#コンパス攻略

「#コンパスカフェ」4周年!ファンに愛され続ける理由とは?

スマホゲーム『#コンパス』のコンテンツカフェである「#コンパスカフェ」。2025年3月9日に4周年を迎え、今もなお『#コンパス』好きが集まる場として賑わい続けている。その魅力や愛され続ける秘訣を、ファンの方や担当者に伺いながら分析していく。

リピーター続出!「#コンパスカフェ」の魅力を多方面から紐解く!!

「#コンパスカフェ」とは、ゲームアプリ『#コンパス』が好きな方が集まる常設のコンテンツカフェ。

池袋・大阪の2店舗をかまえており、2025年3月9日には4周年を迎えた。

『#コンパス』とは?

NHN PlayArtが手掛けるスマホアプリ『#コンパス 戦闘摂理解析システム』は、2024年12月に8周年を迎えた3vs3の対戦型アクションゲーム。

45を超えるオリジナルヒーローに加えて、30以上のコラボ作品から40人以上のコラボヒーローが登場し、個性豊かなヒーローとともに奥深いバトルが楽しめる。

今年4月にはテレビアニメ『#コンパス2.0 戦闘摂理解析システム』の放映も開始されるなど、多方面で盛り上がりを見せている。

単一のスマホゲームをテーマにした常設カフェは非常に珍しく、特に『#コンパス』のファンの熱量は驚くほどもの。

その盛り上がりは、XをはじめとするSNS上にもあふれるほどになっている。

X上のさまざまな投稿のなかでも特に目を引きつけられたのは、素敵な#コンパスカフェレポ漫画を発信されているGiGiさん。今回、お声がけして文面にてインタビューさせていただいた

これまで100回以上はカフェに行っていると話すGiGiさん。

毎月変わるマンスリーメニューやメニューの注文でもらえる描き下ろしイラストのコースターを楽しみに、カフェオープン当初から通い続けているという。

とにかくメニューがかわいくて作り込まれているところが好き」で、ヒーロー(キャラクター)のさまざまな要素を盛り込まれたひと皿に、どんな意味が込められているかを考えながら食べるの楽しいそうだ。

ここでは要約させていただいたが、GiGiさんからはカフェ愛いっぱいのご回答をいただいている。その全貌は記事の最後にて紹介しているので、生の実際の声を見たい方はそちらをチェックしてみてほしい

GiGiさんのレポ漫画が気になった方はこちら

一度足を運んだファンの心をここまで鷲づかみにする「#コンパスカフェ」。

その魅力の謎を解明すべく、まずは現地「#コンパスカフェ in 池袋」へと向かった。

現地ファンに聞いた「#コンパスカフェ」の魅力とは?

エレベーターから降りると、すぐに迎えてくれるのはカフェ衣装のVoidoll。

カフェ前にはオープンを心待ちにするファンで列ができていた。

カフェ内では、『#コンパス』のヒーロー(キャラクター)をモチーフにしたフードやドリンクを楽しめるのはもちろん、グッズを購入したり寄せ書きしたり『#コンパス』でバトルして楽しんだりできる空間になっている

カフェで着席すると、まずは食べたいメニューを注文して食事タイム。

食事が落ち着いてくると、ファン同士の交流が誰に言われたでもなく行われていく。

交流のなかで何人かの方々にインタビューさせていただいたので、現地の生の声をご紹介していこう。

自然に交流が生まれるすごいカフェ

最初にお話を伺ったのは、カフェには10回以上通っているというコラプスとコクリコ、クー・シーのグッズをズラッと並べながらカフェを楽しんでいた3人組の方々

冒頭のGiGiさんと同様に、コースターを目当てにカフェへと来店したと話す御三方。

コラプスのコースターが実装されてからカフェに通い始めて、コースターを100枚集めたことがもっとも印象に残るカフェエピソードとのこと。

カフェでの交流がきっかけで一緒に『#コンパス』をプレイするようになった友だちができたこともあるそうで、自然に交流が生まれるのが「#コンパスカフェ」のすごいところだと話してくれた。

それぞれの席には「交流OKカード」というものが用意されており、これをアクリルボードに挟んでおくだけで声をかけてもらえるようになるそう。もちろん、このカードを掲げずにカフェを堪能することも可能だ

