限界凸騎 モンスターモンピース NAKED【ゲームレビュー】

コンパイルハートの『限界凸騎 モンスターモンピース NAKED』は、美少女カードが多数登場する萌えカードバトルゲーム。しかし、カードのタイプや陣地、拠点の概念により、戦略性の高いバトルが楽しめる。

モンスター娘を救うため戦いの旅へ

本作は、PS Vitaで発売された『限界凸騎 モンスターモンピース』の続編に当たるタイトル。世界設定も共通していて、前作の戦いの後の世界が舞台となる。

「モンスター娘」と呼ばれる異能の種族が暮らす世界「ヤファニール」では、人間とモンスター娘が平和に共存していた。

しかしある日を境に、人間とモンスター娘の小さな争いが世界各地で頻発するようになる。

主人公のクロエは、その原因を探るため、モンスター娘のジルとともに冒険の旅に出発する……。

世界各地で起こっているモンスター娘に関するトラブルを解決しながら、ストーリーを進めていこう。

モンスター娘を使役する「マスター」を目指して、日々勉強していたクロエ。腕は未熟だが、持ち前の芯の強さで困難に立ち向かっていく

美少女の姿をした多数の「モンスター娘」カードが登場

本作の魅力の1つは、多数の美少女カードが登場することだ。

「モンスター娘」ということで、ファンタジー作品によく登場するモンスターをベースにデザインされてはいるが、怪物的要素はほぼない。

そのため、美少女ゲームとしても楽しむことができるだろう。

登場カードの一部。一応はモンスター要素が見受けられるが、元ネタもほぼわからないレベル

また、図鑑で各カードを見ていくと、妙に設定が細かいことが分かる。スリーサイズの記載もあり、推しモンスター娘で戦うのもいいかもしれない。

こちらの「サテュロス」はこのポーズが恥ずかしいらしい。こういった細かい設定が多数登場

4つのタイプのカード

ビジュアルばかりに目が行きがちだが、各カードにはタイプが設定されていて、それぞれ使い方が異なっている。

バトルの基礎となる部分なので、各カードの特徴をしっかり押さえておこう

カードのタイプ

  • アタッカー:HPとATKが高い。バトルの中心となるカード
  • シューター:ステータスは平凡だが、射程距離が長い
  • ヒーラー:ATKには期待できないが、目の前にいる味方のHPを回復できる
  • ブースター:HPもATKも低いが、目の前の味方の攻撃力をアップできる

カードにはタイプのほか、オーラや種族、リーダースキルなども設定されている。

バトルの前には、手持ちカードのステータスもしっかり把握しておきたい。

カードのステータスの見方

  1. 必要マナ:カードを使うために必要なマナ数
  2. カード名:カードの名称。モンスター名であることがほとんど
  3. レア度:カードのレア度。最高で星5つとなる
  4. タイプ:上で触れているタイプ。シューターは射程距離も記載
  5. オーラ:いわゆる属性のようなもの。バトル中のダメージには影響していない模様
  6. 種族:ドラゴンやデミヒューマンなど全8種類。主に下のリーダースキルにかかわる
  7. レベル:カードの現在のレベル。ほかのカードを合成することで上がっていく
  8. HP:カードの耐久力。0になると捨て札になり、戦線から離脱
  9. ATK:攻撃力を示す。高いほど敵に大きなダメージを与えられる
  10. MP:精神力。ヒーラーはこの数字の分だけ、味方のHPを回復できる
  11. INT:カードの知力。ブースターの補助は、INT分が味方のATKに加算される
  12. リーダースキル:デッキのリーダーにしておくことで発動する特殊能力
  13. スキル:バトル中にマナを消費して発動。敵にダメージを与えたり攻撃力をアップしたりと、効果はさまざま
  14. 才能:常時発動する特殊能力で、カードのレベルアップや同じカードの合成で開放される

タワーディフェンスと陣地取りの要素を加えた奥深いバトル

本作のバトルは、自軍と敵軍の陣地、守るべき拠点という要素によって、戦略性が高い。

まず、バトル画面の見方から紹介していこう。

画面の見方

  1. 自軍拠点の耐久力:0になると敗北となる
  2. 敵軍拠点の耐久力:先にこの数字を0にできれば、バトルに勝利
  3. デッキの残りカード枚数:これがなくなると、ユニットが出せなくなる。0になったら、拠点の耐久力を削って「リロード」しよう
  4. マナ:カードやスキルを使うためのエネルギー。1ターンに3ずつ増加していく
  5. ターン数:バトルの経過時間。1ターンごとに、各カードは1マスずつ前進していく
  6. 自軍拠点:攻撃されると上にある耐久力が減っていく
  7. 敵軍拠点:ここを攻撃すると耐久力を減らせる。バトルのメイン目標
  8. 自軍陣地:この範囲内に自分のカードを配置できる
  9. 敵軍陣地:敵はこの範囲に自由にカードを配置する

カードは自軍の陣地に配置することで「ユニット」となり、1ターンごとに1マスずつ前進していく。

ユニットは敵や拠点が射程距離に入ると攻撃し、拠点を攻撃したあとは捨て札になる。

要は「自軍拠点に敵を攻めこませず、いかに敵軍拠点の耐久力を0にするか」という部分が重要だ。

味方のカードで敵の進行を防ぎつつ、強力なカードで敵陣に切り込んでいこう。

基本はこのように、3つの列すべてに味方を配置して敵が進めないようにしておく。ここからヒーラー、ブースターで補助していこう

マナがたまってきたら、アタッカーの後ろにシューターやブースターを組み合わせるのも有効。シューターの射程距離は把握してこう

勝利のコツは、ATKが高いユニットを活用して、敵の数を減らしていくこと。

数で押して敵の対応が間に合わないようにして、そのまま拠点まで押し切ろう。

レア度が高いユニットはATKもかなり高い。助っ人に出てきたら活用したい

このように、敵拠点の目前まで大勢で詰めることができれば、勝利は目前だ

コロシアムの正式オープンにも期待

陣地取りの対戦ということで、本作は対人戦があればかなり熱そうなのだが、コロシアムはまだベータ版。NPCとの対戦のみが楽しめる。

今後、実装の予定があるかは不明だが、ぜひとも対人戦をプレイしてみたいところだ。

現在はNPCとの対戦でポイントがもらえるのみ。ランク5の段階だと、さすがにNPC相手でも勝つのは厳しかった

じっくりカードを育成したい良作

タイトルに「限界凸騎」とあるように、本作はカードのレベルを限界の100まで上げると、水着バージョンが開放される。

残念ながらレビューを作成するプレイ時間ではレベル100には到底たどり着けなかったが、公式サイトにて数枚のカードは水着バージョンが確認できるので、気になる方は見てみよう。

単なる美少女ゲームと思いきや、なかなかに奥が深いバトルが楽しめる本作。

1枚くらいはレベル100のカードを作って、水着姿を拝んでみたい。

  • 使用した端末機種:iPhone 6
  • OSのバージョン:iOS 8.4.1
  • プレイ時間:約3時間
  • 記事作成時のゲームのバージョン:1.0.5
  • 課金総額:0円

(C)2016 COMPILE HEART/HYDE