シンプルだからこそ奥深いボードゲーム
『REGENCY Kings Valley』は、5×5の盤面上で、王様と家臣をモチーフにした駒を操っていくボードゲーム。
相手より先に、盤面中央の「王家の谷(Kings Valley)」と呼ばれるマスに王様の駒を移動させたほうが勝ちとなる。
シンプルなルールなのだが、自分と相手の駒の位置関係を予測しながら駒を動かす必要があり、非常に頭を使う作品となっている。
各駒は上下左右ナナメの8方向へ自在に動けるが、盤面の端や他の駒に突き当たるまでは止まれない。また、丸い駒は中央の王家の谷に止まることができない
動かしたい駒をタップし、移動先を指定する。移動できる場所にはきちんとガイドが表示されるので迷うことはない
王様の駒の対面に駒を配置しよう
駒が盤面に突き当たるまで止まれないというルール上、王家の谷に王様の駒を止めるには、対面に別の駒を配置する必要がある。
この位置取りの奪い合いが、本作の面白いところであり、先を読む力が非常に要求される点となっている。
真ん中の8マスが勝利のポイント
前の項目でも少し触れたが、王家の谷へ王様の駒を移動させるには、王家の谷の周りの8マスに駒を配置する必要がある。
ここに自分の駒が多い方が狙いやすくなるので、いかにここをとり、相手にとらせないかが勝利のカギとなるのである。
超高難易度モード「王奪還」
標準モードのHARDをクリアすると、「王奪還」モードが開放される。
これは基本ルールはそのままに、互いの王の位置だけを逆にした状態からスタートするモード。
王の位置が変わっただけなのだが、難易度が格段に上がってしまう。標準で物足りない方はこちらも遊んでみよう。
学習しながら勝つ楽しさが味わえる
小さな盤面とあまりにシンプルなルールに、もっとカジュアルなボードゲームを想像していたのだが、かなり歯ごたえのある本作。
ルール上、自分の駒を利用されてしまうこともあり、ミスが負けに直結するのがなかなか難しい。
そんなほどよいストレスを感じながらも、「王様の対面」「真ん中8マス」など、重要なポイントがわかり、ようやく勝利できたときはなかなかの達成感。
「攻略法を見つけて相手に勝つ」という、ゲーム本来の面白さを感じられる作品である。
- 使用した端末機種:iPhone 5
- OSのバージョン:iOS 9.2.1
- プレイ時間:約1時間半
- 記事作成時のゲームのバージョン:1.5
- 課金総額:0円
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