また、推しヒーローのグッズをテーブルいっぱいに広げてもOKなことも、ほかのカフェにはない魅力だそう。

自分の推しへの愛を自由に表現しながら、他のファンとも共感し合えるのが、カフェの魅力のひとつになっているのだろう。

#ナタデココンパス(立方体型のぬいぐるみ)についたかわいらしい被り物は、自身の手で製作されたものとのこと!会話はもちろん、グッズからも推しヒーローへの愛の深さが伝わってくる方々だった

味で通いたくなるカフェ

この日は友だちのコースター集めのためにひとりで来たと話す、ルチアーノ推しの方にもインタビュー!この方も写真のとおり、コースターの数ほどカフェには足を運んでいるとのことだった

カフェで最も印象に残っているのは、たまたま『#コンパス』のリアルイベントのMCでおなじみのコットン太郎さんの来店イベントとカフェに行こうとしていた日が重なって、カスタムバトルでも同じチームに入って勝利できたことと話してくださったルチアーノ推しの女性。

カフェに足繁く通うのは、交流ができたり実際に目でグッズを見て買えたりすることもあるが、一番の理由はメニューの味だそう。

これまで数多く食べてきたメニューのなかで、もっとも気に入ったのが「【イグニス】行きつけの店のベーグルサンド」で、復刻登場を心待ちにしているとのことだった。

フードメニューの最上部にあるのが、イグニスのベーグルサンド。どのメニューも目でも楽しめるビジュアルに仕上がっている

このメニューだが、冒頭で紹介されたGiGiさんのレポ漫画でも紹介されており、GiGiさんも歴代でもっとも好きなメニューとして挙げられていた。どんな味だったのかが気になる……!

一般的なコンセプトカフェだと、味よりも見た目が重要視されているような印象があるが、味でもファンを鷲づかみにする「#コンパスカフェ」。

そのメニューがどのように生み出されているかを紐解くべく、NHN PlayArtの「#コンパスカフェ」担当者であるSさんにコンタクトをとり、謎に包まれた「試食会」に特別にお邪魔させていただいた。

試食会に潜入!「#コンパスカフェ」は料理に一切妥協なし

今回同席させていただいたのは、ファンの方々からのアイディアメニューを実際にカフェメニュー化する会。

試食会には、Sさんとカフェの運営などに携わっている株式会社エスエルディーのみなさんで行われていた。

定期的に募集されるアイディアメニューは、すべての案に目を通したうえで決定するのだそう。

本会では、デルミン(写真左上)・イグニス(写真中央上)・アダム(写真右上)・勇者(写真左下)・まとい(写真中央下)・ソーン(写真右下)のヒーロー(キャラクター)をモチーフにしたメニューの最終調整が行われた(※)

※写真は開発段階のものであり、実際の商品と異なります

まずはビジュアルについて、企画案とのズレがないか、全体的なボリューム感などをひと通り確認していく。

フードや装飾の色味ひとつをとっても、立ち絵や企画案と何度も比べながら吟味している様子に、ただならぬこだわりを感じた。

まといモチーフのフードメニュー「火薬の調整 小籠包スープ」に付く敷物の色味を確認。コンセプトとなるヒーローのイメージに近づくよう、わずかな色の違いでも一切妥協なし!

こちらは、デルミンのチャイナ衣装をモチーフにしたドリンク。素人目ではすでにドリンクにイメージがしっかり載っているように見えたが、もう少し青が映えるように……など、細かな修正がいくつも入っていく

こちらはアダムをモチーフにしたフード。このメニューでは、リボンの付け方にまで調整が入っていた。試作メニューについていた小物、時には手作りして用意することもあるのだそう

続いては実食。

味はもちろんだが、一品食べきった際の満足感を確認するためにも、極力すべてのメニューを完食しているのだそう。

印象的だったのは、辛いものはまったく食べられないというSさんが、味の完成度を高めるために、ラー油に挑戦する姿。

辛さに悶絶しながらも、エスエルディーさんの意見も聞きつつ、誰が食べてもおいしいメニューを突き詰めていた。

ファンへのインタビューで多くの声が上がっていた「味が美味しい」という「#コンパスカフェ」の魅力の影には、ただならぬ制作の努力があるようだ。

試食会を経て、最終的に提供されたのが写真のフード&ドリンクたち!試食会段階からは使用する素材にも一部変更が加わっていて、見栄えが何段階も磨き上がっているのがわかる

