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■前回の続き
我の防衛拠点だけが取れている状態で数分が過ぎる。
その差は1000ポイント差。
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惜しくも他拠点の情報は全く見えないが、耳から聞こえてくる他拠点の様子はどこも難を極めていた。
我の拠点だけが厳しいのではない、周り全部が厳しいのだ。
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サークル戦と違い、征服の地は多くとも40名が限度。
サークル戦ほどのVCの量はないが、沈黙もまた厳しい様相を呈していることを証明している。
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気がつけば敵4に対し、我が部隊は2名。
完全に数そして質共に劣る状況。
すぐにでも援軍を呼びたいところではあるが、ここがキープできたとしても他拠点が制圧されてしまう。
完全に拮抗している状態、1つの拠点が落ちることで人数配分のバランスが崩れ、雪崩の如く状況は一変してしまうであろう。
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サークル戦では必ずと言っていいほど我と蒼が一緒に防衛をしてきた。
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蒼が落ちると同時に拠点カットの主軸となる。
一人でやるには気が重いが、蒼のリスポン時間を稼ぐことだけに集中することで何とか保つことができる。
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執行者の利点は無敵スキルに他ならない。
とにかくATフィールドとボイドを併用して耐える。
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耐える。
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滅ぶ。
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これをひたすら繰り返す。
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執行者による拠点守りというのは非常に困難ではあるが、うまく運用できればいい感じで防衛ができる。
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しかしながら相手も相手だ。
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リスポンして急いで行くと。
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既に待ち構えられている状態に。
とにもかくにも2名で守るのはいつもギリギリなのだが。
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この人数を相手に2名で守り切るのは伊達じゃあない。
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■時間経過
どうもGvGの話になるとどうしても長くなってしまう。。。
ひたすら守っている状況で気付かなかったが、上の拠点を仲間が獲る。
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が、ここで自軍拠点のもう片方を獲られてしまう。
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ここでやはり凄いと思うのは、明らかに不利な状況である敵拠点側を敵に獲らせずにカットし続けている味方だろう。
正直、戦闘力的にも防衛しかできないのは当たり前なのだが、生まれてこの方、防衛以外を担当したことがない。
相手の拠点をカットしようものならば即座に蒸発してしまうのは明白だ。
それでもカットをし続けられるというのは本当にリスペクトに値する。
まぁ一つだけ言えるのは
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そんな事を考えている暇もないという事だが。
我が倒れるたびに
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蒼が入れ替わりに入ってなんとか凌ぐ。
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残り2分。
最後の最後で上が取り返されてしまう。
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我の拠点を中心に、ひたすら耐え忍んだ甲斐もあり、ポイント差は非常に大きくなった。
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ここはもう取り返すのではなく、全力で自軍の拠点を守るのみ。
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最後の最後には仲間も駆けつけ、大乱闘が繰り広げられた。
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そして堂々の、勝利。
いやはや、長い10分間だった。
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だが征服の地は3戦場の内、2つを取らなくてはいけない。
他の戦場がどうなったのかを見にいくと。
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うまいこと地戦場にいたメンバーが途中シフトをかまし、水戦場を勝ち取り、見事に勝利を手にすることができた。
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この数字を見てわかるように、火戦場が激戦区であったことは間違いない。
だがこうして戦場単位で勝てたのも、征服の地全体として勝てたのも常日頃のコンビネーションがあったからこそと言えるだろう。
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やはりこういうGvGあってこそMMOの華といったところか。
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ということでだ。
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VVIPではサークルメンバーを募集中!
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特にVVIP Brakersでは切実に募集中。
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以上。
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