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#コンパス【闘会議2019】: 最終戦では衝撃のドラマが!!「#コンパス甲子園 南関東地区予選大会」決勝Tレポート

2019年1月27日(日)、『#コンパス』の公式大会「プチ炎上 #コンパス甲子園 全国決勝大会」への出場権を争う、南関東地区予選が行われた。ステージ上では、決勝トーナメント(準決勝、決勝)のみが実施され、プレイヤーたちが熱戦を繰り広げた。その模様をレポートしていく。

  1. 準決勝第1試合
  2. 準決勝第2試合
  3. 決勝戦
  4. 優勝・準優勝チームインタビュー

「#コンパス甲子園」の予選大会がついに開幕!

全国8ヶ所で予選が行われ、各地区の優勝チーム同士が全国の頂点を競う「#コンパス甲子園」。

その記念すべき第1回予選である南関東大会が、『#コンパス』ステージで行われた。

予選は、終日行われていたが、ステージ上で実施されたのは、準決勝2試合と決勝の合計3試合のみ。

予選を勝ち上がった4チームが、全国大会の出場権を手にするため、決勝トーナメントに挑んだ。

大会ルール

  • 勝利条件:BO3
  • URカード:無制限
  • カードレベル:50固定
  • メダル効果:有効
  • コラボカード:使用可能
  • 対戦ステージ:第1バトル:「でらクランクストリート」(第2、第3バトルのステージは、前の試合で負けたチームが選択)

決勝トーナメント出場選手

62チームの中から勝ち進んだ強豪チーム。クセのあるチーム名ばかりだ

陰キャライブ(Aブロック)

じょかんちでおままごと(Aブロック)

3分間待ってやる!!(Bブロック)

タンクの可能性(Bブロック)

準決勝第1試合:陰キャライブ VS じょかんちでおままごと

じょかんちでおままごとは、数々の公式大会で実績を残している「荒野の盗賊達」のリーダーじょか選手を中心とする有名選手で結成された、優勝候補筆頭のチーム。

その強豪チームに対して、陰キャライブは、どのように立ち向かっていくかが注目された。

1試合目:でらクランクストリート

じょかんちでおままごとは、ルチアーノ、ポロロッチョ、アクアという編成。アクアとポロロッチョは、今大会開催時点で環境を支配しているヒーローだ。

陰キャライブは、ポロロッチョ、めぐみん、ディズィーという強力HS持ちヒーローを集めた、いわゆる「まくり編成」で挑んだ。

じょかんちでおままごとのチームワークが光る!

終始3-2で、陰キャライブがリード。ポータルキーを守り続けたが、ラスト10秒で試合が大きく動く。

C拠点へドアで駆けつけためぐみんに、じょか選手がすぐさまルチアーノのHSを使い、確実に倒す。

それをフォローすべく、愛天使ArSさま選手のポロロッチョが、HSを使うためにC拠点へ駆けつけるものの、たいせつ選手のアクアがフルーク(近距離攻撃)で妨害。

打ち上げられながらも、愛天使ArSさま選手がHSを使う。

しかし、思うような場所でHSを使えなかったため、C拠点を制圧していたじょか選手には当たったものの、同じくC拠点を制圧していたhash選手には、わずかにHSが届かず、ラスト1秒でポータルキーを奪い、じょかんちでおままごとの勝利