担当者にインタビュー!「#コンパスカフェ」へのこだわり

試食会と後日改めて伺ったNHNアトリエでは、NHN PlayArtのSさんエスエルディーの皆さんにインタビューのご機会もいただいたので、その模様もお伝えしていこう。

――「#コンパスカフェ」を常設施設として設置することに決めたきっかけや狙いなどをお教えください。

Sさん:エスエルディーさんが運営する「kawara CAFE」とのコラボをきっかけに、エスエルディーさんから「中長期のカフェをやりませんか?」とお声がけいただいたのがきっかけです。

ちょうどその頃、うちでも「ユーザーさんたちが集まれる場所を作りたいね」と話していたタイミングだったので、試しにやってみようという流れになりました。

ただ、長期間やれるかは未知数だったので、最初は「長くても半年ぐらい」と想定してスタートしました。

2021年3月にオープンしたんですが、ちょうどコロナ禍の影響もあって、まだ世の中が飲食に完全には戻っていない時期でした。

それでも「今を逃すと機会を失いそうだよね」ということで、オープンに踏み切った形です。

――最初は半年予定だったのですね。その後、予想以上に続いたと。

Sさん:はい。気づいたら1年、そして2年…という流れで、「あれ、もう4周年なんだ」っていう感覚でした(笑)。

来てくださるお客さまも減ることなく、むしろ増えていって、本当にありがたいです。

――メニューやイベントを決定する際に特に意識していることはありますか?

Sさん:「全ヒーローが平等にスポットライトを浴びる」ことを大切にしています。

そのため、カフェのメニューも偏りが出ないようにしています。例えば、グランドメニューでは18人のヒーローのメニューを出して、同時期のマンスリーメニューで残りのヒーローを出すという形にしています。

『#コンパス』に実装されたヒーローは、2025年6月現在でコラボヒーローも含めると92人。オリジナルヒーローだけでも47人も登場している

――ヒーローの実装日に合わせたメニューもありますよね?

Sさん:はい、実装記念日にはそのヒーローのメニューを極力出すようにしています。

カフェでメニューを頼むというのも、推しをお祝いする1つの手段として楽しんでいただけたらうれしいです。

――毎月のスケジューリングはかなり大変そうですね。

Sさん:めちゃくちゃ大変です(笑)。1つ変更すると他への影響が大きいので、本当に慎重に決めています。

グランドとマンスリーのバランス、実装時期、テーマの季節感……そのすべてを考慮して、毎回パズルのように組み立てているんです。

1年先までざっくりと決めておかないと回らなくなることも多くて。

こちらがある月の全メニュー。数多くのフード・メニューが並ぶが、【】で囲われたモチーフヒーローには一切被りがないことがわかる

――メニュー案を考える際に特に気をつけているポイントなどがあればお教えください。

エスエルディー:ストーリー性です。自分で見たり聞いたりするだけではわからないヒーローの設定や過去のストーリーがあるので、そこはSさんから聞いていて。

「このヒーローのこれをイメージして作った」というのを、お客様にわかりやすく伝えなければいけない。

そして、メニューにどれだけ多くの要素をプラスアルファで盛り込めるかというのは、これからもこだわり続けたいポイントです。

――『#コンパス』のヒーローは結構謎に包まれていることも多いですよね。

エスエルディーさん:そうですね、だからカフェ利用者のXの反応を見てはじめて発見することもありますし、Sさんから聞いたことはブラッシュアップしてメニュー開発に役立てています。

店舗を利用してくださるお客様と同じ熱量ですべてのメニューを作るというのはやはり難しいですが、なるべく自分たちもそこまで近づきたいと思っています。

公式から発表されるヒーローの情報は非常に少ないのも『#コンパス』の特徴。よくプレイしているプレイヤーでも、そのヒーローの細かな情報については知らないことも多い。ヒーロー愛が強いユーザーは、セリフやヒーローごとに用意されたテーマ曲からヒーロー像を想像したり、最近だとアニメでの登場シーンや小説などからその細かなプロフィール情報を得たりしている

――いくつものコンセプトカフェを手掛けているエスエルディーさんですが、『#コンパス』に関して他のコンテンツと感じる違いなどがあれば教えてください。

エスエルディーさん:お客様との距離感がより近いことです。

Sさんが『#コンパス』のファンだからこそ、こちらのやりたいこととユーザーさんのやってほしいことが合致していて、みなさんでつくりあげているカフェになっているんです。カフェのスタッフの方々も『#コンパス』が好きですし。

