Discordコミュニティの運用・代行なら「ギルドロケット」
監修:ささもん(Appliv Games)
ゲームライター歴10年。ゲーム公認Discordコミュニティの管理人として、数万人規模のサーバー運用経験あり。
ゲームはジャンル問わずプレイするが、その中でもゴルフゲームが得意。解説役としてテレビにも出演。
書籍「Discord活用ガイド」(2023年7月6日発売)では、IP公認コミュニティを成功に導いたDiscord運用者としてインタビューも受けている。
絵文字をもっともっと使いこなそう!
Discordのチャットで何気なく使っている「絵文字」。色んな絵文字があると、それだけでコミュニケーションがさらに楽しくなりますよね。
今回のブログは、そんな絵文字について、基本の設定方法や使いこなすテクニックなどを紹介していきます。
意外と知らない豆知識もいっぱいあるので、ぜひ絵文字の使い方をマスターしましょう!
■目次 ・絵文字の設定方法 └絵文字のサイズについて └Nitro課金では動く絵文字(GIF)も使える ・他のサーバーから絵文字を持ってくる方法 └オシャレなフォントの文字をスタンプにする └ゲーム内チャットのスタンプを使う └動画をGIFファイルに変換 ・自分で色んな絵文字を作ってみよう └リアクションからリンクをコピー └サンプル画像をデスクトップにドラッグ └Nitro課金なら絵文字の登録不要で使える! ・ユニコードの絵文字を使ってみよう └登録不要で大量の絵文字を使用可能 └チャンネル名にも使える ・絵文字の便利な使い方を紹介! └曜日の絵文字でギルド戦の参加人数をチェック! └BOTでさらに出席管理を完璧に! ・Discordコミュニティの運用をご検討中の企業様へ
絵文字の設定方法
まずは、オリジナルの絵文字の設定方法から。チャットで使える絵文字を登録するときは、絵文字にしたい画像を用意して、サーバー設定の「絵文字」から画像ファイルをアップロードします。
画像をアップロードしたら登録自体は終わり。すぐにチャット内で絵文字を使えるようになります。
アップした絵文字の横にある「エイリアス」というのは、絵文字をチャット欄から呼び出すときに使うコードのこと。
エイリアスに設定した英数字を「:」(半角セミコロン)で挟んでチャット欄に入力すると、一覧から絵文字を選択しなくても使うことができます。
ちなみに、登録できる絵文字は1つのサーバーで50個まで。枠が足りなくなりそうなときは、あまり使っていない絵文字を削除しましょう。
絵文字のサイズについて
絵文字で使える画像のサイズは、縦横の長さが「128*128ピクセル」、画像の容量は「256KB以下」が目安になります。
画像は正方形が基本ですが、長方形の画像でもアップロード自体は可能。その場合は中央寄せで表示されるので、表示自体に問題も発生しません。
また、実際にチャットで使ったときは、128ピクセルよりもかなり小さめで表示されるので、あまりにも細かすぎるイラストは使いにくいと思います。と言いつつ、ぼくも結構使うことはありますが(笑)
Nitro課金では動く絵文字(GIF)も使える
また、有料版の「Discord Nitro/Nitro Classic」に加入すると、動く絵文字(GIF)も使えるようになります。
▲こんなやつです
有料版へのアップグレードは、ユーザー設定の「Discord Nitro」からできます。動く絵文字を使うだけなら、月額500円の「Nitro Classic」でOK。もし使ってみたいなら加入してみてもいいですね。
ちなみに動く絵文字は、通常の絵文字とは別枠で50個まで登録できます。
自分で色んな絵文字を作ってみよう
どんな画像でも使えるということで、せっかくならオリジナルの絵文字を使ってみたいところ。ということで、初心者でも簡単にできる絵文字の作り方を紹介します。
オシャレなフォントの文字をスタンプにする
まずは、テキストをそのままスタンプっぽい絵文字にする方法。
これはパワーポイントで作っています。ネットで無料公開されている「チェックポイント」というフォントで打った「OK」と「NG」のテキストを画像保存しているだけ。
画像保存をしたら、左右の空白などを削って正方形の画像を作ります。
画像サイズなどを調整するときに「透過がなくなっちゃう!」という人は、「PhotoScape」というソフトがおすすめ。透過を残しつつ、簡単にサイズの調整ができます。
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チェックポイントフォントの配布サイトはこちら
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PhotoScapeの配布サイトはこちら(Windows版)
ゲーム内チャットのスタンプを使う
ゲーム内のチャットに可愛いスタンプがあるなら、そのまま絵文字にするのもおすすめ。
ゲーム画面をスクショして、画像をPCに転送。今回の場合は元画像の背景が黒いので、切り取ったあとは「手軽に透明」などのフリーソフトで背景を透過しておきましょう。
動画をGIFファイルに変換