的確なタイミングでHSを使ったじょか選手とたいせつ選手の妨害、hash選手の冷静さが逆転へと繋がった

初戦から大逆転劇が起きるという、コンパス甲子園のレベルの高さが伺える試合となった。

2試合目:って~!つっぺる工事現場

じょかんちでおままごとの編成に変更はなかったが、陰キャライブは、めぐみんからアクアに変更。

これで、前シーズンに猛威を振るった、アクアとポロロッチョが両チームにいる構成となった。

強力なHSラッシュにチームの連携が崩れる

この試合も、ラスト20秒から大荒れとなった。

2-3でリードを許していた陰キャライブが、逆転を狙うべく終盤にディズィーのHSを使用。

これにじょか選手とたいせつ選手はHSを合わせてかわし、hash選手はソーンでスタート地点へ逃げて回避する。

しかし、続けて愛天使ArSさま選手が、ポロロッチョのHSをC拠点で発動。じょか選手とたいせつ選手は、なすすべなく倒されてしまう。

ここで、hash選手が相手のポロロッチョのHS発動中に、HAでC拠点へ戻ってしまうという痛恨のミス。

うまくHSで巻き返した陰キャライブの勝利となった。

HAのタイミングを誤ってしまったhash選手。試合終了後、自ら「アタッカー」とチャットしてしまうほどの悔しさをにじませていた

3試合目:って~!つっぺる工事現場

じょかんちでおままごとが選択したステージは、なんと2試合目で敗れた「って~!つっぺる工事現場」。

敗戦したステージでリベンジを狙い、真の勝利を手にしたいという、じょかんちでおままごとの熱意が見られる選択となった。

同じ手段で勝利はさせない!反省を活かして冷静にHSを対処

チーム編成は、お互い変わらず。

この試合では、1分ごとに床が抜け落ちるというギミックがある、このステージならではの見どころがあった。

じょかんちでおままごとの3人が、床が抜け落ち始めているにも関わらず、奪い取ったポータルキーを3人で広げつつ、HSをためる動きをしたのだ。

見ているこちらがハラハラしてしまったが、3人ともC拠点横の安全スペースへ無事に回避した。

相手のポロロッチョのイデアで、抜け落ちた床へ落とされることを警戒して、全員自陣側の安全スペースに逃げているところもポイント。負け筋を確実に潰していく堅実なプレイが垣間見える

陰キャライブが、終盤で再びディズィーのHSを皮切りに、2試合目と同じ方法で逆転を狙いにいく。

しかし、じょかんちでおままごとがうまくかわして、ポロロッチョ以外の2人のキルに成功。

味方が周囲にもう1人いなければ、ポータルキーの奪取に繋げるのは難しいという、ポロロッチョのHS唯一の弱点をうまく突き、じょかんちでおままごとがリベンジを達成。決勝戦へと駒を進めた。

準決勝第2試合:3分間待ってやる!! VS タンクの可能性

準決勝第1試合では、アクアとポロロッチョが両チームにいるという、環境を象徴したマッチングとなっていたが、第2試合では、お互いに新鮮な編成が見られた。

3分間待ってやる!!のチーム名の由来は、メンバーのラ王選手の名前(カップラーメン)から来ていると、産廃ストロベリー選手が話し、会場の笑いを誘った。

1試合目:でらクランクストリート

3分間待ってやる!!は、カイ、メグメグ、ミクで、3人それぞれが普段から使い慣れたヒーローを起用した編成。

タンクの可能性は、チーム名の通り、タンク枠としてヴィオレッタを採用し、残り2枠にディズィーとポロロッチョを選んだ編成となり、アクアが不在の試合となった。

ピンチで駆けつけるヒーロー的存在が勝利のカギに

試合は終始、3分間待ってやる!!が優勢。

ところが、終盤になると、タンクの可能性のヴィオレッタ使いであるD.Gtal選手がHSを使い、相手をサイレント状態にして、ポロロッチョのHSへの唯一の対抗手段であるHSを封印させた。

その直後に、エムビ~選手のポロロッチョがHSをC拠点で放ち、ヴィオレッタがその間にC拠点制圧にかかり、3分間待ってやる!!は追い込まれる。

しかし、ここでチームを救ったのが、カイ使いである産廃ストロベリー選手のHS。

ポロロッチョのHSが終わる頃を狙い、サイレントエリア外から、ベストタイミングでC拠点へ駆け込んだ。

ポロロッチョのHSが終わる時間を計算してのライジングフォース。これが、1試合目の決定打に

その後、無事にC拠点を守りきり、3分間待ってやる!!の勝利

2試合目:グレートウォール

惜しくも1試合目を落としたタンクの可能性が指定したステージは、グレートウォール。

ドアを使うヴィオレッタや、アビリティとHAで前線への復帰が容易なポロロッチョを擁するタンクの可能性にとって、最もプレイしやすいステージだ。

両チームにヒーローの変更はなかった。

1試合目で猛威を振るったカイとメグメグに自由を与えない!