――カフェではバトルもできますからね。

エスエルディーさん:そうですね。みなさんの「好き」が集まっている場所になっていると、最初からずっと思っています。

カフェのところどころには、スタッフが描いたであろうヒーローイラストが。これらは細かく依頼をしているわけではなく、スタッフの方々が能動的にしてくれているそうだ

――4年間やってきた中で最も印象的な出来事を教えてください。

Sさん:やっぱりオープン初日の光景が強く印象に残っています。カフェが満席になって、お客様が楽しんでいる姿を実際に見たときは、「本当にたくさんの人が来てくれたんだ」と、感慨深かったですね。

――それはうれしい光景ですね。

Sさん:はい。予約が満席になっていることは事前に知っていたんですけど、実際に現場でその様子を目の当たりにするのはまた違っていて。

イベント会場のような広い空間とは違って、私たちが作った比較的小さな空間に、あれだけ人が集まってくださるというのはすごくうれしかったです。

あと、はやしP(『#コンパス』運営プロデューサー)がサプライズで来店されたんですが、案外誰にも気づかれなかったという面白い出来事もありました(笑)。お子さんも一緒でわりと目立っていたんですが、皆さんメニューやグッズに夢中で…。

――5周年に向けて、考えている挑戦や今後の展望についてなにかございましたらお教えください。

Sさん:5という数字は節目でもあるので、いつもの周年よりも何か特別なことができたらいいなと思っています。具体的にはまだこれからですが、早めに考えておこうと思ってます。

また、池袋と大阪だけでなく、将来的には他の地域にも展開できたらうれしいですね。まだ何も決まってはいませんが、全国各地のユーザーの皆さんにも楽しんでもらえる場所を作りたいなと。

――「街キャラバン」のように、地方にもカフェがあるようなイメージですね。

Sさん:そうですね。ご当地グッズを用意して、スタンプラリーのようなこともできたら楽しそうです。去年のゴールデンウィークには、東京と大阪のご当地缶バッジなども展開していたので、今後そういった要素を増やしていけたらと考えています。

――ありがとうございました!

「#コンパスカフェ」3つの特徴

最後に「#コンパスカフェ」の魅力を改めておさらいしよう。

1.ヒーローをイメージしたフード&ドリンクがいつでも楽しめる

ヒーローの約半数がモチーフとなるグランドメニューに加え、月ごとに変わるマンスリーメニューが続々と登場するため、40人以上もいるすべてのヒーローにスポットライトが当たる。

また、マンスリーメニューはファンが想像した料理が実現する、夢のある企画になっている。

2.『#コンパス』好き同士で交流しやすい空間!

来店している客同士やスタッフと気軽に『#コンパス』でバトルしたり、グッズやコースターなどを交換したりするのも、「#コンパスカフェ」の醍醐味。

ほかの客に話しかける勇気はない……という方でも大丈夫!交流の意思表示ができる札があるので、立てておけば声をかけてもらえることも

普段は画面の向こう側にいるプレイヤーたちと、同じ空間でバトルできる体験も新鮮なものになる。

3.ゲスト来店やパブリックビューイングなどで盛り上がることも

『#コンパス』には、毎月行われる大会「STARバトル」や、リアルイベントなどの公式生放送がある。

生放送は「#コンパスカフェ」の大画面モニターにて映し出されるので、『#コンパス』が好きな方と一緒に放送を楽しむことができる。

また、生放送やイベントでおなじみの人気プレイヤーや有名キャストが来店することも。

日常では味わえない記憶に残る体験になるはずだ。

GiGiさんにインタビュー!あふれる『#コンパス』愛

冒頭でも紹介した、「#コンパスカフェ」のレポート漫画をXで発信している、GiGiさんの文面インタビューの模様も紹介していこう。

「#コンパスカフェ」には行こうか迷っている方は必見だ。

――推しヒーローを教えてください。

GiGiさん:推しヒーローはイスタカです。

ですが『#コンパス』というコンテンツそのものが好きで、全員好きの箱推し状態です。

――何を目的にカフェに行くことが多いですか?

