プレイスタイルに合わせて決める8つの文明
ゲームを開始すると、昨今のRTS(リアルタイムストラテジー)作品にもあるように、8つの文明から1つを選択することになる。8つの文明のとは、ブリトン、ケルト、中国、フランク、フン、日本、サラセン、ヴァイキングで、それぞれ異なる特徴を兼ね備えている。
例えば、日本であれば戦闘の際、各部隊の移動速度がアップする効果があるため、戦闘に向いた文明であることがわかるはずだ。また、中国は少ない資源での増築や生産に特化しており、日本と比べると施設面に恩恵がある文明となっている。
このように、さまざまな効果の文明が選択できるので、まずは自分のプレイスタイルにあったものを選択していこう。なお、文明の変更はいつでも可能なので、どうしても迷ってしまうという方は、とりあえずすべてを触ってみてからメインとなるものを決めることもできる。
従来のシリーズ作品とは異なった2つの要素
本作では、メインとなる内政画面と、自分の国を敵軍から守る戦闘画面でわけられている。従来のシリーズを遊んだことのある方なら、チュートリアルの時点でその変化に気付くはず。しかし、「それだと『AoE』シリーズとはかけ離れたものになっているでは?」と、心配してしまう方も中にはいるだろう。
誤解のないように説明すると、本作では内政画面がメインとなっており、資源を生み出す施設を建築したり、編成をするといった操作が可能。そして、自軍の部隊が整ったらワールドマップから敵を選択し、戦闘をおこなうといった流れで進めていくことになる。つまり、遊び方は違えど、根本的なところは従来の知識があるとスムーズにプレイできる。
ストラテジーとは思えない戦闘システム
戦闘システムも大幅に変わっており、編成画面はストラテジーというよりはRPGに近いものになっている。呂布や織田信長、アーサー王やジャンヌ・ダルクといった名だたる英雄たちを従えながら、敵軍にぶつけていく様は、アーケードゲームにある対戦型カードゲームに近いものを感じるはずだ。
また、RTSの類似タイトルとして『ドミネーションズ』を例に比較すると、ドミネーションズでは防衛施設が優秀な働きをみせてくれるものの、本作には英雄をうまくコントロールしながら窮地を乗り越えなければならなかったり、初期位置が決まっているので好きな場所からも攻められないといった、いくつかの制限が設けられている。
おまけに戦闘中は、時間経過とともにたまっていく特別な資源「BR」を消費することで、英雄を召喚できたり、戦闘を有利に進める施設を設置するなど、状況に応じてさまざまな行動を迫られていく。中には敵軍の城に絶大なダメージを与えられる施設もあるが、もちろん敵もそれを建てようとすると妨害してくるので、いかに足止めしていくかといった戦略性も重要なポイントといえるはずだ。
歴代の英雄たちを従えて、世界の覇者を目指そう
シリーズもののタイトルがスマホゲームになってもプレイしないという意見を聞くこともあるが、安心してください。『AoE』はむしろパワーアップしています。シリーズの中で1作品でも遊んだことのある方ならごぞんじの「Age」の設定も健在なため、文明が進化するごとに各施設の雰囲気が変わったり、新たなテクノロジーを取得できるなど、ファンにはおなじみの要素なども満載。
さらには、戦闘システムもRTSとは思えないほど戦略性が強いため、シミュレーションやRPGが得意な方にもおすすめできる作品となっている。
- 使用した端末機種:iPhone 6s
- OSのバージョン:iOS 9.0.2
- プレイ時間:約3時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.0
- 課金総額:0円
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