まずは、D.Gtal選手のヴィオレッタがドアでCへワープして、確実にC拠点を獲得。

対抗手段を持っていないミク使いの電子の歌姫選手は、E拠点でディズィーとポロロッチョがいっしょにHSをためているスキを狙い、未取得のD拠点を先に取得しようとするが阻止され、返り討ちにあってしまう。

そこからタンクの可能性は、3分間待ってやる!!の勝ち筋をとことん潰していく動きを見せた。

産廃ストロベリー選手のカイのHSは、綾音おじ選手のディズィーのHSによって対処される。

爆発的火力が武器のメグメグ使いであるラ王選手は、回復カードをデッキに入れていない。

その弱点を突くように、D.Gtal選手のヴィオレッタが、メグメグへ積極的にアングリフを使い毒状態にし、メグメグはC拠点から逃げざるを得なくなる場面が目立った。

ポロロッチョのHAで妨害され、HAが思うようにできなかったカイと、自陣へ逃げることが多くなったメグメグは、思うようにC拠点へ干渉することができず、タンクの可能性の完封勝利となった。

3試合目:でらクランクストリート

3分間待ってやる!!は、得意ステージである「でらクランクストリート」を指定。

カイやメグメグのHSを有効活用できるこのステージで、決勝進出を狙う。

3試合目も、お互いヒーローの入れ替えはなかった。

ラ王選手のガトりんが牙をむく!

C拠点のポータルキーそばに、ぴたりと付けるようにガトりんを置くシーンが目立ったラ王選手。

常にガトりんをこのように配置している。HAなどで狙いを定めず、確実にガトりんを置けるテクニックを持っていると豪語するラ王選手。また、ガトりんの威力を上げるため、必ず秘めたる力の覚醒を使ってから置くようにするとのこと

毎試合、相手にとって非常に厄介な存在だったことに違いはないと思うが、3試合目は、このガトりんがチームを救うことになった。

中盤になると、綾音おじ選手のディズィーがHSを使用。

メグメグとミクは、HSがたまっていなかったので、スタンしてしまう。

カイはHSを使ってC拠点を狙うが、ポータルキーへ引っ掛けることができず、C拠点を大幅に通過してしまう。

その間に、カイのHSを避けたタンクの可能性の3人は、C拠点を制圧しようと試みる。

しかし、エムビ~選手とD.Gtal選手が、ガトりんによって倒されてしまい、大チャンスをものにできない。

これが、ラ王選手のガトりんの恐ろしさだ。

ヴィオレッタがC拠点制圧を目前にして、ガトりんで倒されてしまった。秘めたる力の覚醒で、ガトりんの威力を上げていなかったら、奪われていた場面だ。ディズィーは、制圧をヴィオレッタに任せるため、ポータルキーから手を離していた

このあと、タンクの可能性はC拠点中心の戦いをやめ、3分間待ってやる!!をあちこちへかく乱させながら、逆転を狙ったが、惜しくも電子の歌姫選手のミクに阻止され、3分間待ってやる!!が決勝進出を決めた

決勝戦:じょかんちでおままごと VS 3分間待ってやる!!