GiGiさん:新メニュー目当てで行くことが多いです。

「#コンパスカフェ」は数ヶ月毎のグランドメニューの他に、毎月変わるマンスリーメニューがあるので何度行っても飽きません。

レポ漫画を描きたいがために 新メニューを食べてるというところもありますし、コースターも結構集めているので、ハロウィンの時期は 配布期間が短いハロウィン限定のコースター目当てに行くことが多かったです。

――カフェでいちばん印象に残っているエピソード・思い出になっていることがあれば教えてください

GiGiさん:自分の考えた推しヒーローのメニューを実装して頂いたことです。「#コンパスカフェ」は定期的にメニューのアイディアを募集しているのですが最推しであるイスタカからは2品、あとはジャスティスのメニューも2品採用して頂きました。

応募したイラストそのままのメニューがお店で出てきたのを見た時は本当にうれしかったです。

こちらがイスタカモチーフのGiGiさんのアイディアから生まれた2品のレポ漫画。「【イスタカ】語りかけるはワキンヤン 魂を弔う大空サイダー」は、ワキンヤンのカード効果も注目されたドリンクになっている。GiGiさんのアイディア力にも驚く!

「【ジャスティス】座標入力完了 打てぇぇぇぃ!サイダー」は色合いも素敵なドリンクに。改めてだが、どのメニューもファンのアイディアがそのまま具現化されたようなものに仕上がっている!

カフェで隣の席の人が 私の考えたメニューをおかわりしているのを見て 1人ほくそ笑んでいました。

ヒーローのファンたちが集まって同じメニューをたくさん並べている写真や、おいしい! といった感想が流れてきたりすると ニッコリしちゃいます。

――初来店の人に向けて、おすすめの楽しみ方やメニューを教えてください。

GiGiさん:土日のお昼頃に行くと 他の『#コンパス』ユーザーとの交流を楽しめたり、お店の大きなスクリーンでカスタムバトルに参加できたりして楽しいと思います!

もちろん、交流はあまり……という方向けに 交流OK札というものもあるので 札を出しておかなければ大丈夫です。それでも声がかかることはありますが(笑)。

土日は予約で席が埋まってしまうことがあるので、予約してから行くと安心です。

平日は空いていることが多く、予約なしでもふらっと入れて席の時間も無制限の日が多いので、まったりと『#コンパス』のMVを見ながら 食事やティータイムを楽しむために行ってみたいなという方は平日に行くのもおすすめですよ。

たまに、フリー入場だと思っていたら貸し切りで入れない日もあるので 「#コンパスカフェ」公式Xの当日の運営状況を見てから行くと良いです。

カフェの中には物販コーナーもあり、カフェでしか買えないオリジナルグッズから「#コンパスマート」で扱っているグッズも買えますよ。

入店したら推しの#ナタデココンパスやアクスタを購入して、推しのメニューと並べて写真を撮ると最高の思い出になると思います!

池袋店の物販コーナーはこのような雰囲気。想像以上に多くのグッズに出会えるはずだ

メニューはすぐに変わっていってしまうので このメニューを、とは言えませんが…

個人的に、抹茶を使用したデザートやドリンクメニューがどれもおいしいと思っています。

過去のメニューなのですがまた復刻したら食べたい! と思っているのは、イグニスのベーグルサンドと零夜の抹茶ラテです。

――「#コンパスカフェ」のどんなところが好きですか?

GiGiさん:とにかくメニューがかわいく、作り込まれているところが好きです。

キャラクターをモチーフにしたメニューは見た目も華やかで、ヒーローのオリジナルコスチューム以外にも カラバリや モチーフカード、スキルや攻撃モーションなどさまざまななシーンをひと皿にまとめてくれています。

これってどこをモチーフにしてるんだろう、この食材ってこういう意味があるのかな? など、考えながら食べるとより楽しいです。

キャラクター名とメニュー名以外は書かれていないので、食べる人が想像を膨らませていけるのは『#コンパス』の細かい設定が明かされていないヒーローのことを考察するみたいでワクワクします。

ドリンクも、よくあるイメージカラーのジュースにホイップクリームを乗せただけのようなメニューではなく、1品1品をフィギュアにして飾っておきたいような豪華さがあります。

メニューにはよくキャラクターのモチーフモナカが乗っているのですが、同じキャラクターでもメニューによって違うものが使われていることが多く、コレクションして飾っておきたいくらいなんです(食べ物なので食べちゃいますが……)。

遊び心もあって、今提供されているぶれどらのラテ(7月末までの提供)は、ぶれどらのたまごのモナカが乗っているのですが色がランダムで提供されているんです。

ぶれどら実装時のたまご探しを思い出して どの色が来るかな〜とワクワクしちゃいます。ぜひガチャ感覚で注文してみてほしいです!

