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■ギルドマスターとは何かを検索してみた
ギルドにおけるギルドマスターとは何が必要なのか。
まぁ正解なんてどこにもない。
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動画でちらと「ギルドマスター」で検索したことがある。
そこには実写で「ギルドマスターに必要な要件」などが書いてあったので興味が沸いたので見てみた。
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初めて見た動画については、超簡単に言うと
『ギルドメンバーへの感謝を忘れない』
という内容であった。
我の感想としては具体性に欠けて、大事ではあるのだがそれは「当たり前」のことであり、あまり参考にはならなかった。
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次に見た動画はとある携帯ゲームのギルドマスターを6年続けた人の動画。
流石具体的な話が満載で、目を瞑ってもその状況が手に取るようにわかる動画だった。
ギルドマスターとして大切なものは
『人ないし人脈』
『モチベーション(目的)を作る』
というところに要約される。
この人の動画はその他にギルドメンバー管理のエクセル使用方法なども言っている。
この人脈とモチベーションというのも我も共感できる。
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こういう他のギルドマスターの話というのは面白いに尽きる。
ゲームの攻略とは違ってギルドマスターやギルド運用方法のニーズはニッチなものだと思うが、我としては楽しいに尽きる。
いつかギルドマスター会議なんかをしてみたいものだ。
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■ギルドマスターの種類
オンラインゲーム、主にMMOにハマってから20年弱。
何百のギルドを見てきた我からして、ギルドマスターを以下のタイプに区分けしてみた。
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▶︎ビジョン型
企業が目指す目標(ビジョン)を示し、進むべき方向性を明確にしてメンバーを導いていく最も前向きなタイプ。
リーダーがこのタイプの場合、目標達成までの方法や手順はメンバーに委ねるため、メンバーの自立心の向上や帰属意識の高まりが期待できる。
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▶︎コーチ型
リーダーとメンバー、1対1の関係を重要視し、リーダーがコーチ的役割を担うことでメンバー個々の目標をサポートしていくタイプ。
高いモチベーションを持つメンバーに対して効果的。
メンバーの性格や特徴、長所や短所など個性を把握し目標達成のサポートができるが、メンバーのモチベーションが低い場合は効果が薄い。
優秀なNo.2などがギルドメンバーとしている場合が多い。
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▶︎関係重視型
メンバーの感情とメンバー間の関係性を重視するなど、信頼関係を築くことで目標達成をしやすくするタイプ。
人間関係を良好な状態で維持でき心地いい環境となる反面、何かあった際の原因や責任の所在が曖昧になりやすく、コミュニケーションに時間を取られ、パフォーマンスが低下する可能性がある。
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▶︎民主型
リーダーが各メンバーの意見や提案を広く受け入れ、組織内の活動に反映させていくタイプ。
そのため、新しいアイディアの発掘が期待でき、最終的な結果よりも、メンバーが意欲的に活動に参加することなどプロセスを重視する。
ただし、無造作に意見が集まるため結論が出にくく、緊急な場合の決断が難しくなる。
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▶︎ペースセッター型
難易度の高い目標を目指す場合、リーダーがPacesetter(ペースメーカー)として具体的なお手本を見せ、メンバーにどう動けばいいのか、成功イメージを与えるタイプ。
リーダー個人のスキルが高く、メンバーも優秀であれば効果的だが、リーダーが自分と同じことを求めてもメンバーができないことも考えられ、結局リーダーがなんでも自分でやってしまう可能性がある。
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▶︎強制型
.権力や圧力といった強い強制力によって目標達成を目指すタイプです。
ギルド崩壊や他ギルドとの抗争、ゲームのラインを超えた行為などから緊急に脱したい場合に向いている。
短期間での効果を求めるため、リーダーは決定権を一人で握り、メンバーへは説明などなく即座に命令に従うことを要求する。
ただし長いことやり過ぎると不満が溜まって大きなマイナス作用となる。
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このタイプについてだが、これは実社会でも使われている。
もっと色々とタイプといえば派生すると思うのだが、実社会におけるマネジメント学とほぼ重なるのでこのように分類してみた。
※参考:識学総研「リーダーシップの種類6タイプとそれぞれの特徴」
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本来であれば
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姫プレイタイプや
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神輿担がれタイプ、何なら
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かまってちゃんタイプ、
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お兄ちゃんどいてそいつ殺せないタイプなども挙げたいところであったが、キリがなくなるのでやめておいた。
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もっとMMOっぽく面白くも書こうとも思ったのだが、あえてこの種類としたのは訳がある。
ギルド運営は会社経営やプロジェクトリーダーと何ら変わらないという事を伝えたいからだ。
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ゲームという娯楽にも関わらず、だ。
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正直ほとんどのギルドマスターが見返りを求めてプレイをしているわけではないが、心の底では割りに合わないという気持ちが少なからずあるだろう。
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冒頭にギルドマスターはギルドメンバーへの感謝を忘れてはならないと書いた。
だが我からするとそれは当たり前で、逆に言えば感謝されるギルドマスターではならない、そして互いに感謝し合う仲でなければならない、という事を言いたい。
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自分はどのギルドマスタータイプなのか、もしくは自分が所属しているギルドのマスターはどのタイプなんだろうかと考えてみると面白い。
ちなみに我を上記に当てはめようとするならば完全強制型の部類に入る(もしくは自分で書いた神輿担がれタイプ)ように見えるが、裏では非常に複合的なタイプをこなしていると自分で書いていて感じた。
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次回はこれらのタイプと問題点、我の場合について語ろう。
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以上。