予選大会とは思えないほど、白熱した試合の連続だった準決勝。

決勝戦では、さらなるドラマが待ち受けていた。

1試合目:でらクランクストリート

3分間待ってやる!!は、カイ、メグメグ、ミクで、使用ヒーローは準決勝と変わらず。

しかし、じょかんちでおままごとは、3人全員ヒーローを変更。

じょか選手がイスタカ、hash選手がアダム、たいせつ選手がVoidollで決勝に臨んだ。

電子の歌姫選手の機転がチームを逆転へと導く

最初のスプリンター同士のC争いは、移動速度メダルを付けているたいせつ選手が、先に到着して制圧。

そして、たいせつ選手が、カイを意識して試合開始5分前に採用を決めたというミリア(周囲サイレント攻撃)で攻撃して、カイとミクに命中させたのをきっかけに、じょかんちでおままごとが一気に攻める。

HAでC拠点へ突っ込んできたカイと、ダメカをカノーネ(ガードブレイク攻撃)で割られたミクに、たいせつ選手のミリアがクリーンヒット。カードがないと攻めるのが厳しいカイは、自陣へ戻るしかない

ミリアによってダウンしたミクに、hash選手のアダムが、シンを当てて1キル。

カイには逃げられるものの、逃げた先にいたメグメグをたいせつ選手のVoidollがアイザック(近距離攻撃)で倒して2キル目。

残りはカイだけになったが、ドルケストルを使い、ミクが戻るまで耐えた。

貫通攻撃がないじょかんちでおままごと3人は、攻めを諦めざるを得なくなった。ドルケストルが活きた場面である

そして、カイを自由にさせたくなかったたいせつ選手が、ミリアを当てるも返り討ちにあい、倒されてしまう。

これを皮切りに、3分間待ってやる!!の反撃が始まる。

産廃ストロベリー選手のカイが、チーちゃん(遠距離攻撃+ライフ吸収)でアダムとイスタカにダメカを使わせ、そこに狛枝凪斗(周囲ガードブレイク攻撃)でアダムを倒す。

電子の歌姫選手が瀕死のイスタカに、DAでトドメを刺し、そのままB拠点の裏取りに入る。

残ったたいせつ選手がポータルキーを守りたかったが、ラ王選手のアバカンでスタンに。HAで倒されてしまう。

ここから、ミクとメグメグの2点攻め。戻ってきたhash選手1人では、両方を守るのが厳しい状況に

hash選手は、C拠点を諦める判断で、裏取りをしているミクを対処する。

そして、ラ王選手がC拠点を制圧して逆転に成功。

そこから、ポータルキーを守りきった3分間待ってやる!!が白星スタートとなった。

2試合目:でらクランクストリート

じょかんちでおままごとは、でらクランクストリートを選択。

準決勝と同じく、負けたステージで勝利してリベンジを狙う、じょか選手らしいチョイスだ。

両チーム、編成に変更は見られなかったが、カードの入れ替えがあった。

勝利へのカギは、「hash選手のHS」と「ラ王選手を倒すタイミング」!

最初は、1試合目と同じく、メダルの差で足が速いたいせつ選手が、先にC拠点を制圧。

ここからつらくなるのが、ラ王選手の超火力のガトりんとHA。

それを嫌ったじょか選手が、ぶじゅつかとザック&レイ(ダメージ80%カット)を使って、一気にメグメグまで近づき攻める。

しかし、ザック&レイが切れる頃合いを狙って、ラ王選手がアバカンでじょか選手をスタンさせ、HAで返り討ち。

1試合目のダメカ枠はディーバだったじょか選手。しかし、ラ王選手のガトりんやHAがつらかったため、2試合目ではザック&レイに変更したと話していた

じょか選手を倒した直後、電子の歌姫選手がhash選手に号令(周囲スタン攻撃)を当てて、ラ王選手の目の前に。

スタン中に仕留めることができなかったため、回復がないラ王選手には痛すぎるシンを受けてしまう。

しかし、なんとか耐えてhash選手を倒す。

たいせつ選手は、A拠点で電子の歌姫選手に引きつけられており、そのまま産廃ストロベリー選手がC拠点を奪う。

シルブレで防御デバフを受け、「秘めたるガトりん」の前を通過するだけで、体力が4分の1以下まで削られる。試合を振り返ったときに、じょかんちでおままごとのメンバー全員が口をそろえて、これがきつかったと話した