2025年7月までのグランドメニューがこちら。「【ぶれどら】人の子と過ごす休息 ホットラテ」を要チェックだ!

――他のゲームのコラボカフェなどと比べて良いと思う点があれば教えてください。

GiGiさん:お店が常設している、メニューの豊富さ、お店が交流の場になる、という3点です。

リアルイベントのある時期は予約が取りにくいこともありますが、お店は常設しているので池袋や大阪に遊びに行くタイミングでいつでもお店が開いている、いつでも行ける、予約が取りやすいというのがうれしいですね。

混雑時は90分毎の入れ替え制ですが、空いている時はフリー入場なのもうれしいです。

「#コンパスカフェ」はメニュー数がとにかく多く、オープン当初から通っていますが、現時点で 今まで提供されてきたメニューは約400種類以上あります(個人的にカウントした数です)。

カフェに通う目的の項目でも書きましたが、数ヶ月ごとに切り替わるグランドメニューと 毎月切り替わるマンスリーメニューがあり 常時20品程提供されています。

どんどんメニューが切り替わるので、いつ行っても新しいメニューに出会えてとても楽しいです。

お気に入りのメニューは何度でも頼みたくなってしまうのに、新しいメニューも頼まないと提供期間が終わっちゃう! というジレンマはあります(笑)。

たまに過去メニューの復刻もあるので、1度食べ逃したらもう二度と……ということはないのですが、復刻は2年後とか まだ一度も復刻したことない初期メニューとかもざらにあるくらい 膨大な数のメニューが存在します。

「#コンパスエンジョイ部」とのコラボメニューや街キャラバン連動メニューなど、ヒーロー以外のメニューがたまに出てくるのも面白いですよ。

こんなに切り替わりが激しいたくさんのメニューを作れるカフェのキッチンスタッフさんもすごいな、と思っています。

現在は9月まで「#コンパスフェス 街キャラバン2025」の開催にあわせて、ご当地フードをイメージしたメニューが約2週間ずつ期間限定登場中!

『#コンパス』は性質上、常にはじめましての人とチームを組み戦うゲームのため、お店でカスタムバトルを行うと それがきっかけで仲良くなることもあるみたいですね。

あとは痛バを持ってきている方も多いので 同じ推し同士で話が合ったり、カフェで知り合った人と仲良く〜という話はよく見かけます。

それ以外にも、STARバトルや超会議等のイベントがある日には「#コンパスカフェ」から試合を観戦できるパブリックビューイングが行われていたり、MCのコットン太郎さんやまるこさん、他コンパスで有名なプレイヤーなどがゲスト来店するイベントデーもあったりして、色々な人との交流ができる場となっています。

最近はアニメ『#コンパス2.0』の上映会も行われているみたいですよ。

携わる全員の『#コンパス』愛で迎えた4周年

今回カフェ取材や試食会、インタビューを通じて、最も強く感じたのは、ファンはもちろんのこと、Sさんやエスエルディーさん、カフェのスタッフさんなど、関わるすべての方々の『#コンパス』への愛情だ。

3vs3の対戦陣取りゲームということ、バトル中はお互いにキーを奪い合うような熱い戦いを見せているが、カフェでのファンたちは、多くの方々が初対面にも関わらず、好きなヒーローの話などでワイワイと盛り上がっているのが印象的だった。

インタビューを終えた直後に、ファンの交流が始まったことも。長年の運営でカフェには『#コンパス』が好きという共通点だけで、輪が広がりやすい雰囲気が出来上がっているように感じた

Sさんとエスエルディーさんの試食会では、最初は氷の入っていたドリンクの氷がなくなってしまうほどの長時間にわたって、さまざまな意見を出し合って想像の何倍もメニューの完成度にこだわられていた。

ファンの熱意と、運営側のこだわりが重なり合って生まれた「#コンパスカフェ」。その歩みはこれからも続いていく。

5周年に向けて、どんな“おいしい”驚きが待っているのか。今後の展開にも注目したい。

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