家なき魔法使いの信念と絆の物語
『ブランドルの魔法使い』の舞台は魔法が日常的に利用される世界。
ちょっとひねくれた魔法使い「イディオ」の、魔法探求という名の冒険を描いたファンタジーRPGだ。
ゲームはクエストとして特定の目的を果たすことで、メインストーリーを進行させていく。
街やダンジョンを周りながら、敵の撃破、お宝の探索を行っていく、RPGとして王道の要素が楽しめる作品といえるだろう。
戦略的バトルが手軽に楽しめる
戦闘はケムコおなじみともいえる、使い魔と2人1組のタッグを組んで戦うコマンドバトル。
手軽さが重視されており、オートバトルはもちろん、弱い敵とエンカウントした場合に、そもそもバトル自体をカットするような機能も搭載されている。
ザコ戦は手軽な一方で、ボス戦の戦略性はなかなか高い。
特に難易度をハード以上にした場合は、きちんと相手の行動順を見ながら、キャラクターと使い魔のスキルを駆使して戦う必要がある。歯ごたえのあるバトルも楽しめるはずだ。
レベリングは魔寄せの像で
「魔寄せの像」はダンジョン内の敵との遭遇率などを調整できるもの。
名前のとおり敵を呼び寄せることも可能で、利用すると瞬時に連続戦闘が開始される。
像はボス戦前などの要所に設置されているので、育成が足りないと感じた場合は、レベリングに活用していこう。
怪しい場所ではキャラクターを交代させてみよう
イディオ、エリウ、フィリアの3キャラクターは、フィールド内の特定の場所で効果を発揮する、特技のようなものを持っている。
特技の発動には操作キャラクターを変更する必要がある。通れないような場所があったときは、キャラクターを交代してみるといいだろう。
定番から新たなものまでやり込み要素は豊富
育成要素ややり込み要素の豊富さはケムコ作品の魅力の1つ。
本作も数えきれないほど存在しており、おなじみのものも多い。ファンなら間違いなく楽しめるはずだ。
主なやり込み要素
- マジカルガーデン:箱庭要素。畑などを設置して育てることでアイテムが入手できる
- カスタム:武器の強化要素。パラメータを上げたり、特殊効果を付与したりできる
- トロフィー:プレイ実績に応じて報酬がもらえる。実績の対象はバトルや武器強化など、多岐にわたる
- サブクエスト:街にいる人の依頼をこなすことで報酬がもらえる
- 闘技場:3連続でバトルをこなし、見事倒すことで景品がもらえる
- 魔物図鑑:出会った魔物が図鑑に追加される。詳細なデータが閲覧可能
一方で、本作の世界観に沿った新要素も存在。こうしたちょっとした変化も楽しんでいこう。
毎回非常に短いスパンで次々と新たな作品を生み出しているケムコ。
その都度、新しい物語を考えていくこともそうだが、より遊びやすいものを目指して改良し続けようとする姿勢は尊敬に値する。
少しずつ進化し続けるRPGをその目で確認してみてはいかがだろうか。
- 使用した端末機種:Galaxy S7 edge
- OSのバージョン:Android 7.0
- プレイ時間:約3時間半
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.2.8
- 課金総額:0円
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