試合は、3分間待ってやる!!が優勢のまま終盤へ。しかし、ここでじょかんちでおままごとが動く。

HSがたまったhash選手は、産廃ストロベリー選手にチーちゃんを使わせるよう、まっすぐ歩き出し、思惑どおりに産廃ストロベリー選手はチーちゃんで攻撃する。

そのスキを狙って、hash選手が産廃ストロベリー選手へ向かってHS。見事に命中し、倒すことに成功した。

見えづらいが、黄色の枠内で産廃ストロベリー選手がチーちゃんを使っている。それと同時に、hash選手がHSを発動していることがわかる。これが、じょかんちでおままごとの作戦の幕開けとなる

産廃ストロベリー選手が倒されたときには、ラ王選手が瀕死状態に。

回復手段のないラ王選手に対しては、倒すタイミングに気をつかっていたというたいせつ選手。

産廃ストロベリー選手を倒した直後に、ラ王選手を倒せるよう、事前に少しずつダメージを与えていたのだ。

そこをすかさず仕留め、残りは電子の歌姫選手だけに。

電子の歌姫選手は、hash選手のHS明けを狙って号令を使うも失敗。そのスキが仇となり、hash選手にシンで遠くへ飛ばされてしまう。

逆転への決定打となったhash選手のシン。産廃ストロベリー選手を凍結させ、電子の歌姫選手をポータルキーから引き剥がす大活躍だった

これで、C拠点には誰もいなくなり奪還。

作戦が完璧に決まった、じょかんちでおままごとが逆転勝利でリベンジを果たした。

3試合目:でらクランクストリート

泣いても笑ってもこの試合で優勝チームが決まる一戦。

3分間待ってやる!!は、もちろん得意のでらクランクストリートを選択する。

大事な大事な戦いで、じょか選手は切り札であるサーティーンにヒーローチェンジ。

HSの強いイスタカだったが、この2試合ともHSを有効に使うことができなかったところと、3分間待ってやる!!の編成を見ての変更だったそうだ。

この判断によって、コンパス甲子園一番のドラマが生まれることとなる。

ラスト1秒で衝撃の大逆転劇!!

まずは、1~2試合目と同じく、たいせつ選手が先にC拠点を制圧。そこに電子の歌姫選手が号令を合わせ、ポータルキーを奪取する。

再びポータルキーを取り返そうと、じょかんちでおままごとが攻めるが、うまくいかないまま時間だけが過ぎていく。

しかし、終盤で再び、じょかんちでおままごとの作戦が始まった。

2試合目と同じく、産廃ストロベリー選手をhash選手のHSで凍結させるのだが、今回はHSがたまっているため、そちらを先に使わせたい。

そこで動いたのが、決勝トーナメントでは納得のいく試合ができず、つらい思いをしたというじょか選手。

HSでアタッカーからガンナーへモードチェンジして、強気の攻めに転じる。

HSによる攻撃バフへ、さらに秘めたる力の覚醒の攻撃バフを乗せて、ラ王選手と産廃ストロベリー選手を通常攻撃2発で倒す作戦だったとじょか選手

その作戦に気づいた電子の歌姫選手が、HSを発動。

じょか選手の爆発的火力の通常攻撃による全滅と、hash選手のHSによる負け筋を潰そうと試みる。

一方、猛攻に耐えられなかった産廃ストロベリー選手は、自衛のために壁へ向かってHSを使ってしまう。

ガブリエルもドルケストルも使い切った産廃ストロベリー選手。このとき、電子の歌姫選手は、HSの演出時間だったため、電子の歌姫選手が動けるようになり、回復してくれるまでのわずかな時間稼ぎだ

hash選手のHSで、HS明けの産廃ストロベリー選手が凍結されると警戒した、HS効果中の電子の歌姫選手が、自身のHS演出後すぐに、凍結を治そうと産廃ストロベリー選手の元へ近づく。

しかし、凍結してからミクのHSで状態異常を治すまでの、ほんのわずかな時間をじょか選手は見逃さず仕留める。

これで、3分間待ってやる!!は、電子の歌姫選手のみに。

産廃ストロベリー選手を守るためにHSを使うも、失敗に終わってしまう

だが、電子の歌姫選手はHS中で、大きな持続回復と状態異常回復もあるため、なかなか倒せない。

たいせつ選手が、電子の歌姫選手をC拠点から剥がそうと、カードを使うものの、うまくカードを合わせられるなどで、遠くに飛ばすことができないまま、ラ王選手が前線に戻ってきてしまう。

