し続けるので、タンクや全天持ちであれば、あえて受けて味方を守るのもアリだ
ガンナーなら率先対処!デバフ空間が厄介極まりないモノクマ
デッキ構成によってはスプリンターやアタッカー単独での対処が難しいモノクマ。
前シーズン振り返り記事でも紹介したが、自身がガンナーの場合は率先して対処したい相手だ。
モノクマがほぼ確実に搭載しているのが特殊系の【遠】カード。無防備に当たるとダウンを取られてしまうので、他敵ヒーローの動きによっては、ガード展開して対応しながら攻撃していこう
そのほか、HAで吹き飛ばしや引き寄せができる忠臣やマリアなど、【貫】カードや【引】カードをもっていればなんとか対応可能。
相性の悪いヒーローではとことん打つ手がないので、無理に対応しようとせず、無視して別の敵やポータルにプレッシャーをかけよう。
シーズン後の調整により、【遠】カードの発動速度とデバフ空間の最大面積が縮小している。以前より、対処はしやすくなったといえるだろう
新スキルカード性能紹介
初となる発動「無」の回復カード!「ハイカラ盟友忍者 -壬生咲みみみ」
回復量が30%と、はじめから入手できる【癒】Rカード並に低いみみみ。
その代わり、回復カードでは初となる発動時間「無」のカードとなり、クールダウンも12秒と短い。
まさに忍者らしい性能の回復カード。発動「短」や「長」のカードと同時搭載して起点にすれば、大いに役立ってくれるはず
ステータスは、攻撃値の高い体力寄りとなっており、非常に優秀。
このカード1枚で回復を賄うことは難しいが、起点以外にも、タンクのカード合わせによる吹き飛び防止や通常攻撃メインのヒーローの貴重な火属性変更用などとして役立ってくれそうだ。
コラボカードを除くと、なかなかデッキに火属性を加えるのが難しいことも少なくない。マルコスやサーティーン、きららなどで重宝するだろう
みみみ→全天と切れるのが、今までになかった使い方。デメリットを最小限に、その他カードの発動を短縮できるのが、みみみ最大の魅力だ
ダメージをトリガーのテレパス!「*真実の美* ジョパンニ」
「恒星間転送装置 Tele-Pass」と【返】カードを組み合わせたようなスキルを持つのが、ジョパンニだ。
カウンターカードと同じく、4秒間青いエフェクトを展開。展開中にダメージを受けると【近】攻撃ではなく、攻撃した相手の背後へとワープして一撃を加えるカードとなっている。
攻撃時のダメージは攻撃力の約2倍。テレパスと同じく相手が無防備ならば、ヒット時にダウンも取れる
ダメージが発動条件なので、グスタフのHSやイデアにも反応して、背後へとワープ可能。
性能自体はとても面白いのだが、ステータスが体力寄りで、攻撃値が低いのが欠点だ。
意図的にワープできず、逆にピンチに陥ってしまうようなこともあるので、使い手を選ぶカードとなりそうだ
さらに、クールダウンが42秒と非常に長く、基本的には【防】カードと同時編成しないと、運用が難しい。
採用するとなると、通常攻撃を武器にするアタッカーやガンナーになるだろう。しかし、攻撃寄りのカードと比べるとジョパンニは攻撃力が非常に低く、相性がいいとはいえない
今回紹介を割愛する、既存のカードの属性違いとなる新URカード2枚は、どちらも優秀。
「とある家庭用メカの反乱」の属性違いとなる「ライバル狂刃忍者 -幽々院ゆらら-」は、ソル・カイ使いであれば絶対に集めたい攻撃寄りのステータスをもつ貫通連撃カード
メカ反とのステータス比較(レベル20時)
カード名 | 属性 | 攻撃 | 防御 | 体力 |
---|---|---|---|---|
ライバル狂刃忍者 -幽々院ゆらら- | 木 | 134 | 56 | 893 |
とある家庭用メカの反乱 | 火 | 95 | 73 | 949 |
「*絢爛ノ美* ボラ&アルヒコ&アペイロン」は、初音ミクコラボでのみ入手可能だったURスタン【周】カード!ステータスも体力寄りで、ボイドやグスタフなどで使いやすい妨害カードだ
号令とのステータス比較(レベル20時)
カード名 | 属性 | 攻撃 | 防御 | 体力 |
---|---|---|---|---|
*絢爛ノ美* ボラ&アルヒコ&アペイロン- | 木 | 85 | 53 | 1,280 |
【号令する歌姫】 初音 ミク | 火 | 90 | 68 | 895 |
来シーズンにはポロロッチョ襲来!!
12月シーズンには新カードが本格参戦するほか、新ヒーロー「ポロロッチョ」も参戦する。
実装から間もないが、「-蒼王宮-氷冠女王イデア=N=ユランブルク」を主軸にしたデッキが人気となっており、来シーズンに大きな影響を及ぼす存在となりそうだ。
回復枠は即時回復がおすすめ!?
イデアが流行すると、打ち消し対象の「ひめたる力の覚醒」や「ぶじゅつかの超速加速」などによるバフ効果と「祭りの真打ち!打ち上げ花火」などの持続回復が生かしにくい環境となる。
ガードを展開中は防げるものの、タイミングを測りづらいうえ、バトル以外での使用は控えたいため、非現実的。
基本的に回復枠には「魂を司る聖天使 ガブリエル」などの即時回復カードを採用したほうが安定するだろう。
ポロロッチョの使用率によっては活躍しづらくなるのが、グスタフをはじめとするタンク。回復カードを2枚採用する場合は、一方を即時回復にすることも考えたい
ただ、11月27日の調整により、クールダウン時間が10秒が増加し、タイミングさえ気をつければ、バフ効果などを生かしやすくなっている
ラブラブされたらジグザク移動・グルグル移動で回避しよう
奇襲対象となるラブラブマーカーをつけられてる時は、いつ背後から奇襲されてもおかしくない。
ヒーローアクション(HA)には、カードキャンセル効果もあるため、不用意にカードを使って無駄にしないように気をつけたい。
また、移動速度の遅いヒーローでも、ジグザク・グルグル移動すると回避できることが多い。
うまく回避できれば、ポロロッチョを攻撃カードで迎撃することも可能
味方が奇襲されることがわかったら、HAなどで先読み攻撃するのも有効だ
HSカウンターに要注意!
非常にカウンター性能の高いヒーロースキル(HS)をもつポロロッチョ。
基本的に先行してHS発動すると、高確率で返り討ちに遭ってしまう。
HS発動から攻撃発生までの時間も短いので、回避する場合は発動を確認したら、すぐに離れるようにしよう。
拠点奪取目的のHSにも注意。攻撃発生前にポータルエリア内に戻れなければ、キーを守ることは難しい
(C) NHN PlayArt Corp.
(C) DWANGO Co., Ltd.