さらにリッチな絵文字を求めるなら、ゲームのPVなどの動画を切り取って、GIFファイルにするのもいいですね。
試しに、このPVを使ってGIFファイルを作ってみます。使ったのは、iPhoneの「写真フォルダにある編集機能」と「GIFトースター」アプリの2つ。
GIFを作る場合は、PCよりもスマホのほうが楽かなと思います。今回のGIFトースターなら、2~3分でGIFを作成可能。初心者でも簡単に使えるのでおすすめです。
ただ、サンプルで作ったGIFは、縦横のサイズが小さくなったときにどんな絵文字かほとんど見えないので、やるならキャラの顔のアップとかがいいですね。
他のサーバーから絵文字を持ってくる方法
手軽に絵文字を増やしたいときにおすすめなのが、他のサーバーの絵文字を持ってくる方法。コピーしたものを絵文字設定から登録すれば、自分のサーバーでも使えるようになります。
絵文字をコピーする方法は、「リアクションからリンクをコピーする方法」と「サンプル画像をデスクトップにドラッグする方法」の2つがあります。
それぞれのやり方は、以下のとおり。
リアクションからリンクをコピー
チャットの本文やリアクションで絵文字を使って、それをコピーする方法。
おそらく「jpg」か「png」のファイル形式になっているので、そのまま画像を保存して絵文字登録するだけです。
手順はものすごく簡単ですが、勝手にもらいまくるのは良くないので、サーバー管理者の人に確認は取っておきましょう。
サンプル画像をデスクトップにドラッグ
もうひとつが、絵文字にカーソルを合わせたときに出てくるサンプル画像をドラッグする方法。
こちらの方法だと、チャットで実際に打たなくてもいいので、チャットを荒らさずにたくさんコピーすることができますね。
Nitro課金なら絵文字を登録不要で使える!
Discord Nitro/Nitro Classicに加入した場合、サーバーの壁を超えて、すべてのサーバーの絵文字をすべてのチャンネルで使えるようになります。
それだけのために月額課金するかは悩みどころですが、よりDiscordを楽しみたいなら使ってみるのもありですね。
ユニコードの絵文字を使ってみよう
Discordの機能とは関係ないですが、たくさんの絵文字を使いたいときにおすすめなのがユニコードの絵文字です。
「なにそれ?」って人は、DiscordやTwitter、LINEなどの場所を選ばずにどこでも使える共通の絵文字みたいな感じで覚えておいてください。
登録不要で大量の絵文字を使用可能
ユニコードの絵文字は、Discordに絵文字登録をせずに使うことができます。
スマホの場合は一覧があるので問題ないですが、PCだと目的の絵文字を探すのが大変なので、ユニコードの絵文字が載っているサイトからコピペするのがおすすめです。
チャット欄にペーストすれば、そのまま使えます
チャンネル名にも使える
ユニコードの絵文字は、チャットだけでなく「チャンネル名」にも使えます。チャンネル名を装飾したいときは、ぜひ活用してみましょう。
絵文字の便利な使い方を紹介!
最後に、ギルド運用のときに使える、絵文字のちょっとしたテクニックを紹介します。
曜日の絵文字でギルド戦の参加人数をチェック!
ゲームによっては、ギルド戦がたくさん開催されていて、参加人数を管理がちょっと大変……ということもありますよね。そんなときは、曜日の絵文字を導入するのがおすすめ!
例えば、毎日ギルド戦があって、参加できるメンバーを知りたい場合は、こんな感じでチャットを打ってみましょう。
次に、自分で曜日の絵文字をリアクションで順番に打って、テキストの下に並べます。
あとは、メンバーに参加できる曜日のリアクションを押してもらうだけで、参加できる人数とメンバーをこのチャットだけで確認できます。
サーバーの絵文字枠を7つ使うことにはなりますが、共闘必須のギルド戦が毎日あるようなゲームでは便利ですね。
曜日のサンプル画像はこちら
BOTでさらに出席管理を完璧に!
また、絵文字のリアクションでもらった出欠を管理できる便利なBOTもあります。例えば、スケジュール管理BOTのデイコード。
これを使って先程の出欠を入力すると、メンバー全員の予定を一覧で見ることができます。
入力は手動なので、使うときはみんなの出欠がある程度集まってから、ギルマスがまとめて入力するのがいいと思います。修正があるときだけ、各自にお願いするくらいがいいでしょうか。
スプレッドシートを使った上級者向けの出席管理もありますが、結構複雑なんですよね……。これだったら誰でも簡単にできるので、気になったら使ってみてください。
Discordコミュニティ運用をご検討中の方へ
弊社では「ギルドロケット」という、Discordを活用したゲームをより楽しく・長く遊んでもらうためのコミュニティ運用サービスを展開しています。
熱量の高いユーザーをクローズドコミュニティに囲い込み、仲間との盛り上がりを最大化させ、ゲームのリテンションを向上させることが期待できます。
「ゲームの継続率を高めたい」「リリース時のユーザー離脱を少なくしたい」「コミュニティを作ったけどイマイチ盛り上がっていない」といった方はぜひご確認ください。
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