ここで、じょかんちでおままごとにとってはラッキーな出来事が起きる。

頭が真っ白だったと話していたラ王選手は、焦ってカードを切り間違えてしまったのだ。そのまま、電子の歌姫選手を助けられずにダウン。

再び、電子の歌姫選手1人での耐久が始まるが、ここでミクのHSの効果が終わる。

回復も使い切ってしまい、耐久できないと思った電子の歌姫選手は、ジャック・オー(ダメージ50%カット)を使い、ダメージの軽減を試みる。

しかし、そこにhash選手のカノーネが電子の歌姫選手に命中。ポータルキーから剥がすことに成功した。

打ち上げられたときに、ポータルキーが取られている光景を「目の前で優勝が消えていく」と切ない気持ちで見ていた電子の歌姫選手

そこに、復帰した産廃ストロベリー選手が駆けつけるが、わずかに間に合わず、ほぼ試合終了と同時にポータルキーを奪取するという、歴史的大逆転でじょかんちでおままごとの優勝が決まった!

産廃ストロベリー選手は、ここまで来ていたが、惜しくも間に合わず。見ているこちらも悔しい気持ちになる

じょかんちでおままごとには、『#コンパス』マークが描かれたトロフィーと、今年の秋に開催予定の全国大会出場権が贈呈された。

全国大会での活躍が楽しみだ。

優勝チームインタビュー

大接戦の結果、抜群のチームワークで優勝をつかみ取った「じょかんちでおままごと」の3人に話を聞いてみた。

左から、たいせつ選手(スプリンター担当)、じょか選手(ガンナー担当)、リーダーのhash選手(アタッカー担当)

決勝戦を振り返り、数々の大会のタイトルをほしいがままにしてきたじょか選手は、優勝が決まった瞬間、今までの大会のなかで1番大きな声を出して、机を両手で叩いてしまうほど嬉しさを爆発させたと言う。

優勝が決まっても、いつも冷静だったじょか選手が、大会でここまで感情を爆発させたところは、ほぼすべての公式大会を観戦してきた筆者も、はじめて目にした。

全国大会についての意気込みについて、リーダーのhash選手は、全国大会は秋頃とすごく先で、そのときには今とまったく違う環境になっているため、それについていけるようにしたいと、本戦の優勝への意欲を口にした。

準優勝チームインタビュー

惜しくも優勝を逃した「3分間待ってやる!!」の3人にも、話を聞いた。

左から、産廃ストロベリー選手(カイ)、ラ王選手(メグメグ)、電子の歌姫選手(ミク)。チーム名にちなんで「3」のポーズ

自分の好きなヒーローを使い続けた3人。そのため、大会では見たことのない編成となっており、優勝したじょかんちでおままごとも、とても戦いづらかったと言わせるほどのプレイングを見せた。

試合で終始目立ったのが、産廃ストロベリー選手のカバー力。

電子の歌姫選手やラ王選手がピンチのときには、必ずと言っていいほど駆けつけて、フォローに入っている姿が印象的だった。

それについて、産廃ストロベリー選手は、「どうしても(回復なしのラ王選手が)ひとりじゃ無理なので」と笑い、カイは遠距離が得意で、少し離れていてもフォローをしやすいので、前線にいる電子の歌姫選手と後ろにいるラ王選手の間に立ち、どちらの援護にもすぐ行けるように意識していたと語った。

仲のいい3人は、今後数多く開催される公式大会への参加に意欲を示し、普段見ない編成でも、ここまで立ち回れるという姿を見せていきたいと締めくくった。

「#コンパス甲子園」の予選は始まったばかり。残り7枠に、どのようなチームが入り込んでくるか、今後の予選大会にも注目だ。

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