マッチョなソルジャーが敵を粉砕! 破壊の快感が魅力
『RAID HQ』は、テンポのいいシューティングパートと、自分の島にさまざまな施設を建設して強化・防衛していく戦略要素を組み合わせた対戦バトルゲームだ。
開発は、『All Guns Blazing』や『Cartel Kings』という2つのアクションゲームで大きな成功を収めたEight Pixel Square。
そのノウハウを生かし、フル3Dの迫力あふれるバトルを、爽快かつスピーディーに楽しめるタイトルに仕上がっている。
序盤はNPCの島を襲撃してコインを奪い、それを使って島の防衛施設をアップグレードしていくというサイクルの繰り返し。
最初は自分のソルジャーが敵に比べてかなり強いので、何も考えずにゲームを進行していくことができる。
敵の島にはいくつかのステージがあり、1つのステージにつき、3~7回程度のバトルが展開する。プレイヤーは最大4人のソルジャーを切り替えて、敵の島に設置されている設備を破壊しながら拠点を目指していく。
バトルの制限時間は5分だが、実際にプレイしている間は2分と掛からずに終わらせることができた。本当にあっという間に敵を壊滅させられるので、かなりテンポよくプレイできる。
また、最終ステージをクリアすると、その島に関連するソルジャーカードが獲得可能だ。
敵の拠点でのバトルでは、巨大なロボットが最終兵器として登場する。両腕にそれぞれ強力な兵器を搭載しているので、うまく回避しながら戦おう。
属性がモノをいうバトルパート! 個性あふれるソルジャーたちにも注目
バトルにおいては、自分のソルジャーと敵の防衛施設のそれぞれの属性の相性がモノをいう。
属性は全部で5種類。レッド、ブルー、グリーンは三すくみの関係になっており、優位な属性であれば通常の2倍のダメージをたたき出せる。
また、イエローとパープルはお互いに対して2倍のダメージを発生させる。
ダメージ2倍! ということで、この属性の相性はかなり重要な要素となる。バトルの最中に画面から指を離すと全体の動きがスローモーションになり、別のソルジャーに交代させることができる。
HPがなくなってしまった場合でも、他のソルジャーが残っていれば作戦の続行は可能だ。
敵の島に上陸する際の着陸地帯(LZと呼ばれる)は複数あり、自分で選択することができる。
進行ルートも変わるので、排除しなければならない敵施設の種類も変化する。自分の部隊の特性に合わせて選択しよう。
ソルジャーの強化には、ランクに応じて定められた枚数の同じソルジャーカードと、属性に対応した「勲章」が必要となる。これは、敵の施設を破壊したときにその属性に応じて収集することができる。
ただし、ソルジャーのランクを上げ過ぎると、自分の部隊に加えられるMAXランクを超えてしまう。その場合はコインを使って分隊スロットのアップグレードを行おう。
ランクアップの際には、島の施設と同様に一定の時間が経過する必要がある。これは、ジェムを使って解決できるほか、動画広告を視聴して短縮できる。
時間が経過するのを待つのもアリだが、同時にレベルアップを図れるのは1人だけという点に注意してもらいたい。
いざ対戦! リーグで戦うPvPモード
自分の島のすぐそばに沈む船を修理すると、いよいよほかのプレイヤーの島へ攻め込めるようになる。
対戦といっても、お互いのソルジャーが撃ち合いでバトルを行うわけではない。マップ上の島を攻めるときと同様に、相手の島の防御施設を破壊しつつ拠点を目指すことになる。
PvPをアンロックすると自分もほかから襲撃されるようになるので、しっかりと島の防御を固めておきたいところ。
マップで自分の島を選択すれば、どのような備えになっているかを実際に攻め込んでテストすることができる。地雷やミニガンを積極的に配置して、襲撃してくる敵を苦しめよう。
防衛施設のほかに、「分隊スキル」や「基地スキル」といった要素もあり、さまざまな手段で自分の部隊そして島をパワーアップしていくことができる。一見すると大味な見た目とは裏腹に、かなり奥が深いゲームだ。
シューティングとシミュレーションという違いはあるが、プレイした感覚は『ドミネーションズ』にかなり近い。
なお、敵プレイヤーへの襲撃に成功すると、コインや石油、エリクサーといった建設資源のほかに「トロフィー」が獲得できる。
これを400個ためれば、より多くの報酬が得られるチャンスのある「リーグ」に参加できるようになる。
このリーグこそが、本作の大きな醍醐味。世界中のライバルたちを相手にしのぎを削り、トッププレイヤーそしてトップクランを目指していこう!
- 使用した端末機種:iPad mini
- OSのバージョン:iOS 9.1
- プレイ時間:約5時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:2.618
- 課金総額:0円
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