まだまだ続く暑い夏……
背筋が凍るようなジャパニーズホラーで恐怖に震えてみよう!
夏と言えばやっぱりホラー。日本ならではの静かな恐怖を演出する新感覚ジャパニーズホラーアドベンチャー『ホラー夏休み – 呪われた廃虚からの脱出 -』を体験してみたので、さっそくご紹介しよう。今年は夏休みらしいイベントを体験できなかったという方は、ぜひ本作で夏ならではの恐怖を感じとっていただきたい。
横スクロール型の本格ホラーアドベンチャー
本作の特徴は、ジャパニーズホラーの恐怖を演出する美麗なグラフィックと、3D立体音響のボイス・効果音によるがリアルな臨場感だ。物語は、今年の春に高校を卒業したばかりの女子大生が、夏休みの旅行を兼ねて、考古学の実地調査のために沖縄本島の北西にとある無人島に赴くところから始まる。主人公の「石川紗季」と友人3人は船での移動中、突如発生した嵐によって全員が流されてしまう。しばらくして気がついた紗季は、はぐれた友だちを探し始める。
シンプルな操作で物語がどんどん進行していく
基本操作は、進みたい方向をタップするだけ。ロングタップした方向へ、主人公の紗季が恐る恐る廃墟の中を進んでいく。怪しい扉やアイテムなども、タップすることで中に入れたり何かイベントが発生したりするので、気になるところは徹底的に調べる必要があるだろう。
周囲を観察して気になる部分をタップしよう
漫然と歩みを進めていくだけでは、行き止まりにぶつかってしまったり、思わぬトラブルに見舞われてしまったりする。ゾクゾクするような感覚の中で、気になるポイントを探してタップしてみるのがゲームの基本だ。
ピンチになってもあきらめずに移動してみよう
ストーリーを進めていく中で、絶体絶命のピンチに遭遇する機会が何度も訪れる。でも、あきらめてはいけない。恐怖で立ちすくんでしまっては、そこで運命が終わってしまうのだ。まずは移動可能な方向をロングタップして、とにかく逃げまわってみるといい。逃げた先では、危機から脱出できるヒントが何か隠されているかもしれない。
すべての出来事はノートに記されている
ゲームを途中で中断しても、それまでに起こった出来事がノートに記されている。再開時に自分が置かれた状況を確認するのにも便利なので、攻略に詰まったらノートを開いて、この先でどのように行動するかを考えてみるのがベターだ。
何かを暗示する不気味な人形を発見!
廃墟を探索していると、とても気味が悪い人形を発見することになるだろう。この人形はアイテムとして持ち歩き、その様子をいつでもチェックすることができる。この廃墟の謎と気味が悪い人形の間には、どのような関係性があるのだろうか?
暗い部屋で1人、ヘッドフォンをつけて挑戦しよう
実際にゲームをプレイして、2時間ほどで脱出までたどり着くことができた。その間は何度も驚かされてしまい、思った以上に恐い作りになっていることが実感できた。この作品を最大限に楽しむには、できるだけ部屋を暗くしてエアコンをきかせた状態で、ヘッドフォンをして遊んでみよう。まるで自分が実際に廃墟の中をさまよっているような臨場感を、リアルな3D立体音響が演出してくれる。今年の夏の思い出に、あなたも背筋が凍るような思いをしてみてはどうだろうか?
- 使用した端末機種:Nexus 7 / iPhone 5c
- OSのバージョン:Android 5.1.1 / iOS 8.3
- プレイ時間:2時間
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.0
- 課金総額:0円
(C) Wright Flyer Studios, Inc.